後場は、先物の気配値が弱く、そのまま13時頃までは16200円近辺まで下落。この水準は週足の一目均衡表の雲の下限に近く、間一髪崖下への転落を免れたようです。
更に、先物で見ると5日移動平均線が16480円近辺にありました。今日の前場開始早々の高値の16470円はそのあたりを意識してのことだったのでしょう。
このように参加者が意識している節目では必ず跳ね返されることは、頭の片隅に入れておいても損ではありません。ついでに、日経先物の1分足のMACDでは後場開始早々の押し目で本日一番の底(-38程度)を付けておりました。そして、13時前から切り返しに入って、それが13時30分ごろまで続いております。ローソク足でそのことを確認すると、13時頃に底値をつけ、13時半頃には16300円をマーク。一旦ピークを付けました。ゼロを少々上回ったところまでの反転でした。そして、その後押されてからは、MACDで更にゼロを上回る切り返しを見せ、14時頃に最高値の13程度を付けております。その時の最高値が16340円近辺です。
そこからは少し押されてからの反発はあるものの、引けまでに16300円を回復するのがやっとの状態でした。結局、終値は16300円割れの16280円です。
ジェイコム君が一番頼りにしているのがこの先物の動きです。彼は動物的とも言える勘で、先物の切り返しタイミングをその日の上昇銘柄ですばやく察知し、頭より先に手が動いていると言われております。実際に先日テレビでその動きを見ましたが、楽天のマーケットスピードでの発注入力はまさに息もつかさぬ早さでした。ほんの0.5秒程度でパスワードも含めて入力完了し、発注を済ませておりました。あれは、まさに神業と言えるのかも知れません。逆に言うと、彼はそこまで相場に神経を集中させております。その結果があの大勝利です。そして、何よりも感銘を受けたのは、場が終わってから30分程度、その日のトレードの反省を黙想しながら行っているそうです。
また、自分でこのように日々反省し、新たな勉強をし続けない限り、相場には勝てないものだと断言しております。さもありなん。。。
場中は神経を極端に張りつめているため、場が終わってからは、相場のことを離れて散歩などに出かけて気分を変えているそうです。
このように張りつめた神経で、13時頃の買い時を多分察知して、彼は目星を付けていた銘柄を何万株と仕込んでいたことでしょう。ちなみに、今日の好調銘柄東芝で見ると、13時には962円の安値をマークしております。そして、14時には970円の後場の高値を付けております。その差8円。6円抜けたとして50万株(ジェイコム君ならその程度は投入するでしょう)で300万円の利益ですね。
この先物の動きをいち早く察知して買いに入るための要領は、決して物の本には書かれていないとのこと。自分で経験を積み上げて体得する以外にはないと断言しておりました。
日経平均は+2%の39%とコンバージェンスしております。新興市場はOSCを下げ、一部の押されすぎ銘柄を除いて失速しております。(3856リアルコムの後場後半から引けにかけての不死鳥のような蘇りにはビックリ)明日以降は、一部市場を主体に買い場を求めるのが良いのではないかと思います。
その一部市場にしても、NYと為替次第ではあり、また個別企業の中間決算次第ということでもあり、この発表が一巡するまでは、大きなトレンド転換まではいかないものと思います。つまり、もう少しの日柄が必要ということですね。また、例年11月はファンドの決算も絡むことであり、中旬にその年の安値をつける傾向があるようです。今年もどうやらその雰囲気が濃厚のようです。11月中旬のこの魔の押し目時期を過ぎるまでは、あまり無理をするのは禁物かと思います。
筆者も持ち越しは基本的にはしない方向です。今日も持ち越しゼロです。ひたすら場中でも先物の動きに連動しての買い時のテクニカルな条件の錬磨に努めたいと思っております。
さて、余計な前置きが長くなりましたが、明日のモニタリング銘柄です。
テクニカル用語の簡単解説
1.3856リアルコム
上にも書きましたが、316Kまで後場に落とされて、すっかり監視から外しました。引け間際に気がつけばゼロ近辺まで戻しているではありませんか。これで明日も期待が持てる終わり方となっております。引き続き注目。OSCは+5%の40%です。
2.1412チャイナボーチー
