日経平均は後場に失速。しかし今日は新興市場は連れ安することなく続伸。これは一体どうなっているのか?
マザーズ指数のOSCは4%伸ばして60%、ヘラクレス指数のそれも64%です。10月5日には82%まで上昇しておりましたが、それに比べれば過熱感もほどほどです。しかし、22日と19日につけた直近のOSCは抜け切れていないことにも注意。つまり、更に伸びる勢いはまだ示していないのですね。マザーズ指数で後2%の伸び、ヘラクレス指数は1%の伸びで並びます。それを越えるようだと、更なる高見へと駆け上がる可能性も出てきました。
明日はマネースクウェア・ジャパン他の新規公開がありますが、M2JとQUICK社が略称で呼んでいるマネースクウェア・ジャパンが実は1つ久し振りに当たりました。しかも、マイナー?(失礼)な岩井証券でです。と言う訳で1つ楽しみが出来ました。
明日のモニタリング銘柄は、困ったことに、市場によって分けて考えなければならないのかも知れません。日経平均のOSCは-4%の37%に落ちましたが、これは実に8月20日以来の出来事です。その前日の8月17日ですら30%でした。ここから落ちるような気配ですが、銘柄毎に大きな濃淡があります。これは新興市場も同様です。
何だか訳が分からない相場になってきているようです。従って、今日のモニタリング銘柄は持株のブリヂストンを始め、キヤノン、トヨタが揃って討ち死に。あの昨日上げて生き返ったに見えた東芝も今日は朝から大きく沈んでおります。ナスダックがあれだけ戻しても、TDKや東京エレクトロン、それに三井ハイテック、ソニー、日立まで含めたエレクトロニクス関連銘柄の不調は一体どうした訳か?
朝、早々と損切ったブリヂストンは、横浜ゴムの好決算の連動で買われるのかと思いきや、朝の気配値から既に弱き、弱気の雰囲気でした。まあ、その日の業種別の盛衰を十分に把握してから、見切るべきものは見切らないとこういう結果となるということですね。円安方向に振れたのが影響したのでしょう。その円安効果で任天堂がストップ高でした。この銘柄は為替に大きく影響されるので、分かりやすいといえば分かりやすい銘柄ですね。昨日のOSCは53%でした。高いようですが、任天堂にしては9月12日以来の低さだったのです。チョイと失敗しました。昨日買っておくべきでしたね。
さて、複雑な方程式を解くような相場展開ですので、オシュレーター中心のテクニカル分析に限界があることも承知しておりますが、それでもこの任天堂のケースのように一定の傾向は把握できます。後は思い切って突っ込むかどうかです。
前置きが長くなりましたが、明日のモニタリング銘柄です。
1.3856リアルコム
まだ下値リスクはありますが、OSCが前日同値の35%にまで落ちた今、明日の押し目に注目。10月5日の安値の338Kは割り込みましたので、300Kに近づいてから反発に転じるかどうかです。市場の非情さを体現しているような株ですが、それ故に天の邪鬼な気持ちが生じると言うもの。
2.1412チャイナ・ボーチー
もう1つ市場に見捨てられた株。OSCの37%、RSIの28%は最低値です。指数値は9月19日に並びました。出来高は激減。こんな状態だからこそあえて注目。223K近くまで落ちるかも知れません。
3.4503アステラス製薬
今日わずか50円ですが、切り返しての5000円割れ回避を遠ざけております。武田もいい形ですが、これが明日に引き継がれるか?RSI、指数値に妙味あり。
4.1970日立プラントテクノロジー
15日に下方修正しておりますので要注意ですが、OSCが28%→34%にコンバージェンスして、RSIも18%まで落ちております。まだ下方修正度合い(約60%)の下落にまでは至っておりませんが、このコンバージェンスで明日は売り方の買い戻しでの一時的な反転があるかも知れません。そこにつけ込む戦法ですが、いわば邪道のモニタリングと言えます。
5.6674ジーエス・ユアサコーポ
長らく低迷していたこの株が、今日の引けに230円という高値を付けるとは、この地合で一体全体何があったのか?安値も3日連続で227円です。そうとうに踏み固まれたと見えます。OSCは;6%の50%に上昇。そろそろ一矢報いるか?
