株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

一歩判断を誤る、その原因は?

2007-08-29 07:02:16 | 株に出会う
昨晩のNYダウは、全米20都市の住宅価格指数の前年同月比の下落幅が一段と拡大したことや、アメリカ資産管理銀行大手が資産担保コマーシャル・ペーパー(ABCP)発行体に巨額の信用枠を設定していること、またFOMC議事要旨で、一段と踏み込んだ利下げへのステートメントがなかったことなどで、大幅に下落しております。

昨日の7月の中古住宅販売件数の下落幅が市場想定よりほんの少し良かったことで、もうしばらく大幅下落の波は先送りされるとの、筆者の皮相で近視眼的な見方が市場に一蹴されたということです。

テクニカル指標であるOSC値は、NYダウは24日に65%という「異常値」まで上昇しておりました。これは7月17日以来のこと。かたや日経平均は、昨日OSCを9%も伸ばして54%にし、これは7月10日以来の高値圏に到達しておりました。

いずれも、今回の問題での暴落前の水準まで上昇していた訳ですね。この大きな流れの状況判断が甘かったと言えます。

今は、市場参加者の誰も「下落リスク」を大きく捉えている時期です。ジグザグ模様を描きながら、大きな流れとしては下降線を描いている訳です。そこを、新築住宅件数やら中古住宅販売やらといった、ピンポイントの情報だけで判断してしまうのは少々無理があったと言うべきでした。いや、それは間違いだったということですね。

むしろ上述したようなOSCなどのテクニカルなサインで総合判断するのが良かったのかも知れません。しかし、筆者も昨日のブログでNYダウの切り返しを予想してしまうのですから、これは駄目でしたね。1日刻みのテクニカルな数字での予想はあまりに事を矮小化し過ぎたというものです。もっと大きな流れの中の変化を見なければなりません。

NYダウは13250ドルのサポートラインをいとも簡単に割ってしまいました。8月に入ってからの暴落局面でのリバウンド幅は6日の287ドルを最高に、段々と弱まっているのが見て取れます。これからの持ち越しはとりあえず、OSCの10日から20日くらいの大きな流れを見ながら、警戒警報がそろそろ出そうな時は持ち越さないという考えで行きたいと思います。ここ1週間くらいは再度の嵐が来そうな雰囲気ですね。

持ち越しの木村化工機は空売り規制がかかっているとはいえ、今日はどこまで下げるのか、そしてそこからの反発はあるのか?情勢を見守る以外にありません。
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明日の注目銘柄(8.29.07)

2007-08-28 19:51:50 | 明日のモニタリング銘柄
前場終了後のブログに書いた、アメリカの中古住宅販売の件ですが、販売そのものは予測を少し上回っていましたが、7月の在庫が5.1%も増えていたために、NYダウの上値を抑えて下落しての終了だったようです。住宅会社や金融株がメインに売られたようです。まだまだサブプライムローンの余波は小康状態とはいえ、爆弾を抱えているということですね。

さて、今日の相場は結局朝方の高値を突き抜けることもできず、また16200円からはしぶとく16240円を上回ってくるという、相場博士が言う上下のトリガー値内での値動きに終始しております。

今晩のNYですが、一旦OSCが6%も下落しましたので調整含みですが、23日のOSCに対しては+2%であり、売買判断指数も良好ですので、あえて予想するなら今晩のNYダウは少々の下げから反発するものと思います。

後場は一部の直近IPO株と新興銘柄の一角がストップ高をつけたようです。筆者の目は最近そちらに向かっておりませんので、取るべきところで取り損なったような少々複雑な気持ちではあります。

そこで明日の注目銘柄です。

1.8929船井財産コンサルタンツ 逆張り注意
 またまた下げて17日の安値に超接近です。1:2の株式分割という姑息な手段でストップ高まで21日に持っていったその咎かと思います。明日も雰囲気は悪いと思いますが、OSCが何とかコンバージェンスして切り返し気配ですので、ここは売られすぎ銘柄としての注目です。

