株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(8.14.09)

2009-08-13 21:19:58 | 明日のモニタリング銘柄
明日、8月14日(金)のモニタリング銘柄です。

1.6963ローム
 OSC38%→44%へと再度切り返し軌道に。

2.3941レンゴー
 期待を裏切り続けておりますが、安値を割り込まない限り、そろそろか?

3.7915日本写真印刷
 OSC39%から43%へと伸ばしての高値引けで再度5000円乗せ。

4.8113ユニチャーム
 更にしつこく追跡。まだ安値更新中。

5.4536参天製薬
 これも好決算たたき出すも、それまでの上げすぎの反動で下げてきたが、下は2780円程度と見えるところまで来ております。

6.9438エム・ティ・アイ
 出来高少ないのが難点だが、今日は+12%もOSCを上げて47%まで来ました。明日は少し押されてからのリバウンドがあるかどうか。

以上です。

ウォルマートの好決算を受けてダウ先物は堅調です。この後の小売り売上高などに注目。

追記:小売売上高(7月)は、-0.1%で予想の+0.8%に大きく届かず。自動車を除くと-0.6%になりこれも+0.1%の予想に届かず。瞬間ドル安へ。
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力尽きる時は人間も株も同じ

2009-08-13 11:23:31 | 株に出会う
今日の前場、先物が2回ほど昨日の高値を攻略しかかって頓挫。窓埋め理論で行くと、10480円までの下落があるかも知れません。

ここが抵抗線になるのかどうか?もし、これが破られると、昨日の安値圏の10440円あたりまでは落ちる大勢です。

その中途半端な時期に、ついつい本能丸出しで、6923スタンレー電気を高値掴み。この株のLED人気の初期に買ってうまい汁を少しだけ吸い、その後の本格的な人気には完全に出遅れた「リベンジ意識」が災いしました。

先物に見事に感応する「地合感応型」の典型がこれだったという訳でした。その地合が段々と形勢が悪くなるにつれ、この株も形勢が悪くなり、当初見られていた買い上がりがすっかりなくなった時、8円安で損切り。

昨日大化けした4519中外製薬が、節目を割り込む時に売りをかけようと身構えておりましたが、今日もこの株強い。途中で買いに変更して指し直しております。こういう上がり馬は、はっきりとしたラインを突破しない限り、迂闊に高値をマークし過ぎたと思って売りに入るのは御法度ですね。

と言う訳で、先物が朝方2度も上値をチャレンジして挫折した、その動きを見ていなかったのが敗因です。皆さん、何かを手がかりにして判断しておりますので、こうした分かりやすいポイントを意識しながらチャートの流れを見るべきでした。

と言う訳で、前場は先物がとりあえず力尽きつつありますが、OSCを見ると各市場とも前日よりプラスに伸ばしております。マザーズだけは少しマイナスですので、OSCは52%で前日同値ですが。

NYダウが、昨日はさしたる材料もなく上げておりますが、それでも7日の高値を抜け切れておりません。この後、この高値を抜けるかどうかが焦点ですが、一応証券会社の見立てでは、8月1日三菱UFJ証券が、(今後数ヶ月の)ダウの高値として9422ドルを予想していることをお伝えしておきます。

何じゃ?既に達成しているではないか。

なお、中国がまたまた恣意的なバブルを演じております。何でも、10月1日の革命60周年までは、このバブルが弾けることはないと、全人民が信じているようなのです。

昨年も北京オリンピックまではバブルが崩壊することはないと言われながら、その前に弾けましたね。今年もおなじ事になるのかも知れません。

また、9月はアメリカの株式市場にとっては最悪のパーフォーマンスを過去記録しているようですので、そろそろ、どこがピークか、どの市場も2-3度はピーク値を攻略しにかかる筈です。今日の前場の先物がそれの小さい規模での現象ですね。

人間も株も2-3度チャンスを貰って、それでも期待に応えることが出来なければ、運に見放されることは同じかと。。。

しかし、「期待に応えること」 これは難しいですよ。筆者など、「早く環境のもっとよいところに引っ越ししたい」という家人の「期待」に応えられないまま、この通り、右往左往している始末ですから。

そもそも、株で「あぶく銭」をせしめようと言う魂胆が、天に向かってつばを吐くようなことかも知れませんね。

後場は、こうした災厄が我が身に降りかからないように心してかからねば。。。
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市場概況(8.12.09)

