株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(6.16.09)

2009-06-15 21:07:46 | 明日のモニタリング銘柄
欧州株も安く始まり、日経先物も9960円まで落ち、ドル・円も円高方向へと振れ、ダウ先物も更に値を落として-90ドルあたりになっており、どうやら、この調子では下落モードに突入のようです。

さて、明日のモニタリング銘柄です。( )内は今日の安値。

【強気銘柄】

1.1951協和エクシオ(910円)
2.4756カルチュア・コンビニエンス・クラブ(754円)
3.6417SANKYO(4890円)

【押し目からの反転狙い銘柄】

1.1605国際石油帝石(790K円)
2.7762シチズンホールディングス(457円)
3.6412平和(1056円)
4.4063信越化学(4660円)
5.8031三井物産(1260円)

以上です。
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宴の終焉の始まりか?

2009-06-15 11:36:29 | 株に出会う
今日のドル・円相場は朝から不安定に揺れております。まるで乱気流に巻き込まれたようです。

朝の7時半頃にかけて98.55円あたりまでは行きましたが、98.6円の節目の数字は超えられませんでした。もはやこれまでと、株式市場が始まった時に98円前半まで急落。

その後、ジリジリと98.35円レベルまで戻すも、少し円高に振れるたびに、日経の先物は売り優勢になっております。まるで、少し円安に振れたところでの買い上がりを待ちかまえるような売りです。

これは、今回の宴の終焉の始まりに見られる光景ではないかと思います。今までは、円安に振れたところで買い優勢でしたが、今日は逆ですね。

個別株も、一度はそれぞれに見せ場を作るものの、その後は時期こそ異なれ、地合の異変に合わせて下方へ下方へと押し出されている感じです。

今のところ、OSCはまだ前日同値近辺です。今までの上げの余韻は早々消え去る訳ではありません。何しろ、この3月までは押されっぱなしでした。その反動のエネルギーがまだまだこの地球には充満しております。

中国の富裕層などはインフレを恐れて、(インフレ対応で)7割が借金をして、立地のよい高額物件を買いあさっております。何やら、お金が急に信用されなくなっているようです。

先物は明らかな右肩下がりです。25本線を少し抜いては押し戻されております。典型的な下げ相場のチャートです。

持ち越しの9831ヤマダ電機は、またしても売りどころを間違って+20円で早々に撤退。その後買値には落ちて、そこからはしぶとく粘っておりましたので、そこで買い直しが正解でしたが、一旦降りた銘柄にはなかなか魅力が湧かないものです。

ということで、後場は売り優勢の雰囲気ですので、迂闊な買いモードにならないように、気持ちを切り替えたいと思っております。

ところで、今読んでいる本に凄いことが書いてあります。

この宇宙のビックバンの時の様子を見るために、膨張している宇宙を描いた映画のフィルムを逆回しにするとします。

そうすると、今は遠ざかっている天体のすべてが1点に集まってくるため、宇宙はどんどんと小さくなり密度は高くなります。そして時刻がゼロに近づくと、観測可能な宇宙全体が太陽ほどの大きさに圧縮され、その後地球ほどの大きさになり、ついでボーリングのボールほどに、更には豆粒ほどになり、ついには砂粒ほどの大きさになります。そしてとうとう、既知の宇宙全体が、一般相対性理論と量子力学とが衝突するサイズである、1センチメートルの100分の1の10億分の1の10億分の1の10億分の1のサイズになります。その時、宇宙すべてを生んだ全質量・エネルギーは、原子1個のサイズの100分の1の10億分の1の10億分の1よりも小さな空間に収まるということになるそうです。

まさにW・ブレイクの言う、1粒の砂に宇宙が宿るどころの話ではありません。膨張しながらも、これほどまでに秩序ある宇宙に我々人類が棲息していることの不思議。。。

この希有壮大とも言える宇宙の不思議な物語を目の当たりにすれば、人間社会のバブルとその崩壊の過程など、どうってことはない通常の些細なゆらぎの範囲に思えます。

市場が激変しようとどうなろうと、日々人間社会の住む風景が昨日と変わらずに存在していることに、大いなる奇跡を覚える次第。
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