後場はじり高基調だった6月26日(金)の市場概況です。赤字部は27日朝の更新
◆日経先物:9900円(+110円)、OSC51%(+6%)6月24日の39%から切り返しに転じる。指数値倍率:100(-2)
◆日経平均:9877円(+81円)、OCC49%(-2%)6月23日の38%から切り返しに転じる。
◆日経平均指数値倍率:101(-1)数字が減るほど上昇傾向を示します。
◆TOPIX:926.8(+7.03) OSC48%(-1%)6月23日の37%から切り返しに転じる。
◆マザーズ指数:435.8(+1.32)、OSC56%(-4%)6月24日の56%から切り返しに転じたか?
◆ヘラクレス指数:645.63(+3.46)OSC56%(-5%)6月24日の52%から切り返しに転じる。
◆ドル・円:95.24円。(71銭円高)OSC41%(同値)再度円高へと向かうのか?ギリギリの攻防。更新
◆米ドルLIBOR(3ヶ月もの):0.60125%(前日比-0.00313%)6月25日現在。今週は債券買いのトレンド続く。
◆米10年債利回り:3.504%(-0.036%)-6月26日現在
◆日経先物イーブニングセッション:9900円(大証終値と同値)
◆シカゴ日経先物:9900円(円建て、大証終値比+-0)更新
◆NYダウ:8438ドル(-34ドル)OSC44%(-1%)6月24日の32%から切り返す。更新
後場も、為替の動きに連動しながら、上げ下げを繰り返す難解な相場展開でした。筆者は、サブリミナル音があちこちに響き渡るため、意図せずして、極めて脆弱な精神状態へと落とし込まれていたようです。
つまり、成り買いで突進する意欲の減退。絶好の値段で拾った玉の早期撤収という、「草食系男子の負のイメージ」が、あの前場のブログを書いたため、期せずして刷り込まれていたようなのです。
昨日の検討段階で見過ごしていた9831ヤマダ電機を、後場に気づいて追っかけるも、上へ上へと昇りつめるため、とりあえず静観。そして、13時40分頃からのこの日一番の押し目を絶好の買い場と見て、5410円の指し値はそのままにしておき程なく約定。しかし、この株、5390円まで一気に持って行かれました。
このオーバーランがあると、どうしても、その後の第2波の下げをイメージしてしまいます。実際誰でも、そのようにサブリミナル音が心の中で響き渡る悲しい習性を身に付けてしまっているのです。
「鋭角に落ちた株は、時間はかかってもある程度は戻す。」
これが、これまでの経験則だった筈です。ところが悲しいかな、このオーバーランの揺さぶりに、たったの+10円で降りてしまいました。
絶好の位置で買ったのですから、尻尾は呉れてやるという意気込みでそのままホールドすればよいものを、2分足はもとより、5分足の方も25本線を割れていましたので、このまま奈落まで転落するのではと、自然に思ってしまった訳ですね。
それ故今日の教訓は、上値を追う順張り手法と、下値をじっくり待つ逆張り手法では、約定したあとの考え方を少し変えなければならないということ。リバウンドで長い方の5分足の25日線を奪還できるかどうか、を1つの目安にした方がよいこと、この2つです。
急落局面からのリバウンドの判断は、2分足より5分足の方を見なければならない、と改めて気づいたのが今日の大きな収穫でした。
後は、順張り攻撃だった3626ITホールディングスを、1703円の大きな売り板が崩される時と、その後の2回、いずれも指し負け。この株に限らず、こうした節目を突破した時の上がり方の早いこと、早いこと。
要は、上がりの確信が持てるケースは、指し値ではなく成り買いが正しいのですが、咄嗟に成り買い注文に切り替えることができませんでした。
これも、今日の教訓でした。
「はせよ、はせよ」というハングル語風のサブリミナル音が、場が引けてからもラッパのように響き渡った、週末の株式トレードでした。(はせよ=反省せよ)
もう、こうしたたわいない話はきっぱり忘れて、よい週末をどうぞ。。。
-------27日朝のコメント-------
NYダウの値動きはたったの67ドルでした。これは2007年12月7日以来の出来事です。ベタ凪状態といってもいいでしょう。
貯蓄率は何と15年ぶりの6.9%にも達しております。これが金融機関を通じて米国債買いに回っているようです。
チョイと注目すべきは、ドイツの6月の消費者物価指数が前月比+0.2%の予想が+0.4%と倍にもなっていることです。前年比も+-ゼロです(予想は-0.1%)つまり、デフレ予想からインフレへの転換を示唆するような内容です。まだ微弱な上昇ですが、これを受けてか、原油は下げても金がなかなか下落しません。アメリカはまだマイナス基調ですので、世界の主要国でインフレが始まったとは言えませんが、これからも注目しておく必要があります。
ドルが再び不安定になってきております。中国人民銀行が、1つの通貨(ドル)が世界の金融システムを独占するのは深刻な問題がある、などとドル批判とも受け取れる発言をしたためです。
今日は、週末でもあり、たったの67ドルの振幅では、さしたるブログネタもありません。
昨日は、筆者には縁遠いものの世界の多数の人々にショックを与えた、マイケル・ジャクソン死亡のニュースにNY市場が自ずと呼応したのでしょう。この世に、むな(67)しさが蔓延してしまったようです。
◆日経先物:9900円(+110円)、OSC51%(+6%)6月24日の39%から切り返しに転じる。指数値倍率:100(-2)
◆日経平均:9877円(+81円)、OCC49%(-2%)6月23日の38%から切り返しに転じる。
◆日経平均指数値倍率:101(-1)数字が減るほど上昇傾向を示します。
◆TOPIX:926.8(+7.03) OSC48%(-1%)6月23日の37%から切り返しに転じる。
◆マザーズ指数:435.8(+1.32)、OSC56%(-4%)6月24日の56%から切り返しに転じたか?
