株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(6.4.09)

2009-06-03 21:21:01 | 明日のモニタリング銘柄
夜に入って、欧州株が全面安のせいか、日経先物も大証終値比-70円で引けております。ドル・円は引け後に円安に振れましたが、その後は今日の前場段階の水準まで円高が進んでおります。

明日、6月4日(木)虫の日のモニタリング銘柄です。( )内は今日の安値。

【強気銘柄】

1.8591オリックス(5710円)
 今時珍しい上げパターン銘柄。それだけひねくれ小僧ということか?


【底値からの反転期待銘柄】

1.3941レンゴー(516円)
 これは円高銘柄。OSCは+2%の43%とコンバージェンス。

2.3861王子製紙(422円)
 OSC37%は2月25日以来。

3.9831ヤマダ電機(4990円)
 今日に続いての取り上げ。昨日はOSCはコンバージェンスしておりませんでした。今日は+1%の30%と復活の兆し。上げ反動での売り攻勢を明日は交わすか?

4.8732マネーパートナーズ(51300円)
 OSCは32%→40%へと急伸。マイナス終了ですがいい形です。

以上です。あまり魅力ある銘柄はありませんでした。かなり上空に飛翔している銘柄が多く、地合の悪化で一気に地上近くまで滑降する可能性も秘めております。

やはり虫の日だけのことはあります。地を這うような値動きに終始するのかも知れません。しかし、虫にしか見えない世界もありますが、虫の息という縁起の悪い言葉もあります。

養老孟司は虫好きで有名ですが、美人女性記者のインタビューを外で受けている最中に、足元の虫が気になり、その美人記者の顔をろくに見ていなかったため、後でその記者から、「あの時、虫ばっかり見ていたでしょう。」とあきれかえられたそうです。

明日は、このような養老猛司並の人生に対するさりげない禁欲と、虫に対するような執着が要請される日かと。。。
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息がまだ続いている

2009-06-03 11:19:42 | 株に出会う
GMのイベントも過ぎ、今日は円高でもあり大きく調整した方が良さそうなのに、なかなかマイナス圏へと落下しないのは、今の高度での薄い酸素に市場参加者の体が慣れてきているのかも知れません。

先遣隊の先物はジリジリと押されておりますが、日経平均とTOPIXはまだ山頂を極める勢いです。OSCを前日比+1%に押し上げて健闘中。

よく見ると、日経平均は6連騰中です。競馬でいうと、調子が良いからと言って、6週連続でレースに使うようなものです。隠れた疲労が蓄積されている筈ですから、競馬の場合はこんな無茶はしません。

日経平均はただ今9739メートルの高地にまで達しております。いくら体を慣らして来たからと言って、ここからは酸素ボンベを付けないと少々危険ですね。

問題は酸素ボンベを誰が補給してくれるのかですが、10日ほど市場から遠ざかっていた身にとっては、何にも思い当たりません。まるで痴呆状態に陥っているかのようです。

何しろ、日本のニュースはCNNでもBBCでも皆無でした。北朝鮮のあの問題がアジアでの最大のニュースでした。豚インフルエンザの日本での空騒ぎをとりあげるほど、あちらのメディアはアホではありません。

と言う訳で、今日の朝方からの円安傾向に乗じての反転タイミングには完全に乗り遅れです。途中からは一部の銘柄を除いて、利確の動きとなっておりますので、その餌食にならないように気を配っていると、下値での指し値もはばかられました。

一足先に新興市場の方は調整気味ですが、今や新興市場も相当に陰が薄くなりました。そろそろ市場そのものの監視は外そうかと思います。

まあ、ぼちぼちと焦らずに後場も臨みたいと思っております。

別に時差ボケもなく、今日の朝は定時の6時には目覚めたのですが、何しろ、あのベニスの巨艦の旅客船を思い浮かべると、相場に向かう気力がなかなか出てきません。これも旅行の良い意味での後遺症かと。。。
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市場概況(6.2.09)

2009-06-03 07:00:20 | 市場概況
6月2日(火曜日)の市場概況を確認しておきます。

◆日経先物:9710円(+20円)、OSC64%(-3%)5月20日の53%から切り返し中。指数値倍率:102(-1)
◆日経平均:9704円(+27円)、OCC65%(-4%)5月18日の46%から切り返し中。
◆日経平均指数値倍率:103(同値)数字が増えるほど上下降傾向を示します。
◆TOPIX:913.56(+1) OSC61%(-5%)5月18日の48%から切り返し中。
◆マザーズ指数:398.94(+2.24)、OSC65%(-6%)5月20日の46%から切り返し中。
◆ヘラクレス指数:602.57(-7.11)OSC75%(-12%)5月20日の55%から切り返し中。
◆ドル・円:95.7円。(91銭円高)OSC56%(-4%)5月21日の37%から切り返し中
◆米ドルLIBOR(3ヶ月もの):0.65%(前日比-0.00625%)6月1日現在。5月21日から底這い状態へ。
◆米10年債利回り:3.611%(-0.062%)
◆日経先物イーブニングセッション:9710円(大証終値比変わらず)
◆シカゴ日経先物:9750(円建て、大証終値比+40円)
◆NYダウ:8741ドル(+19ドル)OSC59%(+2%)5月21日の43%から切り返し中。

昨晩のNYダウの下落を押しとどめたのは、何と言っても、4月の中古住宅販売成約指数の前月比+6.7%という好結果です。伸び率は2001年10月以来の高水準。これで2ヶ月後の6月の中古住宅販売件数も伸びるでしょう。

ひょっとすると、筆者のアメリカ住宅価格の底打ち時期の予測の8月を前倒しする必要があるかも知れませんが、内容を見ると特に北東部(+32.6%)と中西部(+9.8%)の伸びに支えられており、ケース・シラー住宅価格指数の3月度も引き続き下落一方であり、まだまだ安心は禁物。

フィッシャーというダラス連銀総裁の、「我々は底なし沼から這い上がった」とのコメントが目を惹きます。

何時の間にやら、10年債の利回りは3.6%にもなっていることに注意。FRBによる買い取りを決めた3月中旬から1%近くも上昇。特に5月20日以降の上昇が激しい。

原油は68.55ドルと70ドル寸前です。

ドル・円は1日にOSCのピークを付けた気配ですので、円安が株高を後押しすることはなく、むしろ円高への回帰が今日の相場の足を引っ張るかもしれませんね。

なお、3ヶつきものLIBORは既に底打ちしており、1ヶ月ものはじりじり上昇しております。この値動きに同調するなら、株式市場も今度こそ頂点を打ったと言えるようです。
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