これも引き続き注目。今日、9月20日の安値の230Kをマークしました。これが抵抗線となるのか、それともそれ以前の195Kまでの下落があるのか注目。これもOSCは+3%の40%でのコンバージェンスを示現。
3.8766ミレアホールディングス
RSIが連続15%にまで落ち、OSCも+1%の34%です。4080円という9月6日の安値まで落ち込んでの反発となるのかどうか?金融株に逆風が強まっておりますので、そこは注意。8591オリックスも同様なところに追いつめられております。
4.4063信越化学
来期業績を営業利益で20%近く24日に上方修正しても、この売られ方です。それまでに業績期待で上げていたのならまだしも納得できますが、押されっぱなしでした。通信簿でオール4という普通以上の成績を挙げても、5がないという変な理由で、約束の自転車を買って貰えない子どもにチョイと似ております。OSCも33%、RSIは27%まで落ちました。ともに過去最低水準です。ここは7200円割れがあれば、下げ止まったところで有無を言わさずに買いかと。しかし、ここが株の難しいところですが、四の五の言わずに安いと思うなら買って、果報は寝て待てというのもありかと。もし地合が悪くて動きが悪いなら、最後の一人が投げきるまで辛抱強く待つのも、果報を手にする近道かも知れません。
5.5707東邦亜鉛
鉛・亜鉛の市況銘柄ですが、今日の後場の押し目の時でもジリジリと売り玉を喰い、ついに引けに+1円での終了で、OSCも+3%の49%に伸ばしております。明日もこの勢いが続くと見て、今日の1033円の時のような押し目をじっくりと待つことですね。
6.5563日本電工
後少しの辛抱です。800円割れなら文句はないのですが、今日はOSCを+1%の37%としてのコンバージェンスで、明日への期待を覗かせております。指数値では既に9月13日のレベルを10円分ばかり下回っており、機は熟しつつあります。
以上です。他にも落ちすぎの銘柄が10銘柄は下りませんが、キリがありませんので省略しました。
新興市場も1部も2部も結構派手に下げております。従って、何かをきっかけにして大きく反転する可能性も出てきました。特に1部市場。しかし、特段のきっかけがなければ、このまま下値を模索する動きとなるかも知れません。先物で16200円割れとなった時は注意。週足レベルでも下に突き抜ける水準です。今日はかろうじてここから脱出しておりました。
更に、先物で見ると5日移動平均線が16480円近辺にありました。今日の前場開始早々の高値の16470円はそのあたりを意識してのことだったのでしょう。
このように参加者が意識している節目では必ず跳ね返されることは、頭の片隅に入れておいても損ではありません。ついでに、日経先物の1分足のMACDでは後場開始早々の押し目で本日一番の底(-38程度)を付けておりました。そして、13時前から切り返しに入って、それが13時30分ごろまで続いております。ローソク足でそのことを確認すると、13時頃に底値をつけ、13時半頃には16300円をマーク。一旦ピークを付けました。ゼロを少々上回ったところまでの反転でした。そして、その後押されてからは、MACDで更にゼロを上回る切り返しを見せ、14時頃に最高値の13程度を付けております。その時の最高値が16340円近辺です。
そこからは少し押されてからの反発はあるものの、引けまでに16300円を回復するのがやっとの状態でした。結局、終値は16300円割れの16280円です。
ジェイコム君が一番頼りにしているのがこの先物の動きです。彼は動物的とも言える勘で、先物の切り返しタイミングをその日の上昇銘柄ですばやく察知し、頭より先に手が動いていると言われております。実際に先日テレビでその動きを見ましたが、楽天のマーケットスピードでの発注入力はまさに息もつかさぬ早さでした。ほんの0.5秒程度でパスワードも含めて入力完了し、発注を済ませておりました。あれは、まさに神業と言えるのかも知れません。逆に言うと、彼はそこまで相場に神経を集中させております。その結果があの大勝利です。そして、何よりも感銘を受けたのは、場が終わってから30分程度、その日のトレードの反省を黙想しながら行っているそうです。
また、自分でこのように日々反省し、新たな勉強をし続けない限り、相場には勝てないものだと断言しております。さもありなん。。。
場中は神経を極端に張りつめているため、場が終わってからは、相場のことを離れて散歩などに出かけて気分を変えているそうです。
