株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(8.26.09)

2009-08-25 20:10:15 | 明日のモニタリング銘柄
今日の朝、10年ほど使っているW2000のノートPCがついにダウン。リカバリーもかけられないピンチに。しかし、何とか裏技でリカバリーをしましたが、その後、無線LANの設定やらウィンドウズのサービスパックのインストールやらで時間がとられております。今日はトレーニングジムに行く日ですが、これでぱぁ~になりました。何とかつなげましたが今度はセキュリティソフトが不安定作動。電源も切れません。もう寿命かも知れませんね。

さて、明日、8月26日(水)のモニタリング銘柄です。

1.6779日本電波工業
 逆張りですが、RSIも19%にまで落ち、2000円割れからは反発に転じるか?

2.6674GSユアサ
 今日は、電池関連の小型株に物色が行きましたが、この株もGSが2000万株近く仕込んでいるとの大量保有報告書が24日付けでありますので、そのうち、上げにかかるのでしょう。明日は855円が割れないなら863円以下での買い。

3.2766日本風力開発
 8月12日の第1四半期決算の発表後は売り込まれておりますので注意。387Kから下に更に行くようだと見送り。

4.4755楽天
 この株を取り上げるのは何時以来か?値動きを見ると比較的安定してますね。明日は、57600円をキープ出来るのを確認してからの出動。8月17日のOSC32%、終値59600円がベースラインです。59600円になって買ってもチョイ遅いので注意。

以上です。
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乱気流発生中

2009-08-25 11:23:41 | 株に出会う
場が始まってからは、ほぼ円高傾向が進み、中国株も下落して始まりと、良いところなく、新興市場の一部以外は精彩を欠く相場展開となっております。

とりあえず、昨日の安値は先物も凌いでおりますが、あと10円のところまで攻め込まれました。

そんな中、昨日天馬と称したリチウムイオン電池関連の4080田中化学研究所やら4100戸田工業が、本家本元・大御所株の6674GSユアサを差し置いて高値を更新しております。

それに混じって、どういう訳か4564オンコセラピーサイエンスも飛ばしております。この株も215500円という7月31日の高値を窺う勢いです。他のバイオ銘柄も7774ジャパン・ティッシュ・エンジニアリングという、ティッシュペーパーの製造会社と間違えそうな新興のバイオ株に引っ張られるように上げております。

何しろ、バイオ銘柄は業績など無関係ですので、こうした乱気流が発生して、皆さん、少々飛行機酔いに罹っている時など、まさに出番ですね。

OTSがその略称の真ん中にT(セラピー)を持ってきている理由の一端がこれで解けました。乗り物酔いというのは気分が大いに影響しますが、そこをうまく心理的に管理してやれば酔わないことが、以前から囁かれております。

前場はこのOTSが上抜けるタイミングを逃しました。昨日あれだけ上げているので、売りが優勢になるだろうと、勝手に思ってしまったため監視がつい疎かになりました。

31日に久々のバイオのIPO、キャンバスとかいう銘柄がブックビルディングのスタートとなるのを記念しているようです。

前場は、7518ネットワンシステムズの大きな売り板が崩される時に、156800円の空売りで相乗りしたのですが、その後の先物の下落にも全く動ぜず、どうも何か仕掛けがあると本能的に察知し、156200円で降りたトレードの他は、昨日苦杯を喫した4813ACCESSを256100円で前引け前に買いました。

このACCESSが昨日と異なるのは、VWAPラインが完全に緩やかながらも上向きのことです。どうせならVWAPラインで待つべきだったと後悔しておりますが、この傾きが崩れない限り、後場にもう一波乱あるまではキープの予定。テクニカルにも、やっと綺麗に形が整ってきております。但し、かなりの悪女がこの株には取り憑いておりますので、迂闊な接近には注意。
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市場概況(8.24.09)

2009-08-25 06:10:16 | 市場概況
週が変わって、8月24日(月)の市場概況です。 赤字部は25日朝の更新

◆日経先物:10550円(+270円)OSC55%(+8%)8月19日の46%から切り返しに転じる。 指数値倍率:94(-3)
◆日経平均:10581円(+343円)OCC55%(+9%)8月19日の40%から切り返しに転じる。
日経平均指数値倍率:95(-3)数字が減るほど上昇傾向を示します。
◆TOPIX:970.27(+22.9)OSC54%(+6%)8月19日の41%から切り返しに転じる。
◆マザーズ指数:453.13(+3.96)OSC45%(+3%)8月21日の42%から切り返しに転じたか?
◆ヘラクレス指数:640.6(+6.9)OSC61%(+5%)8月19日の54%から切り返しに転じたか?
◆ドル・円:94.59円(26銭の円安)OSC46%(+1%)8月19日の41%から円安へと切り返し中。更新
◆米ドルLIBOR(3ヶ月もの):0.38688%(前日比-0.00625%)8月24日現在。ついに円と金利差逆転。
◆米10年債利回り:3.481%(-0.09%)-24日終値。
◆日経先物イーブニングセッション:10570円(大証終値比+20円)
◆シカゴ日経先物:10585円(円建て、大証終値比+35円)更新
◆NYダウ:9509ドル(+3ドル)OSC60%(-5%)8月21日の65%から下落に転じる。更新

