株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(8.6.09)

2009-08-05 21:09:06 | 明日のモニタリング銘柄
場が引けて以降、多少円安へと振れており、日経先物はそのせいか40円ばかり戻しております。ユーロ圏の小売り売上高は予想を少し下回ったようですが、鉱工業生産などのイギリスの指標がよくポンドは上げております。

この後のアメリカは、ADP雇用統計(7月)が前月より少し改善して-35万人の予想を上回れるのかどうかと、ISM非製造業景況指数が良くなっているのかどうかが焦点です。

しかし、SQ前日の日本市場は安くなりやすいので注意が必要です。

さて、明日8月6日(木)のモニタリング銘柄です。

1.4091大陽日酸(OSC32%は低め、もう1段の下げからの反発あるか?)
2.6460セガサミー(1200円割れからは反発も)
3.4088エア・ウォーター(ダイバージェンス中。12日決算)
4.9983ファーストリテイリング(OSCを14%も落とすのは行き過ぎか?)
5.4617中国塗料(31日に1Q進ちょく28.6%も、OSCは26%に)
6.7717Vテク(OSC37%は31日に並ぶ。640K割れなければ。)

明日の決算は、場中に昨年開示したところでは、4403日油、4202ダイセル化学工業、1881NIPPO、4563アンジェスMG、2607不二製油、5707東邦亜鉛あたりに注目。
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弾けるような値動きがない

2009-08-05 11:30:01 | 株に出会う
梅雨が明けたと宣言しながら、来る日も来る日も、このオセアニア地方も曇り空が続いているが如くの変な相場ですね。要するにはっきりしないのです。

ここは、自称「似非トレーダー」の家人にでも、一喝させたいところですが、既に彼女、リーマンショックを待つまでもなく、その野放図な投資スタイルが災いして資金も尽きており、ここ1年ほどは細々としたトレードしかしておらず、喝を期待するのが無理というものです。

6674ユアサなどその典型です。本来なら9時半頃にかけての急落局面からは、Vの字とまでは行かないまでも、売り方に一泡吹かせる見せ場がこれまでならあったものですが、今日はそれがありません。

先物は10360円から10380円の20円の中での小動きです。

市場はマザーズ指数だけプラス。これはグリーやクックパッドの活躍が大きいのでしょう。TOPIXのOSCは前日同値の62%、日経平均も64%で前日同値ですので、とりあえずは踏ん張っている状態。

昨日、下山しかかったものの、NY方面からの風の便りで、どうやら山頂にはまだ何か落ちているらしいと思ったらしく、少し足を止めて様子を窺っているかのようです。

しかし、ここから再度急坂を登るほどの元気は、皆さん持ち合わせていないようです。ところが下から眺めても山頂の様子はよく分かりません。もし周りの人間が足早に上を目指すようなら追随しようと言う、姑息な魂胆が丸見えのような、些か邪悪な雰囲気が市場には漂っております。

前場は少し早めに9783ベネッセを売ってしまったのはいつもの通りですが、それ以外は上げそうな時に買っても、こういう地合ではろくなことがないので、下で待っているうちに単に時間だけ経過。

まさに朝から午睡に浸るかのような退屈な相場でした。

この際、仕方ありません。ここはジム・クレーマーが禁じ手と言っている、今日の場中の決算発表銘柄にでも後場は目を凝らして、何とか午睡に陥り続けることだけは避けたいと思っております。

そうなると、一気にアドレナリンが脳内にあふれ出し、その刺激で午睡どころか、脳神経の活性化作用により、5日ほど想定寿命が延びることは間違いないでしょう。

たった5日間だけ長生きして、一体全体どうするの?
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市場概況(8.4.09)

2009-08-05 06:06:39 | 市場概況
8月4日(火)の市場概況です。 赤字部は5日朝の更新

◆日経先物:10400円(+40)OSC66%(+1%)7月16日の29%から切り返し中。指数値倍率:96(同値)
◆日経平均:10375円(+23円)OCC64%(-9%)7月13日の26%から切り返し中。
◆日経平均指数値倍率:97(同値)数字が減るほど上昇傾向を示します。
◆TOPIX:959.02(+1.46)OSC62%(-10%)7月13日の26%から切り返し中。
◆マザーズ指数:461.39(-3.47)OSC50%(-10%)7月13日の36%からは依然として上昇トレンド継続。
◆ヘラクレス指数:632.24(-1.59)OSC69%(-8%)7月13日の29%から切り返し中。
◆ドル・円:95.24円(2銭円高)OSC62%(+3%)7月28日の58%から円安方向へと切り返し中。更新
◆米ドルLIBOR(3ヶ月もの):0.47063%(前日比-0.00125%)87月4日現在。下落継続中。0.5%以下が定着。
◆米10年債利回り:3.688%(+0.053%)-8月4日終値。
◆日経先物イーブニングセッション:10330円(大証終値比-70円)
◆シカゴ日経先物:10450円(円建て、大証終値比+50円)更新
◆NYダウ:9320ドル(+34ドル)OSC72%(同値)7月9日の39%から切り返し継続中。更新

