8月28日(金)の市場概況です。 赤字部は29日朝の更新
◆日経先物:10530円(+20円)OSC60%(-2%)8月19日の46%から切り返し中。 指数値倍率:94(-1)
◆日経平均:10534円(+60円)OC61%(+3%)8月19日の40%から切り返し中。
日経平均指数値倍率:95(-1)数字が減るほど上昇傾向を示します。
◆TOPIX:969.31(+5.08)OSC62%(+3%)8月19日の41%から切り返し中。
◆マザーズ指数:451.73(-4.79)OSC53%(同値)8月21日の42%から切り返し中。
◆ヘラクレス指数:637.62(-2.48)OSC67%(+5%)8月19日の54%から切り返し中。
◆ドル・円:93.63円(8銭の円安)OSC45%(+1%)8月27日で円安へと切り返したか?更新
◆米ドルLIBOR(3ヶ月もの):0.3475%(前日比-0.01313%)8月28日現在。まだ金利低下中。
◆米10年債利回り:3.451%(-0.006%)-28日終値。
◆日経先物イーブニングセッション:10590円(大証終値比+60円)
◆シカゴ日経先物:10575円(円建て、大証終値比+45円)更新
◆NYダウ:9544ドル(-36ドル)OSC60%(-5%)8月17日の54%から上昇中。更新
後場は崩れそうで崩れなかったですね。円安傾向がサポートしていたようです。それに上海総合指数も2850ポイントあたりを抵抗線にして下には持って行かれてないのも影響したようです。
しかし、こんなに中国市場に一喜一憂しなければならないのでしょうか?
それよりも、選挙の結果を外国はどう見るかの方が、今は重要だと思うのですが。
民主党が勝てば、日本社会特有の不透明な部分が、幾らかは透明化されますので、この点は外国からは評価されると思います。
それから、後は、鳩山代表が国債発行を今より増やさないと言明したのも、一応好感されているのではないでしょうか。このままでは国が持たないとまで言っております。この認識があればOKと思いますが、外国人はあまり詳細には日本の借金事情は把握していないのではないでしょうか。
何しろ、4年前の郵政選挙では、郵貯の230兆円(簡保と合わせれば計300兆円規模)が市場に流れると思い、本気で日本株を買い上がったくらいですから。
郵便局の資産は、国債がほとんどを占めていて、それを市場で大量に売って、貸付能力のないお役所仕事の郵便局の人間に、その運用ができるとは到底思えないことは明らかでした。そもそも、財務省が金利上昇を恐れて国債を売らせません。
にもかかわらず、郵政選挙で自民党が圧勝してから、株が鰻登りに上げていったのが当時でした。唖然としました。その年、日本の株式市場が先進国で突出して上げました。確か45%程度。ダウは数%だったと思います。
-------29日朝のコメント-------
<国債の話題に関しては、別記事として転載しました。>
欧州市場は堅調に終了し、ダウもその流れを引き継いで、インテルの売上と利益予想の引き上げから、一時は年初来高値を更新。しかし、来週末の雇用統計のイベントを控えての利益確定の売りが優勢となり、結局OSCを5%も下げたことに現れているように、かなり押されながらの終了でした。
円は高くなっておりますが、93.4円あるいはその下の93.2円の抵抗線までは突破できなかったようです。思えば、91.74円という円高をマークした7月13日は日経平均も9050円まで押された日でした。
その頃、シカゴCMEのIMM通貨先物ポジションを見ると、円のロング(買い)の持ち高が膨らんでおりました。今は中立付近へと戻しているようです。傾向からすると、ここから円高へと急激に振れることは考えにくい状況です。ちなみに、ショート(売り)のポジションが増えた6月中旬頃は、もっとも円安へと動いた時期と符合しておりますね。
この先物ポジションは多少の時間差がありますが、ある程度参考に出来るものです。筆者は為替は時間の関係でやる余裕がありませんが、こうした指標の推移は時々見ております。
にもかかわらず、昨日は円高を試しに行ったのは、民主党は超低金利政策と為替介入を批判してきた経緯があるためのようです。(政権交代は折り込み済み)金利が上がればどの通貨も高くなります。
ところで、ぼちぼちと利上げの噂が聞こえてくるようになりましたね。豪州の話ですが。
日本は一番最後になるでしょうね。短期の政策金利とは言え、それは正常なイールドカーブを考えても、長期の金利に影響を及ぼします。
以下、長期金利上昇の将来への影響については、別ブログをご参照下さい。
