金曜日の後場は、前場の終わりにかけての切り返しの勢いがそのまま、後場の寄り付きの勢いを加速し、16500円を挟んでの上昇傾向が持続。
新興市場の上昇傾向はもっと直線的であり、まさに息もつかさぬ上昇ぶりと言えました。いつ反落するのかと思って、買いを見合わせていた向きには、終わってみれば「しまった。乗り遅れた」と思わせるほどの急騰ぶりでした。マザーズ指数は9月18日から5割も上昇です。
ここまでくれば、外人買いやら年金資金の流入やらで、ますます足腰が強化されるようですので、成長性のある新興市場株を中心に押し目買いが続きながらも、本格反転は確固なものとなったものと思います。
これからは、以前と同様に1部市場だけでなく、新興市場銘柄の動静についても注意を強化していきたいと思っております。
金曜日は上場初日に250Kで売った8728M2J(マネースクウェア・ジャパン)をストップ高で買いました。持ち越しはこれだけ。誰も損をしていない状態ですので、月曜日は上昇必至でしょう。またこの好地合では、マネパと同様に、上下しながら公募価格の3倍程度までは、ヒートアップするのかも知れません。このM2J以上に人気化するのがジャスダックのNEO市場での第一号IPOのユビキタスです。この会社の利益率は驚異的。IPOは当然に申し込んでおりますが、果たして当たるかどうか。
NYダウもFOMCでの利下げを織り込みつつ、先週はその前の週の下落分の半分を取り戻しております。日本市場でも31日までは楽天相場が続く気配です。
そこで明日のモニタリング銘柄です。
1.3244サムティ
金曜日は出来高を伴い9Kの上昇ですが、公募価格の30万円からはまだ10万円もアンダー。もう少し戻してもおかしくはないと思います。
2.8591オリックス
25日の安値から切り返し、OSCも+2%の38%と復調気配。RSIはまだ3%落として15%ですが、このあたりで反発するタイミングかと。金融関連の一角ですので、刹那勝負の株ではあります。金融株は、NYでカントリーワイドが強烈に戻していることから、サブプライムの影響が一旦遠のいたとの連想から、軒並み反発するかも知れません。
3.4063信越化学
金曜日に引き続いてのモニターです。まだ大きな切り返しは不発。しかし、OSCは33%から35%に上昇。7650円あたりまではすんなりと戻してもおかしくはありません。しかし、半導体関連は、東京エレクトロンやSUMCOを始めとして、新光電工や日本碍子、イビデンなど軒並み売られております。そのあたり、この株にも余波がきておりますので注意は必要。
4.5711三菱マテリアル
9月18日に上方修正してから、770円まで伸ばしましたが、市場の低迷から671円まで落とされ、金曜日にようやく反発し、OSCを38%→43%へと戻しました。明日は、この勢いが持続しての再度の700円台回復に動くかどうか注目。
5.7202いすゞ
このところ、下値を切り下げております。RSIは5%を3日連続マーク。しかし、そろそろ反発しても良さそうです。明日は、555円を一応意識。これが破られるようだと、地合が金曜日のように好転しないと買いは入りません。貸借倍率が高いことがこのところの低迷の原因かと。その意味であまり長居は無用ではあります。
6.5541大平洋金属(10月26日下方修正注意)
OSCを25日の40%まで落としての金曜日には42%への回復で、一旦底打ちの気配濃厚。乖離幅も30円と良好。指数値は9月13日以来の低さです。久し振りの注目。
7.6217津田駒工業
9月13日頃の雰囲気に似ております。この株は数日経たないと、あの時は買い場だったのかとは気づかない、ある種不思議な株です。デイトレ向きではないのかも知れません。OSCは32%→37%と伸ばし、乖離幅も5円あり、指数値は9月12日のそれを25日に1円分下回っての、金曜日の切り返しです。RSIも21%→22%へと控えめに切り返しております。VR改も28%です。後は人気化の再燃待ちですが、決算も過ぎていることだし、チョイとその点がネックの地味系株。
8.5479日本金属工業
ステンレス市況の回復度合いに強く連動する銘柄ですが、テクニカルにはOSCを38%から41%へと上げて反発体勢にあります。
一部銘柄も金曜日の後場の上げで、このところの低迷からの脱出を示唆するテクニカルな形を示しております。しかし、明日の寄り付きにあまりに上げすぎると、月末のイベントを控えて、更に買い上がるだけのエネルギーが枯渇する恐れが大ですので、その点では控えめな上昇が望ましいのですが、そうも行かないでしょうね。
