株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(10.10.07)

2007-10-09 17:13:14 | 明日のモニタリング銘柄
今日は2時半過ぎに出かけました。帰ってくるとOSCが低いのでモニターしていた3854アイルがストップ高。2150ケアネットも金曜日にOSCを49%にまで落としていたせいか大きく上げておりました。それにしては、3845アイフリークがOSCがまだ+2%の47%終了ですが火噴かず。といっても+19Kですが。

しかしながら、全体としてみると新興市場は後場は更に値を崩して、マザーズ指数のOSCが前日比-5%の77%、ヘラクレス指数のOSCも-5%の77%となり、日経ジャスダック平均も含めて、ようやく今回の上げ潮が引き始めているようです。

日経平均も同様です。OSCを6%落として62%終了です。10月3日の72%から下落一途です。しかし、9月18日を起点にしての上昇基調にあることには変わりありません。この日のOSCは45%でした。まだ17%の上にあり、終値では360円ばかり上回っております。25MAが16500円見当にありますので、これが破られない限り上昇基調です。

明日は、このモーメンタムからすると、一時かも知れませんが、調整に入る雰囲気が濃厚です。それを踏まえた上で明日のモニタリング銘柄です。

1.3845アイフリーク
 新興市場ではやはりこの株。OSCがまだ47%と控えめ。押し目があれば買いですが、上げそうで上げないのでやりにくいったらありません。大きく押された瞬間を捉えてのエントリーしかないのかも。しかしながら、新興市場がマイナスに転じるようなら、この株も道連れですのでそこは用心を。

2.6378木村化工機
 今日は寄り付き後こそ勢いが良かったものの、その後はじり貧でした。心配ありません。これがこの株のパターンなのです。今日は引けに押されましたが、それでもOSCは+1%のコンバージェンス。明日押されて、1356円という今日の安値近辺で踏ん張られるかどうか、このあたりに注目です。破られれば、もう少し日柄調整が必要かと。しかし、一発屋ですね、この株。寄り付き後の10分程度が勝負とは。

3.9793ダイセキ
 実に堅実な株です。ずっと右肩上がりでしょう。面白くもおかしくもありませんが、これほど頼りに出来る銘柄は珍しいというものです。今日は80円ばかり下げましたが、そのせいで、この株としたは珍しくOSCを57%にまで9%も落としております。2日連続マイナスというのもこのところはあまりありません。明日は更に押されたところからの押し目狙いです。9月21日にOSCを52%にまで落としております。この日の終値2910円にできるだけ引きつけての買いです。それまでは売り攻勢をかけるのもいいかも知れません。一体何をこの株に期待しているのか、我ながら分からなくなりました。

4.4062イビデン
 今日の安定度といったら、この株がピカイチでしょう。9000円を越える株が、たったの60円の値幅です。このところの大きな下げは一体全体どこにいってしまったのか?フイにこのような安定を見せるとは一体どういう了見なのか?明日はこの株にも少しは世間の冷たい風が吹きすさぶことでしょう。9000円という底を意識して下さい。これが固いようだと、明日の上げも固いです。

5.4293セプティーニ 売り
 売り。OSCは-9%の51%にまで下落。9月6日の高値の144Kはクリヤーして達成感が出ております。新興銘柄の宿命かも知れません。いわゆる、いいように弄ばれている訳です。貸借銘柄故にね。しかし、この株はサイクリックな動きをしております。今日の急落で更に売り込まれるのではないかと懸念している次第。名前の響きは筆者の好みです。イタリア風の若々しいニュアンスがありますね。

以上です。明日は前場しか見られません。その後旅立ちます。19日にまたお会いしましょう。

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新興市場はそろそろ

2007-10-09 11:23:01 | 株に出会う
これまで押され続けてきた新興市場ですが、そろそろ上値が見えてきましたので、ここら辺で上げ目途を予想してみます。マザーズ指数を例にとります。

指数値で733あたりがネックラインとなりますが、前場で709です。戻しの壁は885ポイントですが、これは前場で達成済み。この上は900ポイントです。この達成のためには指数値で後30ポイント程度の上昇がなければ頓挫しそうです。

OSCは82%で前日同値。これでも前場は切り返してきました。RSIは+1%の91%です。これは2005年12月21日の92%に次ぐ高水準です。最高値は12月20日の94%です。もう後少しの余力です。

従って、後場は900ポイントへもし到達すれば、そこからは利確の嵐が吹くのかも知れません。それ以上はテクニカルには分析不可能です。状況を例示すれば、今は2005年12月以来、山頂に久々に登って気持ちのよい風に皆さん吹かれている状態です。一部の果敢かつ命知らずの先駆者が、山頂のパゴダの尖塔まで先陣を切って登ろうとしております。大方の登頂者はあまりの無謀な振る舞いに眉をしかめつつも、もしまだパゴダに昇る梯子が混み合っていなければ、我先にと手を掛けるその瞬間を固唾を飲んで見守っております。930ポイントに届くような勢いが、後場に先物主導で機が熟すれば、山頂にたむろする数千人の群衆が我を忘れて狭い梯子に殺到するでしょう。あまりに狭いので、当然ながらダフ屋も出没します。贋の空手形です。キリスト教の免罪符のようなものでしょうか。地獄の沙汰も金次第という、例の腐敗の象徴のようなお札です。

しかし、その後がいきません。言うまでもなくパゴダの尖塔というのはとんがっております。せいぜいい数人が登るのがやっとです。しかし、そこを極めた方は、実は降りようにも降りられません。下から下から殺気だった群衆が、お札を手にかざしてまだ蟻のごとく登ってきているからです。

そうなると先陣を切ったお方は、なりふり構わずに登ってくる蟻の群衆を突き落として退路を求めます。一部の方は、蟻の一穴と言いますか、最後の抵抗にあったりします。結構痛みとかゆみが後に残ります。この一穴は。蟻とはいえ馬鹿には出来ません。アフリカの軍隊蟻の怖さは社会生物学の創始者E.O.ウィルソンが描いた通りです。人間はもとより大きな猛獣でさえやられてしまいます。数は偉大なり。呉々も軍隊蟻の出没に注意。

といった、地獄のシナリオを勝手に描いておりますが、これは持てざる者の僻み根性から出た下手な文章とお考え下さい。阿鼻叫喚の地獄絵図だけは何とか避けられるよう、非力ながら阿弥陀如来様にでもお祈りしておきます。

さて、シカゴの日経先物が17300円で返ってきたにもかかわらず、NYの変な上げ下げが効いているのか、日経平均も先物もさほど寄り付きからは上げておりません。明らかにOSCで見てもマイナスです。先物は-3%の62%、日経平均も-3%の65%です。TOPIXは-1%の76%です。これは金曜日の高値の77%からの下落は少なく、もう少し上げるかも知れません。

前場は売り持ち越しの7236ティラドを-2Kで売り、変わりに4644イマジニアでその損失分を取り返しといったところで、冴えないトレードです。まあ、この上げ地合で売り持ち越し玉がうまくさばけたことを良しとしなければなりません。

明日からヨーロッパに出かけます。ブログの更新は今晩と明日の前場終了で最後になり、10月19日まではありません。悪しからずご了承下さい。そんな訳で持ち越しをする訳にもいかず、かといってこの過熱&下落相場ではトコトン調整をするまでは売買は出来ません。よって、持ち越しなしで出かける予定です。
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