2.5563日本電工 
 何と、今日は全市場を通じての出来高トップです。何しろ目標価格1600円のインパクトは喩えようがなく強いようです。押し目待ちでのエントリーに今日は失敗。高値圏であることは重々承知しながらこの株に明日も注目。6月8日にマークした高値の903円までまだ余裕です。OSCは+10%の70%です。本来なら反落するところですが、押し目からの再浮上が明日も期待できるかと思います。地合が最悪の場合は一旦避難しておいた方が良いかと思いますが、そうでない限り、デイトレ妙味からも、この間しこたま仕込んでしこたま儲けた方々が参入すること間違いありません。まさに鉄火場か。。テクニカルにはまだ上を窺う勢いなので取り上げております。

3.6492岡野バルブ
 原発銘柄ブームの大波に翻弄されながら、結局は902円まで落として6月中旬頃の水準に逆戻りです。本来、派手な株ではないのです。いきなりまぶしいライトに照らされて何かしろと言われても、安倍首相のように、質問に対して脈絡のない答えしか返ってこないのは当たり前の話です。あっ、失礼。岡野バルブは真面目な製造業です。とんだお方と思わず比較してしまいました。気を悪くなさらぬように。岡野社長殿。しかし日足で見ると見事な富士山型です。1400円近辺で山肌が荒れてはおりますが、明日はそろそろ下げ止まりでしょう。880円あたりまでの下げは覚悟。

4.8316三井住友フィナンシャルグループ
 金融株の中では、この株の終わり方がよかったようです。明日は当然押し目待ちです。868Kまで待つというのは強欲かと思います。せめて、今日の安値の895Kあたりで。しかし、郵政の西川さん、社内で物言えぬ雰囲気を醸し出しているそうです。民営化でマル優が廃止されるばかりか、3万円以上の送金に印紙税の210円が加算されるそうです。送金の金額は現行の100円が420円に急騰するとのこと。また定額小為替という競争のないケースの発行手数料はいままでの1枚の発行手数料が10円だったところ10倍の100円になるそうです。こういうのはやらずぼったくりと言うのでしょうか。どうも、そうした西川流のDNAがこの銀行(特に住銀系)に流れているようで、筆者はあまり好感を抱いておりません。が、明日の株はこれとは別です。

5.7826フルヤ金属
 5月に18000円越えまでの価格を付けた勢いは一体何処へ?6月に立ち会い外分売を16290円で行ったあたりから、風向きが変わってしまったようです。レアメタルの相場下落という逆風もあるでしょう。自動車の触媒用に使われていた白金など、別の材料で代替えする技術が開発されてしまっております。当然、このご時世に高騰したレアメタルに固執する会社は稀でしょう。しかし、ともあれこの株17日の10610円を底にしての立ち上がり過程にあるものと思います。OSCは+4%の42%とコンバージェンスし、究極の指数値は安値更新中です。出来高が少ないのが悩みの種か。「お友達同士」で回していた旧安倍内閣と同じく、この株の「お馴染みさん同士」での回しで、じり貧にならなければよいが。。

6.2149アジアメディ・カンパニー
 さて、段々と怪しげな銘柄が登場します。8月10日に中間決算の下方修正をして、いわば化けの皮がはがれました。2055円から910円までの凋落です。そこからの回復過程にあります。明日は1000円が割れるほどの押し目待ち。まさか17日の940円までは戻さないでしょうが、OSCにして8%ほどの下落待ち。指数値で計算すると80円位の下落ですが、980円あたりでしょうか。

7.1775富士電機E&C
 怪しげな銘柄第2弾。一応、原発・水処理関連銘柄です。この株の日足は、さながら槍ヶ岳といったところです。しかし、PERも26倍程度だし、富士電機のグループの一員という堅気株です。今日236円で指しておきましたが出来ず。明日は一波乱あってからでは遅いので、安い株ですから一発235円あたりで仕込む手か。