新興市場の上昇傾向はもっと直線的であり、まさに息もつかさぬ上昇ぶりと言えました。いつ反落するのかと思って、買いを見合わせていた向きには、終わってみれば「しまった。乗り遅れた」と思わせるほどの急騰ぶりでした。マザーズ指数は9月18日から5割も上昇です。
ここまでくれば、外人買いやら年金資金の流入やらで、ますます足腰が強化されるようですので、成長性のある新興市場株を中心に押し目買いが続きながらも、本格反転は確固なものとなったものと思います。
これからは、以前と同様に1部市場だけでなく、新興市場銘柄の動静についても注意を強化していきたいと思っております。
金曜日は上場初日に250Kで売った8728M2J(マネースクウェア・ジャパン)をストップ高で買いました。持ち越しはこれだけ。誰も損をしていない状態ですので、月曜日は上昇必至でしょう。またこの好地合では、マネパと同様に、上下しながら公募価格の3倍程度までは、ヒートアップするのかも知れません。このM2J以上に人気化するのがジャスダックのNEO市場での第一号IPOのユビキタスです。この会社の利益率は驚異的。IPOは当然に申し込んでおりますが、果たして当たるかどうか。
NYダウもFOMCでの利下げを織り込みつつ、先週はその前の週の下落分の半分を取り戻しております。日本市場でも31日までは楽天相場が続く気配です。
そこで明日のモニタリング銘柄です。
1.3244サムティ
金曜日は出来高を伴い9Kの上昇ですが、公募価格の30万円からはまだ10万円もアンダー。もう少し戻してもおかしくはないと思います。
2.8591オリックス
25日の安値から切り返し、OSCも+2%の38%と復調気配。RSIはまだ3%落として15%ですが、このあたりで反発するタイミングかと。金融関連の一角ですので、刹那勝負の株ではあります。金融株は、NYでカントリーワイドが強烈に戻していることから、サブプライムの影響が一旦遠のいたとの連想から、軒並み反発するかも知れません。
3.4063信越化学
金曜日に引き続いてのモニターです。まだ大きな切り返しは不発。しかし、OSCは33%から35%に上昇。7650円あたりまではすんなりと戻してもおかしくはありません。しかし、半導体関連は、東京エレクトロンやSUMCOを始めとして、新光電工や日本碍子、イビデンなど軒並み売られております。そのあたり、この株にも余波がきておりますので注意は必要。
4.5711三菱マテリアル
9月18日に上方修正してから、770円まで伸ばしましたが、市場の低迷から671円まで落とされ、金曜日にようやく反発し、OSCを38%→43%へと戻しました。明日は、この勢いが持続しての再度の700円台回復に動くかどうか注目。
5.7202いすゞ
このところ、下値を切り下げております。RSIは5%を3日連続マーク。しかし、そろそろ反発しても良さそうです。明日は、555円を一応意識。これが破られるようだと、地合が金曜日のように好転しないと買いは入りません。貸借倍率が高いことがこのところの低迷の原因かと。その意味であまり長居は無用ではあります。
6.5541大平洋金属(10月26日下方修正注意)
OSCを25日の40%まで落としての金曜日には42%への回復で、一旦底打ちの気配濃厚。乖離幅も30円と良好。指数値は9月13日以来の低さです。久し振りの注目。
7.6217津田駒工業
9月13日頃の雰囲気に似ております。この株は数日経たないと、あの時は買い場だったのかとは気づかない、ある種不思議な株です。デイトレ向きではないのかも知れません。OSCは32%→37%と伸ばし、乖離幅も5円あり、指数値は9月12日のそれを25日に1円分下回っての、金曜日の切り返しです。RSIも21%→22%へと控えめに切り返しております。VR改も28%です。後は人気化の再燃待ちですが、決算も過ぎていることだし、チョイとその点がネックの地味系株。
8.5479日本金属工業
ステンレス市況の回復度合いに強く連動する銘柄ですが、テクニカルにはOSCを38%から41%へと上げて反発体勢にあります。
一部銘柄も金曜日の後場の上げで、このところの低迷からの脱出を示唆するテクニカルな形を示しております。しかし、明日の寄り付きにあまりに上げすぎると、月末のイベントを控えて、更に買い上がるだけのエネルギーが枯渇する恐れが大ですので、その点では控えめな上昇が望ましいのですが、そうも行かないでしょうね。