株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(6.25.09)

2009-06-24 21:10:15 | 明日のモニタリング銘柄
明日、6月25日(木)のモニタリング銘柄です。( )内は今日の安値。

【強気買い銘柄】

1.6665エルピーダメモリ(939円)
2.6503三菱電機(563円)
3.9104商船三井(608円)
4.5802住友電気工業(955円)
5.5214日本電気硝子(920円)
6.6305日立建機(1493円)
7.7203トヨタ自動車(3580円)

【押し目からの反転狙い銘柄】

1.1951協和エクシオ(896円)
2.6753シャープ(968円)
3.9022東海旅客鉄道(604K円)
4.7014名村造船所(510円)

以上です。

結構数多くノミネーションされました。この時間(21時)ドル高気味に推移。また、米オラクルの好決算を受け、独DAXのSAPなどソフトウェア関連銘柄が上昇しております。今のところ欧州市場は切り返す動きです。
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箍が外れる。。。

2009-06-24 11:33:55 | 株に出会う
タイトルの字は「タガ」と読むようです。筆者もビジネスレターでは使った記憶がありません。「お前最近、箍がゆるんでいるぞ!」と言った表現を通常はしますので、この表現をそのまま手紙にしたためるというのは、ビジネスの局面ではまずありません。

ところが、あの与謝野晶子・鉄幹の孫で、由緒あるこの国の財務大臣が、まさかの箍外しを行ってしまったものですから、もう今日の株式市場はひとたまりもありません。

彼は、骨太の方針09とやらを巡り、社会保障費の2千2百億円の抑制を行わないという、一筆をしたためたのです。さすが文書にするとは歌人の末裔らしいやり方ですね。多分、内容は次のようなものでしょう。

「今般、我が輩は清水の舞台から飛び降りる覚悟で、歳出削減の箍を外すことをここに誓います。どうせ先は長くはありません。また我が方も気がつけば「後期高齢者」の仲でした。ここは偉大なる祖父母に習って、歴史に残る書面をしたためることとしました。後世の人々が、与謝野の名前を「箍外しの名人」として、長く記憶にとどめることを、せめてもの冥土の土産にできたらと、思う次第です。はい。。。敬具。」

更に箍が外れたことを思わせる出来事が、そのまんま東知事への自民党の出馬懇願事件です。もはや、これはある種の事件ですね。ここまで自民党がコケにされるとはね。

相場の方は、寄り付きからプラス圏で推移するも、これは先日と同じように、場が始まる9時にかけて意図的に円安を仕掛け、10時の仲値決定までは何とか引っ張り、その後は、示し合わせた通りに急落を仕掛けるという、その筋のテクニックがまたも炸裂しました。

筆者は、この動きを決して明確には予測していた訳ではありませんが、怪しい勘が働き、持ち越し玉は寄り付きで売ってしまいました。今持っていれば利益なしのところでしたが、ここまで露骨に為替を操作しながら、先物主導で値を崩すとは、しかも同じ手口で。

売り目線で見ていた方はウハウハでしょうね。

6674GSユアサなど、980円割れで綺麗に25本線が抜かれ、後は絵に描いたような陥落ぶりです。これまでのこの株の偏屈ぶりを見せつけられていた筆者のような偏屈者は、にわかにはこの株の従順さを見抜くことが出来ず、いつものように疑心暗鬼となるのが分かっていたため、手をつけることは出来ませんでした。

日経平均のOSCは前日同値の38%ですが、このままマイナスで終始するなら、やはり9350円までの調整は不可避となりつつあるようです。これが10800円からの38.2%押し目ラインです。

前場は、6378木村化工機が噴き上がりかけたので858円で少々仕込むも、撤退ラインの850円が割れる時に撤退しました。この株はまだ駄目ですね。完全なサインが出てからが良さそうです。OSCは-1%の28%にまで下落の-19円です。

こういった地合では、m前日安値割れがあると、そこが節目となって大きく下落するケースが多いので、逆指し値が出来る場合は、やむなくそこにセットしておいた方が良さそうですね。
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市場概況(6.23.09)