8.4565そーせい
 最後に極め付きの「怪奇銘柄」に注目。今日あたりで、このオセアニア地方の盛夏も終わりを告げそうです。その証拠に遠くから雷鳴が聞こえてきます。風はかなり涼しい秋風のようです。そーせいという社名の響きは、今日の注目銘柄の最後を飾るにふさわしい株かと。OSCが27%にまで落ちました。RSIも20%です。188Kがもし明日破られると、これは5月15日にマークした141Kめがけて崖を落ちることになります。そうなったら、雷と同じく、身をかがめるようにして避難して下さい。

以上です。

最後の3つは、明日相場に倦怠感が漂うようなケース以外は及びではないかも知れません。主銘柄が活況を呈するケースでは、こうした株は忌避されます。何しろ、夏の終わりの怪奇銘柄です。誰もまともには相手をしません。

持ち越しは、これも極めつけの怪奇銘柄6378木村化工機のみです。後場の終わりに仕込みました。乖離幅条件と強烈なコンバージェンス(OSC38%→46%で-58円終了)と指数値が17日のそれにあと18円まで迫っていること、この3つです。もちろん、早すぎた買いでのお手つきの可能性も十分にあります。
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切り返し基調が続くか

2007-08-28 11:33:02 | 株に出会う
昨晩のアメリカの中古住宅販売実績、予想に反して年率換算で575万件になったことで、NYダウの調整も小幅なものに終わったようです。例のサブプライムローンの問題で中古住宅が主流のアメリカでは調整が不可避と考えていたのですが、見事に予想を裏切られる結果となりました。う~ん、これは一体どう見れば良いのか?

もちろん、落ちてはいるのですが、大きな落ち方ではないということの意味ですね。証券化された市場でのクレジットクランチは起きている訳ですが、そうなると新たな住宅証券化商品が売れないので、ローンを借りて中古住宅を購入する人の数が減ると見ていたのですが、どうもまだ7月分のデータには大きな変化が出ていないようです。引き続き理由の探索は進めることとします。

さて今日の前場は、シカゴCMEの日経先物が16300円で返ってきたにもかかわらず、日経平均は先物に合わせて安く始まり、一時は前日安値を下回りましたが、前場の終わりにかけて切り返し、16332円で終了しております。OSCは一気に+12%の55%です。先物も+9%の53%まで急上昇。NYダウに一歩遅れてのOSCの上昇です。そのNYダウは昨晩の調整でOSCを65%→59%へと落としております。

この後の上げ目途ですが、相場博士のご託宣では16360円だそうです。先物は後20円で到達です。ちなみに、下値は16240円です。これは朝の安値から切りかえして抜いております。

しかし、筆者はこのまま推移してもOSCの急伸から、一旦調整するのではないかと見ております。

前場は引け際の動意付いた時に、指数値妙味から8905イオンモールを3540円で、下値確認の6136オーエスジーを1413円で買っただけです。後場の様子を見てホールドするかどうかを決めたいと思っております。


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明日の注目銘柄(8.28.07)

2007-08-27 22:30:09 | 明日のモニタリング銘柄
ついに、先ほど我が家の2階に4週間ほど居着いていた「蜘蛛」を保護して、庭の木の枝に放しました。夜、網戸を少し開けて餌の蚊が入ってくるのをこっそり助けていたところ、我が家人に見つかり、それだけなら何とか蜘蛛との「同居」の継続もできたのですが、やばいことに、先日2階のその部屋で何と「若いゴキブリ」が見つかったそうなのです。(こちらは必死の捜索にもかかわらず未だ行方不明)そして致命的なことに、一昨日、一階の台所で別の「年老いた(らしい)ゴキブリ」がうろついていたそうです。そちらの方は、家人が殺虫剤を滅茶苦茶に噴霧し昇天させたようですが、その後がいけません。ついに家人を怒らせてしまったようなのです。外出から帰った筆者に、ゴキブリが2匹いるということは、他に20匹隠れているということだとか何とか、訳が分からないことを口走りながら、その理由を、筆者が夜間こっそり蜘蛛のために網戸を開けたことに求めての、いつもの激しい叱責の嵐でした。