今日の後場は、昼休み中に多少円安気味だったにもかかわらず、ギャップダウンして始まり、この悪い雰囲気が円高を誘い込みながら、ジリジリと値を下げていきました。

OSCは先物を除いて、軒並み大きく下落。今日はまだプラス終了しているものの、今晩あたりから風雲急を告げる動きがあるかも知れません。

持ち越しは引け際に、間一髪取り消しが間に合わなかった9783ベネッセのみ。この株は地合とは全く関係ない動きをするので、こうした微妙な時期での持ち越しはOKかも知れません。

今日は強かった2685ポイント。今日の朝から節目の値段で指していたものの、今日に限って押し目らしい押し目はなく、最後も大きく上に持って行かれて、明日はこのままギャップアップする勢いです。この株にはこのところ翻弄されました。この後遺症が仇になったようです。

今日の決算絡みの悲劇株は3941レンゴーでした。分足の軌跡をお暇な人はご覧下さい。通期や中間期はコンセンサス通りだったのが、こうしたじり安へと繋がっているようです。

ジム・クレイマーは、決算発表の時にアマチュアは決して買ってはいけないと言っておりました。瞬時に決算の数字を読むことなど出来ないということを言いたいようです。

三井物産あたりが好例でしたね。

-------5日朝のコメント-------

欧州株は小幅安、ダウも最後の引けにかけて30ドルほど切り返してプラ転。6月の中古住宅販売留保指数(購入契約段階の件数)が市場予想を大幅に超える+3.6%(予想は+0.7%)となったことが相場を支えたようです。(5月も0.1%から0.8%に修正)5ヶ月連続の前月比の増加は約6年ぶりとのこと。)

これで円売りが強まり、95円台へと再度乗せております。ドル・インデックスは77.75近辺であまり変わらず。ドルの弱い状態が続いております。

しかし、+3.6%とは驚きです。競売物件の出回りで値段が下がったためです。いずれにしても、今が買い時と見ていることになります。

なお、アメリカのPCEデフレーターが前年比-0.4%となり、物価下落圧力が相当に強いことが確認されました。但し、エネルギーと食品を除いたコアデフレーターは前年比+1.5%です。このコアが大切でありFRBも注視中。

ところで、アメリカの6月の個人所得は予想以上に-1.3%と減らしながら、個人支出は+0.4%と予想を上回っておりますが、これは景気回復局面にはよくあることです。

雇用が減り働く時間も減れば、収入が減るのは当たり前ですが、景気の恩恵を受け始めた層は、いちはやく消費を拡大させますので、この分がクローズアップされるからです。

まあ、誰しも競馬で万馬券を当てた時、ぱ~っと使うでしょう。しかし、給料が月1万円減ったと言ってもそれ以上には節約はしないでしょう。この心理ですね。

なお、原油は70ドルを大きく超えると何かと世界経済に差し障りがあるので、今日は週間在庫統計の発表を控えてという(名目で)下げておりますが、1つ、注目すべきニュースがあります。

それは、耳慣れない話ですが、過去5年間低迷していたニュージーランドの全脂粉乳という8月の乳製品価格が、7月に比べて何と25.8%も上昇したことです。これでNZドルが急上昇。何で粉乳がこんなに上昇したのかは不明。赤ちゃんが急増したという話しも筆者には伝わっておりません。

これは何かの予兆ですね。いかにも変です。

そう言えば、金も本来は原油と連れ安する筈が、昨日は10ドル上げております。これは筆者の長年の金の相場観に反する出来事です。

要するに、これからの世界はやはり「通貨」→「生活必需商品」へと資金が向かっているのではないでしょうか。

その場合の生活必需商品の第1は、何よりも可愛い「赤ちゃんの生存確保用の食料品」という訳か?! いよいよ末世が始まるのかな?
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