◆日経先物:10530円(+20円)OSC60%(-2%)8月19日の46%から切り返し中。 指数値倍率:94(-1)
◆日経平均:10534円(+60円)OC61%(+3%)8月19日の40%から切り返し中。
日経平均指数値倍率:95(-1)数字が減るほど上昇傾向を示します。
◆TOPIX:969.31(+5.08)OSC62%(+3%)8月19日の41%から切り返し中。
◆マザーズ指数:451.73(-4.79)OSC53%(同値)8月21日の42%から切り返し中。
◆ヘラクレス指数:637.62(-2.48)OSC67%(+5%)8月19日の54%から切り返し中。
◆ドル・円:93.63円(8銭の円安)OSC45%(+1%)8月27日で円安へと切り返したか?更新
◆米ドルLIBOR(3ヶ月もの):0.3475%(前日比-0.01313%)8月28日現在。まだ金利低下中。
◆米10年債利回り:3.451%(-0.006%)-28日終値。
◆日経先物イーブニングセッション:10590円(大証終値比+60円)
◆シカゴ日経先物:10575円(円建て、大証終値比+45円)更新
◆NYダウ:9544ドル(-36ドル)OSC60%(-5%)8月17日の54%から上昇中。更新
後場は崩れそうで崩れなかったですね。円安傾向がサポートしていたようです。それに上海総合指数も2850ポイントあたりを抵抗線にして下には持って行かれてないのも影響したようです。
しかし、こんなに中国市場に一喜一憂しなければならないのでしょうか?
それよりも、選挙の結果を外国はどう見るかの方が、今は重要だと思うのですが。
民主党が勝てば、日本社会特有の不透明な部分が、幾らかは透明化されますので、この点は外国からは評価されると思います。
それから、後は、鳩山代表が国債発行を今より増やさないと言明したのも、一応好感されているのではないでしょうか。このままでは国が持たないとまで言っております。この認識があればOKと思いますが、外国人はあまり詳細には日本の借金事情は把握していないのではないでしょうか。
何しろ、4年前の郵政選挙では、郵貯の230兆円(簡保と合わせれば計300兆円規模)が市場に流れると思い、本気で日本株を買い上がったくらいですから。
郵便局の資産は、国債がほとんどを占めていて、それを市場で大量に売って、貸付能力のないお役所仕事の郵便局の人間に、その運用ができるとは到底思えないことは明らかでした。そもそも、財務省が金利上昇を恐れて国債を売らせません。
にもかかわらず、郵政選挙で自民党が圧勝してから、株が鰻登りに上げていったのが当時でした。唖然としました。その年、日本の株式市場が先進国で突出して上げました。確か45%程度。ダウは数%だったと思います。
-------29日朝のコメント-------
<国債の話題に関しては、別記事として転載しました。>
欧州市場は堅調に終了し、ダウもその流れを引き継いで、インテルの売上と利益予想の引き上げから、一時は年初来高値を更新。しかし、来週末の雇用統計のイベントを控えての利益確定の売りが優勢となり、結局OSCを5%も下げたことに現れているように、かなり押されながらの終了でした。
円は高くなっておりますが、93.4円あるいはその下の93.2円の抵抗線までは突破できなかったようです。思えば、91.74円という円高をマークした7月13日は日経平均も9050円まで押された日でした。
その頃、シカゴCMEのIMM通貨先物ポジションを見ると、円のロング(買い)の持ち高が膨らんでおりました。今は中立付近へと戻しているようです。傾向からすると、ここから円高へと急激に振れることは考えにくい状況です。ちなみに、ショート(売り)のポジションが増えた6月中旬頃は、もっとも円安へと動いた時期と符合しておりますね。
この先物ポジションは多少の時間差がありますが、ある程度参考に出来るものです。筆者は為替は時間の関係でやる余裕がありませんが、こうした指標の推移は時々見ております。
にもかかわらず、昨日は円高を試しに行ったのは、民主党は超低金利政策と為替介入を批判してきた経緯があるためのようです。(政権交代は折り込み済み)金利が上がればどの通貨も高くなります。
ところで、ぼちぼちと利上げの噂が聞こえてくるようになりましたね。豪州の話ですが。
日本は一番最後になるでしょうね。短期の政策金利とは言え、それは正常なイールドカーブを考えても、長期の金利に影響を及ぼします。
以下、長期金利上昇の将来への影響については、別ブログをご参照下さい。