2009-06-24 06:13:30 | 市場概況
後場は、何とか9500円を死守した6月23日(火)の市場概況です。赤字部は24日朝の更新

◆日経先物:9540円(-290円)、OSC41%(-8%)6月12日の69%から下落中。指数値倍率:104(+3)
◆日経平均:9550円(-277円)、OCC38%(-9%)6月12日の68%から下落中。
◆日経平均指数値倍率:105(+3)数字が増えるほど下降傾向を示します。
◆TOPIX:901.69(-21) OSC37%(同値)6月12日の63%から下落中。2月20日の30%以来の低さ。
◆マザーズ指数:428.44(-10.78)、OSC59%(-8%)6月15日の73%から下落中。
◆ヘラクレス指数:636.73(-15.52)OSC59%(-6%)6月15日の81%から下落中。
◆ドル・円:95.23円。(65銭円高)OSC38%(-5%)6月12日の62%からまだ円高へと下落中。更新
◆米ドルLIBOR(3ヶ月もの):0.6075%(前日比-0.0025%)6月23日現在。週明けは少し下げて始まる。債券買いのトレンドからか。
◆米10年債利回り:3.632%(-0.049%)-6月23日現在
◆日経先物イーブニングセッション:9570円(大証終値比+30円)
◆シカゴ日経先物:9550円(円建て、大証終値比+10円)更新
◆NYダウ:8323ドル(-16ドル)OSC33%(-2%)更に低下中。低位揉み合いに終始。更新

後場は予想外に堅調といったら言い過ぎですが、9500円を割り込むことなく終わっております。ほぼヨコヨコの値動きでした。ドル・円はジリジリと円高方向へと引っ張られていることを考えれば、これは健闘した部類には入るかと思います。

それもその筈、日経平均のOSCは38%となり、これは2月23日に並ぶ低い値です。その時のRSIは32%で、今日はまだ44%もありますので、落ちきっているとは断言はできませんが、一気に落としこんだので、これ以上の売り攻勢に対しては一定程度の警戒感があったためと思われます。

問題はNYダウです。OSCは35%、RSIは25%です。これは今回のベア・マーケット・ラリーが始まったその3月10日(40%と36%)よりも低い値です。つまり、テクニカルには元の木阿弥になっております。

これも一気に下げすぎた嫌いがあります。別にリーマンショックのような異変が起きた訳ではありません。「世界病院」の名誉院長あたりが、少しぼけた頭で患者の容体を率直に言っただけに過ぎません。それでも、患者本人はもとより、患者家族や友人、その他会社関係者など多数が、すわ、何事かと、様々なお見舞いを携えて、福井県の場末の薄汚い「オバマ病院」に馳せ参じたようです。

ここは、そうした方々の善意が通じて、一旦、容体、というより、本人の落ち込んだ気持ちが回復すると見て、引けにかけてプラ転した4118カネカと5631日本製鋼所を仕込みました。

もし明日、これら2つの容体が急変すれば、筆者が毒ガスにやられて放射能漏れを起こす前に、このオバマ病院から、急遽、陸空両用車(水陸ではありません。空飛ぶクルマです。)を手配して、この際、対馬方面にでも避難することにします。

急な依頼なので、チャーター料が法外に高くならなければ良いが。。。

-------24日朝のコメント-------

ダウはたったの84ドルの上下幅でほぼ膠着状態。買い上がるための条件の1つが、5月の中古住宅販売でしたが、477万件となり前月を11万件上回ったものの、予想値に5万件届かず、毒にも益にもならない数字だったことです。

為替はユーロ・ドルが、ストップロスやオプショントリガーなどのブレークポイントを次々と突破してドル安が続きました。その割には円高も進まず、95円前半でこちらも膠着。ユーロが上げたのは、利下げ終了期待の高まりがあります。金利が上がれば通貨は買われる、金利を上げると言っていないドルは売られる、というだけのこと。

円はどちらとも言えず孤立状態。何しろ、景気が良くなっても金利だけは国の膨大な借金のために上げることは出来ないのです。その意味では、この不況が続いて10年債の金利が今の1%台半ば程度の水準に未来永劫とどまって欲しいというのが、財務省や日銀の本音か。予算上は2%がMAX。これを超えると利払いにドンドン政策費用が消えます。

一体全体、誰がこんな半病人が一生続く体にしたのか?

原油は少し上げましたが、昨日の下げすぎの水準訂正程度の上げです。

なお、懸念されている米国債入札ですが、短期の2年債が好調。これが長期債にも波及し買われております。(利回り低下)2年債は中国も長期債からのシフトをしておりますので、以前から問題視はされておりません。

これ以上特に書くことがないのは、FOMCの結果発表を控えて、国債買い増しやら金利政策の動向を見極めようとの姿勢が強すぎるためですね。
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