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官僚を御するものが株を制す

2009-09-01 11:23:45 | 株に出会う
今回の総選挙、小沢ガールズなどと、いい年の大学助教授の候補にまでマスコミは名づけておりますが、まあ、小泉チルドレンよりも清潔で真面目な印象の候補が多く、これを江戸時代の悪代官さながらの自民党の古狸候補にぶつけたのは、正解でしたね。

誰しもが、過去の贅沢三昧でたっぷりと腹に贅肉が乗った自民の領袖達に、か弱く非力な姿に小刀1つで、悲運の死を遂げた親の敵とばかりに切り込んでいく、その悲哀感溢れる思い詰めた表情と行動に加担したくなったのでしょう。

この選挙結果に、内心落胆を隠さないのが、霞ヶ関の高級官僚です。彼らは悪代官とぐるになって、自らの省益、権益をうまく取り込んで来たのでしょうが、この思わぬ小娘達の反乱に大いなる声援を送った、無数の国民大衆の今後の動向に、かなり震撼しているようです。

概算要求の提出は延期するし、何とかダムという巨額のダムの入札は延期するし、自らの身を守るために動き始めております。

昨日の民主党最高顧問の藤井氏の、ニュースステーションでの話を聞いた官僚達は、こりゃいかん、と内心思ったに違いありません。

よく汚職か何かで高級官僚が逮捕されますが、彼らは一様に警察や留置所での、あすこを丸出しにされての検査にひどくプライドが傷つき、意外とあっさりと白状してしまうようです。

むしろ、覚悟を決めたヤーさんの方が「場慣れ」しているというのか、根性が座ったところがあります。

順風満帆に人生航路を歩んできた人間ほど、こうした「動物並の扱い」に脆いようですね。あの女性の厚労相のエリート官僚のように、何か臑に傷を負っているのが、今の中央官庁のお役人ではないでしょうか。

こうした弱点を上手に利用することと、彼らのテクノクラートとしての本来の天分をうまく使い分ければ、意外と民主党の霞ヶ関への切り込みはうまく行くかも知れません。

それには絶対に、背後の声なき声の国民の後押しが必要ですが、いずれにしても、何かが変わるという予兆を察してか、株式市場は前場はかなりの盛り上がりを見せました。

昨日はたったの2銘柄だった買いトレンド転換銘柄数は47銘柄にも急増しております。

前場はモニタリング銘柄の3073ダイヤモンドダイニングで+17Kのトレードのみ。

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