株に出会う

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休日のバッハ(5.8.10)

2010-05-08 15:10:01 | 休日のバッハ
今日の休日のバッハは、BWV807からブーレです。これはイギリス組曲第2番に収録されておりますが、本来はピアノまたはクラヴィーア曲です。これをベルギーのピアニスト兼作曲家兼グラフィック・アーティスト兼作家という、キメラのような人物であるRobert Groslotがオーケストラ曲として再現しております。

結果、出来映えはピアノよりも遙かに優れたものになっております。モロッコあたりの騎馬民族のショーの背景音楽に使うとピッタリかと。ひょっとすると、あの顎の上げ方からすると、プロフィール写真の「隣の犬」の大のお気に入りの音楽かも知れません。

1995年発売の古いCDですが、この曲を含めて計20曲が納められております。筆者は不思議とこの軽やかなリズムに惹かれるものがあり、お気に入りのCDの1つとなっております。

いつものようにここをクリックして、wmaファイルをクリックしてお聴き下さい。

期間限定の公開です。予告なくファイルは削除されます。
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今回の下落の根は深い

2010-05-08 07:26:49 | 金融全般
今回、連休前にポジションを取ったのは失敗でしたが、人間はそれまでの流れに沿って明日も動くものと、習慣的に思考するものだと改めて思いました。

今回のソブリン・リスクは、サブプライムの比ではないと思っております。理由は、

1.サブプライム信用危機は国家への負債移転で解決可能であった。
2.国家が抱えた負債は民間かグローバル国家にしか転化できない。
3.民間の金融機関はまだ半分ほどの隠れ不良資産を抱えており動けない。
4.グローバル国家の1形態であったユーロが機能しなくなっている。
5.各国中央銀行を超えるグローバルな最上位の「世界銀行」がまだ存在しない。

といったことです。

このままでは、これまで放置されてきた「市場の反乱」で、市場の機能そのものが停止される懸念さえ出てきております。つまり、個別国家対個別市場といった構図でこれまで対処してきた関係が、市場の方がいちはやくグローバル展開しているにもかかわらず、国家・政治のレベルで対抗できていないため、やむを得ず国家間協議での緊急処置として、一旦市場の動きをリセットすることが余儀なくされる可能性です。

要するに、世界のGDPを遙かに超える5百数10兆ドルとも言われるデリバティブ金融資産の暴走を今のままでは食い止められないのですね。現にギリシャは2年もの国債で20%にもなり、その分CDS取引の果実を食い合っている現状があります。一方では、ヘッジファンドを始めとする投資機関は再度の信用収縮に備えて資金の回収・移動を加速させようとしており、再度の流動性危機が生じる可能性があります。しかし、サブプライム時と比べて、その流動性を供給する原資が国家に不足しております。

ここまで追い込まれてくると、ECBも禁じ手の国債引き受けにより流動性の確保に打って出るのかが当面の焦点ですが、その流れになってしまうと、後は(ハイパーにはならない)通常のインフレによる終息を図る以外にはないと思います。

いつの時代も、国家はお金を様々な理由から濫費し、トコトン行き詰まったところで、戦争などによるリセット(徳政令もその1つ)を図るか、通貨の粗製乱造でインフレを引き起こし、借金を大幅に減らすかの「前科」があることを忘れてはなりません。
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5月7日(金)のつぶやき

2010-05-08 03:44:12 | 株に出会う
09:11 from web
3858ユビキタス。上げが激しかった分、出口に殺到する群衆も多い。まだ売りが買いの6倍も。ストップ安をつけることも覚悟か。
by mariomariot on Twitter
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