2009-08-13 06:06:05 | 市場概況
8月12日(水)の市場概況です。 赤字部は13日朝の更新

◆日経先物:10440円(-140円)OSC55%(-9%)8月10日の66%から下落トレンド鮮明に。指数値倍率:95(-1)
◆日経平均:10435円(-150円)OCC54%(-6%)8月3日の73%から下落トレンド鮮明に。
日経平均指数値倍率:96(+1)数字が増えるほど下降傾向を示します。
◆TOPIX:959.87(-14)OSC52%(-8%)8月3日の72%から下落トレンド鮮明に。
◆マザーズ指数:469.68(+0.48)OSC52%(+1%)8月10日の43%から上げに転じ継続中。
◆ヘラクレス指数:633.7(-3.24)OSC60%(-5%)8月3日の77%から下落トレンド線上に乗る。
◆ドル・円:96.06円(10銭の円安)OSC60%(-2%)8月7日の67%から円高へと回帰中。更新
◆米ドルLIBOR(3ヶ月もの):0.44969%(前日比-0.00469%)8月12日現在。下落継続中。0.5%以下が定着。
◆米10年債利回り:3.721%(+0.047%)-8月12日終値。
◆日経先物イーブニングセッション:10420円(大証終値比-20円)
◆シカゴ日経先物:10520円(円建て、大証終値比+80円)更新
◆NYダウ:9362ドル(+120ドル)OSC62%(-1%)7月21日の80%以来OSCは低下中で高値圏。RSIは7月30日の94%から69%に低下。更新

今日の後場は昨日と異なり、昼休み中の円高傾向を先取りして、ギャップダウンで始まるという不穏な動きでした。この嫌な雰囲気を引きずるように、一時は切り返し気配を見せた先物も、引けにかけてはジリジリと押されて、今日の安値近辺で終了しております。

日経平均ともども、最悪のパターンでの終わり方です。

後場は無理をしないスタンスで臨みましたが、前場から625円で指していた4617中国塗料が後場に約定。その後25本線を割れて来て勢いがないので結局624円で撤退。最悪の入り方でした。結局後場の安値での撤退。同値撤退も可能でしたが、地合の悪化には明日は勝てないと見ての撤退です。

地合の反逆児、9783ベネッセだけは、この後場の落下局面でもほとんど動かず。仕方なく1つくらいは持ち越しをと思い、4190円で指すもヒットせず。

持ち越しはなしです。

こんな中、完全右肩上がりの活況を呈した銘柄が1つだけありました。4519中外製薬です。これもずっと理不尽な押され方をしていた株です。今日はやっと一矢を報いましたが、この地合の中でまさかずっと右肩上がりをするとは信じられず、少し下目で指し続けましたが時間切れ。参りました。この動きは。明日は明日の風が吹くので深追いはせず。

-------13日朝のコメント-------

欧州株の1%程度の上げに続いて、ダウが息を吹き返しました。但し、8月7日の高値には届かず。

上げの理由はFOMCの声明ということではなく、高級住宅建設会社トールブラザーズや百貨店のメーシーズの好調などによるものです。つまり、住宅と小売りという、目下の最大の関心事についての明るい展望が描けたことが、その理由です。その高級住宅の契約数は何と4年ぶりの純増。保険のトラベラーズもS&Pがポジティブに格上げし上げております。

一方で、10年もの国債の入札は、応札率低下、利回り上昇と不調。原油は在庫が増えており70ドル近辺で頭を押さえられております。その他コモディティでは砂糖が28年ぶりの高値。これは天候不順での不作が原因なので気にする必要はありませんが、食糧全般で同様なことが将来起きる可能性を示唆しておりますね。

注目のFOMCでは、国債買い取りを10月末まで延長したのみ。もし増枠していればポンドのようにドルが売られたことでしょう。アメリカはイギリスの買い取りを見て問題ないとタカを括って国債買い取りを開始したものの、思わぬ市場からのしっぺ返しを受け、これ以上の買い取り枠の設定はまずいと判断したのでしょう。

つまり長期金利はやはりFRBでも制御不能だということです。グリーンスパンの時代に彼が呟いた、「何故(景気が良いのに)長期金利が低いままなのか謎である。」によく現れております。この時は中印などの低価格製品が出回る時期だったことが背景にありました。

中印の中流階級が増えていけば、かつての日本がそうだったように、段々と労働賃金そのものも上昇し、いずれ、国際競争力を失っていきます。もう、かつてのような低賃金労働という果実をとることは、今や、アジアのバングラデシュとかアフリカなどの「貧困国」以外にはありません。

長期金利の上昇により、住宅ローン金利もじわりと上昇し週間でのローン申請件数が前週の4.4%増から-3.5%へと減っております。

なお、6月の貿易赤字は270億ドルとなり5月より10億ドル増えており、若干ですが、輸入が増えつつあることも、今後の小売売上への見通しを明るくしておりますが、しかし、もう2008年7月までの600億ドルの赤字のレベルには戻らないでしょう。
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