このように張りつめた神経で、13時頃の買い時を多分察知して、彼は目星を付けていた銘柄を何万株と仕込んでいたことでしょう。ちなみに、今日の好調銘柄東芝で見ると、13時には962円の安値をマークしております。そして、14時には970円の後場の高値を付けております。その差8円。6円抜けたとして50万株(ジェイコム君ならその程度は投入するでしょう)で300万円の利益ですね。
この先物の動きをいち早く察知して買いに入るための要領は、決して物の本には書かれていないとのこと。自分で経験を積み上げて体得する以外にはないと断言しておりました。
日経平均は+2%の39%とコンバージェンスしております。新興市場はOSCを下げ、一部の押されすぎ銘柄を除いて失速しております。(3856リアルコムの後場後半から引けにかけての不死鳥のような蘇りにはビックリ)明日以降は、一部市場を主体に買い場を求めるのが良いのではないかと思います。
その一部市場にしても、NYと為替次第ではあり、また個別企業の中間決算次第ということでもあり、この発表が一巡するまでは、大きなトレンド転換まではいかないものと思います。つまり、もう少しの日柄が必要ということですね。また、例年11月はファンドの決算も絡むことであり、中旬にその年の安値をつける傾向があるようです。今年もどうやらその雰囲気が濃厚のようです。11月中旬のこの魔の押し目時期を過ぎるまでは、あまり無理をするのは禁物かと思います。
筆者も持ち越しは基本的にはしない方向です。今日も持ち越しゼロです。ひたすら場中でも先物の動きに連動しての買い時のテクニカルな条件の錬磨に努めたいと思っております。
さて、余計な前置きが長くなりましたが、明日のモニタリング銘柄です。
テクニカル用語の簡単解説
1.3856リアルコム
上にも書きましたが、316Kまで後場に落とされて、すっかり監視から外しました。引け間際に気がつけばゼロ近辺まで戻しているではありませんか。これで明日も期待が持てる終わり方となっております。引き続き注目。OSCは+5%の40%です。
2.1412チャイナボーチー
これも引き続き注目。今日、9月20日の安値の230Kをマークしました。これが抵抗線となるのか、それともそれ以前の195Kまでの下落があるのか注目。これもOSCは+3%の40%でのコンバージェンスを示現。
3.8766ミレアホールディングス
RSIが連続15%にまで落ち、OSCも+1%の34%です。4080円という9月6日の安値まで落ち込んでの反発となるのかどうか?金融株に逆風が強まっておりますので、そこは注意。8591オリックスも同様なところに追いつめられております。
4.4063信越化学
来期業績を営業利益で20%近く24日に上方修正しても、この売られ方です。それまでに業績期待で上げていたのならまだしも納得できますが、押されっぱなしでした。通信簿でオール4という普通以上の成績を挙げても、5がないという変な理由で、約束の自転車を買って貰えない子どもにチョイと似ております。OSCも33%、RSIは27%まで落ちました。ともに過去最低水準です。ここは7200円割れがあれば、下げ止まったところで有無を言わさずに買いかと。しかし、ここが株の難しいところですが、四の五の言わずに安いと思うなら買って、果報は寝て待てというのもありかと。もし地合が悪くて動きが悪いなら、最後の一人が投げきるまで辛抱強く待つのも、果報を手にする近道かも知れません。
5.5707東邦亜鉛
鉛・亜鉛の市況銘柄ですが、今日の後場の押し目の時でもジリジリと売り玉を喰い、ついに引けに+1円での終了で、OSCも+3%の49%に伸ばしております。明日もこの勢いが続くと見て、今日の1033円の時のような押し目をじっくりと待つことですね。
6.5563日本電工
後少しの辛抱です。800円割れなら文句はないのですが、今日はOSCを+1%の37%としてのコンバージェンスで、明日への期待を覗かせております。指数値では既に9月13日のレベルを10円分ばかり下回っており、機は熟しつつあります。
以上です。他にも落ちすぎの銘柄が10銘柄は下りませんが、キリがありませんので省略しました。
新興市場も1部も2部も結構派手に下げております。従って、何かをきっかけにして大きく反転する可能性も出てきました。特に1部市場。しかし、特段のきっかけがなければ、このまま下値を模索する動きとなるかも知れません。先物で16200円割れとなった時は注意。週足レベルでも下に突き抜ける水準です。今日はかろうじてここから脱出しておりました。