ゴキブリが2階の開けた網戸から入ってこなかったことが証明出来ない以上(そんなこと証明できるものですか?!)、一切の弁解や口答えを控えて、じっと嵐が過ぎるのを待つ以外にありません。じっとうなだれて黙っているのもよくありませんが、迂闊に「いい加減」な相槌でも打とうものなら、そのことで揚げ足を取られてしまい怒りの火に油を注ぐことになります。仮に心底反省していなくても「心からの相槌」を返すことが秘訣です。このあたりの微妙な間合いの体得に、筆者は何と30年以上もかかりました。もっと器用なお方なら、ものの数年でマスター出来たでしょうに。多分1-2年では誰でも無理です。それほど家人の攻撃は厳しいものがあります。並のヤクザならその口攻撃で退散するほどです。

と言う訳で、明日バルサン(いや、アースレッドのようです。今さっき、家人が見せに来ました。まるで手榴弾のようです。)を焚くことにしました。2-3時間は猫達も無理やり外出させてのゴキブリ退治となります。そのままだと蜘蛛も死んでしまいますので今晩避難させたと言う訳です。

しかし、ゴキブリと蜘蛛でこうも扱いが変わるとは、株の世界も似たようなことがあります。投資家に見放された株はまさにゴキブリ株扱いですが、驚異的な業績好調の株は、益虫株扱いです。今日の益虫株の代表格が5563日本電工です。この株、8月23日に通期の上方修正を出して注目を開始しましたが、今日の14時過ぎに三菱UFJが何と目標価格を1600円にしたのです。そんなこと知らずに後場の高値で空売りをかけようと身構えていた筆者は、あまりの食いつきの良さについにストップ高まで付けるのをみて諦めました。正確には、上へ上へと逃げてついに空売りをかけるタイミングを逃したのです。

そして、引け後の1600円目標価格情報です。今日の終値が820円。うっかりすると明日の地合次第では踏み上げされ、あやうく「圧死」するところでした。こんなエンドルフィン大放出銘柄を持ち越すと、世の中一体何が起こるか分かったものではありません。

さて今日は脱線し過ぎて、もう明日の注目銘柄を拾い出す精力がいささか枯渇しております。最近調子も必ずしも良くないしね。しかし、ここは乾坤一擲、我が愛する蜘蛛の幸ある前途を祈願して、力を振り絞っての明日の注目銘柄です。

その前に市況を簡単に。日経225平均のOSCは-2%の43%です。下降傾向鮮明です。先物は前日同値の44%です。こちらは上げ体勢にあるとも言えます。マザーズ指数、ヘラクレス指数は共に1-2%の下降。NYダウが65%にも達しておりますので、今晩の反落を皆さん予想しているのかと思います。そんなこんなで、筆者もキャッシュ100%です。

テクニカル用語の簡単解説

1.8774ジェーピーエヌ債権回収
 出来高が急増しこれまで2桁だったのが今日は793株です。元々7月20日に来期上方修正している株です。眠れる獅子がもっくりと起き出したか?207Kを抜くと後は226Kという7月6日の高値も視野に。まだPERは15倍。押し目狙いです。もっとも今日の上げが線香花火なら「ご免」となります。

2.6368オルガノ 売り注目
 8月7日の1Q決算での受注高が16.3%減により2445円から1615円まで売り込まれた反動でこのところOSCも24日は55%にまで伸ばして、今日も+55円高で終了。しかし、OSCは-2%の53%です。チョイと戻しすぎの感あり。

3.6503三菱電機
 1368円を明日抜けると後は再度の1400円乗せからの高値更新までが見えてきます。地味ながらじり高基調は継続中。

4.6136OSG 逆張り注意
 17日の安値まで後4円まで今日は迫りました。OSCの33%は8月8日以来です。そろそろ見切り売りも終焉を迎える時かも知れません。一度上昇に火がつけば190円も一時は上げた8月9日の再来があるかも知れませんが、地合が悪ければ安値更新となるかも知れません。そうなると落ちるところまで落ちるのを根気よく見定めることです。
 
