昨晩のNYダウは、全米20都市の住宅価格指数の前年同月比の下落幅が一段と拡大したことや、アメリカ資産管理銀行大手が資産担保コマーシャル・ペーパー(ABCP)発行体に巨額の信用枠を設定していること、またFOMC議事要旨で、一段と踏み込んだ利下げへのステートメントがなかったことなどで、大幅に下落しております。
昨日の7月の中古住宅販売件数の下落幅が市場想定よりほんの少し良かったことで、もうしばらく大幅下落の波は先送りされるとの、筆者の皮相で近視眼的な見方が市場に一蹴されたということです。
テクニカル指標であるOSC値は、NYダウは24日に65%という「異常値」まで上昇しておりました。これは7月17日以来のこと。かたや日経平均は、昨日OSCを9%も伸ばして54%にし、これは7月10日以来の高値圏に到達しておりました。
いずれも、今回の問題での暴落前の水準まで上昇していた訳ですね。この大きな流れの状況判断が甘かったと言えます。
今は、市場参加者の誰も「下落リスク」を大きく捉えている時期です。ジグザグ模様を描きながら、大きな流れとしては下降線を描いている訳です。そこを、新築住宅件数やら中古住宅販売やらといった、ピンポイントの情報だけで判断してしまうのは少々無理があったと言うべきでした。いや、それは間違いだったということですね。
むしろ上述したようなOSCなどのテクニカルなサインで総合判断するのが良かったのかも知れません。しかし、筆者も昨日のブログでNYダウの切り返しを予想してしまうのですから、これは駄目でしたね。1日刻みのテクニカルな数字での予想はあまりに事を矮小化し過ぎたというものです。もっと大きな流れの中の変化を見なければなりません。
NYダウは13250ドルのサポートラインをいとも簡単に割ってしまいました。8月に入ってからの暴落局面でのリバウンド幅は6日の287ドルを最高に、段々と弱まっているのが見て取れます。これからの持ち越しはとりあえず、OSCの10日から20日くらいの大きな流れを見ながら、警戒警報がそろそろ出そうな時は持ち越さないという考えで行きたいと思います。ここ1週間くらいは再度の嵐が来そうな雰囲気ですね。
持ち越しの木村化工機は空売り規制がかかっているとはいえ、今日はどこまで下げるのか、そしてそこからの反発はあるのか?情勢を見守る以外にありません。
昨日の7月の中古住宅販売件数の下落幅が市場想定よりほんの少し良かったことで、もうしばらく大幅下落の波は先送りされるとの、筆者の皮相で近視眼的な見方が市場に一蹴されたということです。
テクニカル指標であるOSC値は、NYダウは24日に65%という「異常値」まで上昇しておりました。これは7月17日以来のこと。かたや日経平均は、昨日OSCを9%も伸ばして54%にし、これは7月10日以来の高値圏に到達しておりました。
いずれも、今回の問題での暴落前の水準まで上昇していた訳ですね。この大きな流れの状況判断が甘かったと言えます。
今は、市場参加者の誰も「下落リスク」を大きく捉えている時期です。ジグザグ模様を描きながら、大きな流れとしては下降線を描いている訳です。そこを、新築住宅件数やら中古住宅販売やらといった、ピンポイントの情報だけで判断してしまうのは少々無理があったと言うべきでした。いや、それは間違いだったということですね。
むしろ上述したようなOSCなどのテクニカルなサインで総合判断するのが良かったのかも知れません。しかし、筆者も昨日のブログでNYダウの切り返しを予想してしまうのですから、これは駄目でしたね。1日刻みのテクニカルな数字での予想はあまりに事を矮小化し過ぎたというものです。もっと大きな流れの中の変化を見なければなりません。
NYダウは13250ドルのサポートラインをいとも簡単に割ってしまいました。8月に入ってからの暴落局面でのリバウンド幅は6日の287ドルを最高に、段々と弱まっているのが見て取れます。これからの持ち越しはとりあえず、OSCの10日から20日くらいの大きな流れを見ながら、警戒警報がそろそろ出そうな時は持ち越さないという考えで行きたいと思います。ここ1週間くらいは再度の嵐が来そうな雰囲気ですね。
持ち越しの木村化工機は空売り規制がかかっているとはいえ、今日はどこまで下げるのか、そしてそこからの反発はあるのか?情勢を見守る以外にありません。