◆ヘラクレス指数:645.63(+3.46)OSC56%(-5%)6月24日の52%から切り返しに転じる。
◆ドル・円:95.24円。(71銭円高)OSC41%(同値)再度円高へと向かうのか?ギリギリの攻防。更新
◆米ドルLIBOR(3ヶ月もの):0.60125%(前日比-0.00313%)6月25日現在。今週は債券買いのトレンド続く。
◆米10年債利回り:3.504%(-0.036%)-6月26日現在
◆日経先物イーブニングセッション:9900円(大証終値と同値)
◆シカゴ日経先物:9900円(円建て、大証終値比+-0)更新
◆NYダウ:8438ドル(-34ドル)OSC44%(-1%)6月24日の32%から切り返す。更新
後場も、為替の動きに連動しながら、上げ下げを繰り返す難解な相場展開でした。筆者は、サブリミナル音があちこちに響き渡るため、意図せずして、極めて脆弱な精神状態へと落とし込まれていたようです。
つまり、成り買いで突進する意欲の減退。絶好の値段で拾った玉の早期撤収という、「草食系男子の負のイメージ」が、あの前場のブログを書いたため、期せずして刷り込まれていたようなのです。
昨日の検討段階で見過ごしていた9831ヤマダ電機を、後場に気づいて追っかけるも、上へ上へと昇りつめるため、とりあえず静観。そして、13時40分頃からのこの日一番の押し目を絶好の買い場と見て、5410円の指し値はそのままにしておき程なく約定。しかし、この株、5390円まで一気に持って行かれました。
このオーバーランがあると、どうしても、その後の第2波の下げをイメージしてしまいます。実際誰でも、そのようにサブリミナル音が心の中で響き渡る悲しい習性を身に付けてしまっているのです。
「鋭角に落ちた株は、時間はかかってもある程度は戻す。」
これが、これまでの経験則だった筈です。ところが悲しいかな、このオーバーランの揺さぶりに、たったの+10円で降りてしまいました。
絶好の位置で買ったのですから、尻尾は呉れてやるという意気込みでそのままホールドすればよいものを、2分足はもとより、5分足の方も25本線を割れていましたので、このまま奈落まで転落するのではと、自然に思ってしまった訳ですね。
それ故今日の教訓は、上値を追う順張り手法と、下値をじっくり待つ逆張り手法では、約定したあとの考え方を少し変えなければならないということ。リバウンドで長い方の5分足の25日線を奪還できるかどうか、を1つの目安にした方がよいこと、この2つです。
急落局面からのリバウンドの判断は、2分足より5分足の方を見なければならない、と改めて気づいたのが今日の大きな収穫でした。
後は、順張り攻撃だった3626ITホールディングスを、1703円の大きな売り板が崩される時と、その後の2回、いずれも指し負け。この株に限らず、こうした節目を突破した時の上がり方の早いこと、早いこと。
要は、上がりの確信が持てるケースは、指し値ではなく成り買いが正しいのですが、咄嗟に成り買い注文に切り替えることができませんでした。
これも、今日の教訓でした。
「はせよ、はせよ」というハングル語風のサブリミナル音が、場が引けてからもラッパのように響き渡った、週末の株式トレードでした。(はせよ=反省せよ)
もう、こうしたたわいない話はきっぱり忘れて、よい週末をどうぞ。。。
-------27日朝のコメント-------
NYダウの値動きはたったの67ドルでした。これは2007年12月7日以来の出来事です。ベタ凪状態といってもいいでしょう。
貯蓄率は何と15年ぶりの6.9%にも達しております。これが金融機関を通じて米国債買いに回っているようです。
チョイと注目すべきは、ドイツの6月の消費者物価指数が前月比+0.2%の予想が+0.4%と倍にもなっていることです。前年比も+-ゼロです(予想は-0.1%)つまり、デフレ予想からインフレへの転換を示唆するような内容です。まだ微弱な上昇ですが、これを受けてか、原油は下げても金がなかなか下落しません。アメリカはまだマイナス基調ですので、世界の主要国でインフレが始まったとは言えませんが、これからも注目しておく必要があります。
ドルが再び不安定になってきております。中国人民銀行が、1つの通貨(ドル)が世界の金融システムを独占するのは深刻な問題がある、などとドル批判とも受け取れる発言をしたためです。
今日は、週末でもあり、たったの67ドルの振幅では、さしたるブログネタもありません。
昨日は、筆者には縁遠いものの世界の多数の人々にショックを与えた、マイケル・ジャクソン死亡のニュースにNY市場が自ずと呼応したのでしょう。この世に、むな(67)しさが蔓延してしまったようです。