6.8035東京エレクトロン
チョイと異常な下げ方です。OSCは-7%の33%、RSIも-9%の25%にまで急落。RSIこそまだ下げ余地はありますが、OSCはあの8月17日よりも6%も低い値です。もちろん株価も週足はもちろん、月足でみても9ヶ月、24ヶ月平均を共に下回っております。まさに下値が見えない状態かと。まあ、RSIが10%台に、OSCが20%台に突入すれば、10月2,3日に見せた時のような反発があるかも知れません。あの時はゴールドマンかどこかがステートメントを出して買われたに過ぎませんでしたが。
7.4617中国塗料
競馬で言えば、穴っぽい銘柄としてこれを挙げておきます。OSCは6%下げてのダイバージェンスですので、1384円という今日の安値が突き崩されればまだ下に行くかと思います。指数面では9月20日頃まで降りてきておりますので、いつ何時反発に転じるのかに注目です。乖離幅が36円もあるので、この点からも注目。
8.9650テクモ
これも穴馬。OSCを8%落としての46%は、ずっと上がり馬だったこの株にとっては8月22日以来の数字です。連戦に次ぐ連戦で相当に馬体に無理が来ているようです。RSIの39%も8月21日以来。このところ随分と馬体を休ませたので、明日あたりは、どなたかが愛の鞭を一発いれてさえ頂ければ、再度奮い立つかも知れません。但し、あまり強く叩かないように。ゲーム屋さんは気むずかしい連中が多いですから。
9.5563日本電工
5000万株に迫る出来高を誇った株ですが、段々とこれも見捨てられております。しかし、何とか今日は安値更新に歯止めを掛けました。OSCは36%と落としております。これは致し方ありません。VR改が29%→40%と回復したのも良い兆候でしょう。明日、しぶとく粘って安値、高値を切り上げOSCを38%程度に伸ばすようなら、これは面白くなります。
10.7897ホクシン
一発大穴の仕手株を。まだPERが12倍ですので、もう一段買われても良さそうな気がしますが、何しろ今日はOSCを33%にまで落としております。プラス6円の429円終了です。典型的なダイバージェンス。出来高さえ伴えば上昇しますが、そうでないなら低迷します。日本電工と同じような気構えで、少しの上昇が明日も見られるならこっそりと明日も仕込んでおく手です。
11.9132第一汽船
引けにかけて海運の上昇が目立ったようです。その中では、この株が控えめな上昇ですので、明日の一発に注目。OSCは38%→40%と穏便そのものです。
以上です。持ち越しはなし。
ところで、今日のモニタリング銘柄の6378木村化工機ですが、朝方の1262円までの急降下はさすが仕手株だけのことはありました。しかも、その後の買い上がりの早いことったらありません。今度こそ、怒濤の成り売りに対して、決死の覚悟で収まったところを狙って突っ込む以外にありません。OSCは前日同値の435でまだ下げたりませんが、指数値は更に落としております。一度、見せ上げがあるかと思います。それについていくと火傷をするかも知れません。更に注目しながらのモニタリング継続です。
マザーズ指数のOSCは4%伸ばして60%、ヘラクレス指数のそれも64%です。10月5日には82%まで上昇しておりましたが、それに比べれば過熱感もほどほどです。しかし、22日と19日につけた直近のOSCは抜け切れていないことにも注意。つまり、更に伸びる勢いはまだ示していないのですね。マザーズ指数で後2%の伸び、ヘラクレス指数は1%の伸びで並びます。それを越えるようだと、更なる高見へと駆け上がる可能性も出てきました。
明日はマネースクウェア・ジャパン他の新規公開がありますが、M2JとQUICK社が略称で呼んでいるマネースクウェア・ジャパンが実は1つ久し振りに当たりました。しかも、マイナー?(失礼)な岩井証券でです。と言う訳で1つ楽しみが出来ました。
明日のモニタリング銘柄は、困ったことに、市場によって分けて考えなければならないのかも知れません。日経平均のOSCは-4%の37%に落ちましたが、これは実に8月20日以来の出来事です。その前日の8月17日ですら30%でした。ここから落ちるような気配ですが、銘柄毎に大きな濃淡があります。これは新興市場も同様です。
何だか訳が分からない相場になってきているようです。従って、今日のモニタリング銘柄は持株のブリヂストンを始め、キヤノン、トヨタが揃って討ち死に。あの昨日上げて生き返ったに見えた東芝も今日は朝から大きく沈んでおります。ナスダックがあれだけ戻しても、TDKや東京エレクトロン、それに三井ハイテック、ソニー、日立まで含めたエレクトロニクス関連銘柄の不調は一体どうした訳か?