後場も一瞬10600円に先物がタッチするも、その後の円安にもかかわらず押され、引けに少し戻して終了でした。

監視銘柄の中では、地合に素直に反応する5802住友電工や、6923スタンレー電気、それに息を吹き返した5080田中化学研究所が大賑わいでした。

特に田中は後場にギャップアップしそのまま天高く飛翔。引けにかけ少し停滞するも、再度大引けに飛翔。天馬か!この株。

もし、今晩のNY市場が100ドルぐらい下げて、明日寄り付きに安く始まれば、その後の反発が期待出来る上げ方でした。これはスタンレー電気も同じ。住友電工は、今日仕込んだ方の利確売りが続くのではないでしょうか。それは高値更新中だからです。

引け際に、悪い癖で4813ACCESSに手をつけてしまいました。この株、まるで悪女のような値動きでした。

一度目のプラ転寸前までの悪女のトリックには、さすがにこの年ですので、引っかかりませんでしたが、その後14時半頃からの2度目の爆上げには、年甲斐もなく引っかかりました。しかも、いくら指して指しても空振りに終わるので、やけになっての滅多にしない成り買いでした。

すると、とんでもない悪女に掴まりました。それでも今日プラ転するなら持ち越そうと思っておりましたが、引けにかけての様子が、田中化学工業などに比べて良くありません。OSCも前日同値の34%です。仕方なく、-2300円の253700円で撤退。

逃げる悪女を追いかけるのは最悪でしたね。ついつい夜のとばりが降りた薄明かりの中で、とんでもない「美人」に見えてしまった、筆者の不覚。

チョイと最後の終わり方が微妙ですので、明日は反落するかも知れません。

--------25日朝のコメント--------

ユーロ圏の製造業新規受注が予想の前月比1.85%を大きく上回る3.1%となったこともあり、欧州市場は堅調に終了しておりますが、NY市場は9587ドルと年初来高値を更新してからは、消費関連を中心に利益確定に押されるも、引けにかけては+3ドルと戻しております。

昨日のバーナンキ議長の「世界経済、米経済はリセッションから脱却しつつある」との発言を景気底打ち宣言と市場は解釈し、この認識が一人歩きしているようです。

ところが、世の中は少しマイナーな人々からこそ、正直な話が漏れることがよくあります。今日は、21日のトリシェECB総裁のGreen Shoots発言に続いて、小国のルクセンブルグの中銀総裁が、「現在の回復局面は持続不可能かも知れない。独、仏にはまだ持続可能な回復が見られない。」等とコメントしております。

また、アメリカの第7位のサントラスト・バンクスのCEOは、「金融危機終了宣言は時期尚早。銀行は信用損失拡大のリスクに直面している。銀行の目先の状況は改善していない。」などと正直に悲観的な見方を示しております。

ぼちぼちと、過度な市場の楽観論が補正されてきてはいるようです。これらのコメントは、各国の景気刺激策が何とか今のところ功を奏している感じであり、それが切れた時には持続できない恐れが強い。また金融システムは相も変わらず不良債権処理の爆弾を抱えているとの認識ですね。

至極真っ当な認識だと思います。

巷ではバーナンキ議長の続投について議論されておりますが、グリーンスパンとは別の意味で、続投すれば、後から非難される恐れが強いと思います。従って、続投はしない方が彼のためでもあり、アメリカと世界のためでもあると思います。

彼は大恐慌の研究者として、当時失業率が25%にもなった歴史から、今回の危機に際しては、いわば過度なほどの例外的な政策をFRBにもたらし、結果的にはこれまでのところ何とか大混乱が収束に向かっております。

これは、グリーンスパンがITバブル崩壊に対してとった、今となっては過度な金融緩和と言われる処置と、内容は異なりますが、同じような行動です。

人間は、ある1つのことでそれなりの「成功体験」を持ってしまうと、それを内心では「自画自賛」する傾向があり、そのことが、その後の市場の変化に対する「次の対応」を遅らせてしまうということになりがちです。

まあ、株で言えば「ドテン買い」とか「ドテン売り」をするのは、極めて高度な技が要求されるのと同じことですね。

これまでバーナンキ議長は、住宅ローン証券化商品やらGSEの債券やら国債やら、何もかも滅茶苦茶に買い込んで来たのですが、これを、ドテン売りするのは難しいでしょうね。また、市場はドテン売りには到底耐えられません。昨年9月までは9000億ドル程度だったFRBの資産はこの8月でもまだ2兆ドルもあります。

最新の資産構成は、

・国債関連(35%)・政府機関債(5.3%)・モーゲージ債(29%)・タームもの(10.6%)・その他ローン(5.1%)・コマーシャルペーパー(2.7%)などとなっており、総資産は2兆900億ドルで、アメリカGDPの約15%も占めております。あのAIG向けも392億ドルもあります。全資産は昨年同期比で2.2倍です。

この膨大な資産の半分強を一斉に市場に放出するということは、それだけの資金を市場から回収するということですから、買う判断とは180度異なる判断が求められます。まあ、誰がやっても同じだから、どうせなら彼に任せろという話もあろうかと思いますが、もし、今回グリーンスパンが続投していたら、彼は「過去の栄誉」のしがらみから、ここまでなりふり構わぬ金融対応(それは少なくとも心理的には、それまでの彼のやり方の全面転換を要請した筈。)は出来なかっただろうことから考えると明らかと考えます。

これはお役人と長年持ちつ持たれつの親密(あるいは癒着的)な関係だった自民党に、今になって急に、お役人に厳しい政策展開を期待する方がそもそも無理ということと、一脈通じる話ですね。
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