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明日のモニタリング銘柄(6.22.09)

2009-06-21 08:36:40 | 明日のモニタリング銘柄
今の株の位置取りは、ここから更に下へと持って行かれるのか、それとも、再度呼吸を整えてから、高度1万メートルの頂上を目指すのかの瀬戸際です。

というのも、OSC分析で見る限り、今回の3月からのベア・マーケットラリーは、3月10日のOSC42%が出発点でした。その後4月28日の連休前に、同じ42%まで落として一息入れ、連休中に大きな買い上がりを見せ、5月18日に46%まで落として小休止し、そこから6月1日の69%にまで買い上がったところで、通常は再度の小休止を見せるところでしたが、目の前に頂上が見えたため、いわば、火事場の馬鹿力を相場全体が発揮。さすがに、その反動でOSCが46%にまで急落したのが現状です。

今週が、再度の1万メートルアタックのための重要な時期となります。これに失敗すると、燃え尽き感が市場に広まり、更なる休息が必要となりますが、その下値の目安は高値からの38.2%押しの9350円まで。これまでも切ると、もう精根尽き果てるものと思われます。

日経平均中期波動分析で示したルールからすると、先週金曜日は高値・安値ともに前日を上回りましたが、肝心のOSCが46%と落ち込んだため、いきなり強気モードで突っ走った場合は、迂闊には突っ込まないのが原則です。OSCで51%を上回り、かつ高値・安値ともに上回ることが見えてから買いに入ってホールド、という対応が良いかと思います。

さて、その6月22日(月)のモニタリング銘柄です。( )内は金曜日の安値。

【強気銘柄】

1.4901富士フイルム(2830円)
2.5333日本碍子(1780円)
3.9831ヤマダ電機(5130円)

【押し目からの反転期待銘柄】

1.7762シチズンホールディングス(442円)
2.6581日立工機(810円)
3.6753シャープ(1002円)
4.4911資生堂(1548円)
5.9022東海旅客鉄道(610K円)
6.5201旭硝子(724円)
7.3715ドワンゴ(142600円)
8.6871日本マイクロニクス(1350円)

以上です。

特に押し目からの反転狙い銘柄は、前日の安値を大きく抜かれると、更に下に持って行かれますので、そこは注意。逆に強気銘柄も、地合によっては一呼吸おく可能性があります。前日高値を上回れなかった時の「失速」に注意。いずれにしても、OSCの上げ具合で騰勢を計ります。

TOPIXコア銘柄の大型株が金曜日は比較的健闘しております。これの続伸が続くのか、また、原子力銘柄の押され方が目立ちましたので、これらの反転が明日はあるのかどうか、などを注目。
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