朝、早々と損切ったブリヂストンは、横浜ゴムの好決算の連動で買われるのかと思いきや、朝の気配値から既に弱き、弱気の雰囲気でした。まあ、その日の業種別の盛衰を十分に把握してから、見切るべきものは見切らないとこういう結果となるということですね。円安方向に振れたのが影響したのでしょう。その円安効果で任天堂がストップ高でした。この銘柄は為替に大きく影響されるので、分かりやすいといえば分かりやすい銘柄ですね。昨日のOSCは53%でした。高いようですが、任天堂にしては9月12日以来の低さだったのです。チョイと失敗しました。昨日買っておくべきでしたね。
さて、複雑な方程式を解くような相場展開ですので、オシュレーター中心のテクニカル分析に限界があることも承知しておりますが、それでもこの任天堂のケースのように一定の傾向は把握できます。後は思い切って突っ込むかどうかです。
前置きが長くなりましたが、明日のモニタリング銘柄です。
1.3856リアルコム
まだ下値リスクはありますが、OSCが前日同値の35%にまで落ちた今、明日の押し目に注目。10月5日の安値の338Kは割り込みましたので、300Kに近づいてから反発に転じるかどうかです。市場の非情さを体現しているような株ですが、それ故に天の邪鬼な気持ちが生じると言うもの。
2.1412チャイナ・ボーチー
もう1つ市場に見捨てられた株。OSCの37%、RSIの28%は最低値です。指数値は9月19日に並びました。出来高は激減。こんな状態だからこそあえて注目。223K近くまで落ちるかも知れません。
3.4503アステラス製薬
今日わずか50円ですが、切り返しての5000円割れ回避を遠ざけております。武田もいい形ですが、これが明日に引き継がれるか?RSI、指数値に妙味あり。
4.1970日立プラントテクノロジー
15日に下方修正しておりますので要注意ですが、OSCが28%→34%にコンバージェンスして、RSIも18%まで落ちております。まだ下方修正度合い(約60%)の下落にまでは至っておりませんが、このコンバージェンスで明日は売り方の買い戻しでの一時的な反転があるかも知れません。そこにつけ込む戦法ですが、いわば邪道のモニタリングと言えます。
5.6674ジーエス・ユアサコーポ
長らく低迷していたこの株が、今日の引けに230円という高値を付けるとは、この地合で一体全体何があったのか?安値も3日連続で227円です。そうとうに踏み固まれたと見えます。OSCは;6%の50%に上昇。そろそろ一矢報いるか?
6.8035東京エレクトロン
チョイと異常な下げ方です。OSCは-7%の33%、RSIも-9%の25%にまで急落。RSIこそまだ下げ余地はありますが、OSCはあの8月17日よりも6%も低い値です。もちろん株価も週足はもちろん、月足でみても9ヶ月、24ヶ月平均を共に下回っております。まさに下値が見えない状態かと。まあ、RSIが10%台に、OSCが20%台に突入すれば、10月2,3日に見せた時のような反発があるかも知れません。あの時はゴールドマンかどこかがステートメントを出して買われたに過ぎませんでしたが。
7.4617中国塗料
競馬で言えば、穴っぽい銘柄としてこれを挙げておきます。OSCは6%下げてのダイバージェンスですので、1384円という今日の安値が突き崩されればまだ下に行くかと思います。指数面では9月20日頃まで降りてきておりますので、いつ何時反発に転じるのかに注目です。乖離幅が36円もあるので、この点からも注目。
8.9650テクモ
これも穴馬。OSCを8%落としての46%は、ずっと上がり馬だったこの株にとっては8月22日以来の数字です。連戦に次ぐ連戦で相当に馬体に無理が来ているようです。RSIの39%も8月21日以来。このところ随分と馬体を休ませたので、明日あたりは、どなたかが愛の鞭を一発いれてさえ頂ければ、再度奮い立つかも知れません。但し、あまり強く叩かないように。ゲーム屋さんは気むずかしい連中が多いですから。
9.5563日本電工
5000万株に迫る出来高を誇った株ですが、段々とこれも見捨てられております。しかし、何とか今日は安値更新に歯止めを掛けました。OSCは36%と落としております。これは致し方ありません。VR改が29%→40%と回復したのも良い兆候でしょう。明日、しぶとく粘って安値、高値を切り上げOSCを38%程度に伸ばすようなら、これは面白くなります。
10.7897ホクシン
一発大穴の仕手株を。まだPERが12倍ですので、もう一段買われても良さそうな気がしますが、何しろ今日はOSCを33%にまで落としております。プラス6円の429円終了です。典型的なダイバージェンス。出来高さえ伴えば上昇しますが、そうでないなら低迷します。日本電工と同じような気構えで、少しの上昇が明日も見られるならこっそりと明日も仕込んでおく手です。
11.9132第一汽船
引けにかけて海運の上昇が目立ったようです。その中では、この株が控えめな上昇ですので、明日の一発に注目。OSCは38%→40%と穏便そのものです。
以上です。持ち越しはなし。
ところで、今日のモニタリング銘柄の6378木村化工機ですが、朝方の1262円までの急降下はさすが仕手株だけのことはありました。しかも、その後の買い上がりの早いことったらありません。今度こそ、怒濤の成り売りに対して、決死の覚悟で収まったところを狙って突っ込む以外にありません。OSCは前日同値の435でまだ下げたりませんが、指数値は更に落としております。一度、見せ上げがあるかと思います。それについていくと火傷をするかも知れません。更に注目しながらのモニタリング継続です。