5.9650テクモ
 今日は高値更新。OSCも+1%の55%となり、まだ上昇余地は残しております。但し、今日は7月23日のOSC56%以来の高さとなっております。地合によっては、一度調整モードに入るかも知れません。その場合は一転して売り注目です。

6.7014名村造船所
 この株は明日が正念場。1Q決算は黒字転換果たすも、中間期経常利益への進捗率が悪く売られ、今日は何とか+20円終了です。24日の安値の1457円が抵抗線となるかどうか注目。進捗率が悪いと言っても、船の場合は工事完工&引き渡し日は確定的でしょうから、あまり気にすることはないかと思います。OSC33%は8月13日の31%以来の低水準。

7.4563アンジェスMG
 今日のそーせいGが不発だったので、この株もチョイと心許ないのですが、OSCが何と-16%の28%まで落ちました。この後の底値は580K、そして570Kあたりが想定されますが、明日は地合の悪い中、風向きがこの株になびいて独歩高を演じても不思議ではありません。

以上です。後場に値を崩しているのがやはり多いようです。今日はイントロに精力を使いすぎました。この位でとりあえず明日を迎えて下さい。

まだ太陽系の全盛期はしばらく続きます。人類があと100年ほどで滅びても次の生命が地球の主となるでしょう。その時株式市場がどういう生命体のいかなるルールで運営されているかは、知ったこっちゃありません。

余りに希有壮大かつ破天荒な言葉で結ぶことになったのも、今晩別れた蜘蛛への未練の鎮魂歌か。。。明日は、蜘蛛の子を散らすような相場にならなければ良いが。
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今晩のNYを恐れてか

2007-08-27 11:23:39 | 株に出会う
今のところは、先物が寄り天くさい動きであり16500円を割ってからは、ほぼ右肩下がりです。力不足は否めません。金曜日に一休みしたとはいえ、このところのリカバリーで上げすぎているとの認識が広まっており、今日脳天気に高値の追随買いしても、今晩のNYダウが気になり、どうせ今日の引けまでに手放すことになるとの意識からか、買い上がりの勢いが弱いのが前場のようです。

確かにNYダウは上げすぎです。OSCが+8%伸びて65%まで一気に持って行っております。これは今回の暴落前の7月13日と16日に連チャンで付けた66%以来の高さです。

今日発表される7月の中古住宅販売の数字を皆さん気にされていると思います。アメリカの住宅市場は圧倒的に中古住宅販売が大きいのです。新築住宅は日本のそれとあまり変わりません。中古市場はほぼ新築市場の5-6倍です。DIYというのは、買った住宅を綺麗に手入れして次に高く転売して資産を増やすための、ごく普通の人々の生活の知恵なのですね。

それもこれも、値上がりすることを前提に手入れをする訳です。そして、日本と違って、これは感心ですが、西洋の住宅というのは寿命が100年程度です。生涯に平均では7回ほど住宅を売買します。日本とは全く違った市場が中古住宅市場なのです。

まあ、そんなことで、今日の中古住宅販売の結果が注目されますが、これは先週の新築住宅と違って、今回のサブプライム問題の影響度がより強く出ているのではないでしょうか。何故なら、中古住宅というのは完成したモノです。新築のように建築のための手続きから完成までの期間が数ヶ月かかるようなものではありません。ローンと登記の手続きさえしてしまえばそれで売買完了でしょう。先日DIYの道具や資材を売る年商10兆円のホームデポが既に下方修正しております。店頭では明らかに買い控えが出ているのでしょう。売れないものを手入れしても仕方ないと。。。

そうなると7月はサブプライムの影響が現れているはずです。

こんなことは誰でも思いつくので、今日の買い上がりに及び腰になっているのではないかと。

持株は10時までに処分。いすゞは最初の押し目の574円売ってしまい早売りでした。上げの節目の589円までは到達しておりますので、そこまで待っても良かったようです。これはOSC値が、前日+2%の38%とまだまだ低かったことが、テクニカルな原因かと思います。そうであれば、最初の押し目の572円で買えるようにならないと、勝者にはなれないものと反省。先物のダウントレンドを重く見過ぎました。
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