「返事は一回で良い！」と叱りました。

昨日の夕方　息子と孫３人が我が家にやってきました。
上のふたりの孫はさっそくゲーム器で遊んでいましたが、一番下の小学１年生の孫は
「何か食べる物がない？」と、大きな声で騒いでいました。
息子が「うるさい！」と一言叱りますと、
「はいはい！」と返答しました。
息子が「返事は一回で良い！」と再度叱りました。
傍にいた上の孫二人も
「返事は一回」と一番下の孫をからかっていました。

　私も現役サラリーマン時代のわかい頃、返事を二回して叱られた憶えがあります。
ヤフーで検索して見ましたら、

一つ返事？二つ返事？というタイトルで下記の調査結果が書かれていました。

先月発表の「国語に関する世論調査（文化庁）」シリーズ最終回は「快諾することは、一つ返事？二つ返事？」。正しいのは二つ返事。しかし、一つ返事と答えた人が４６．４％、二つ返事は４２．９％でした。なぜ一つ返事が多いのか。渋谷で取材したところ、二つ返事は『受け流す返事』『心から言っている返事ではない』など、いい加減に返事をすると捉えている人が多くいました。二つ返事は、２回返事をすることから「快諾する」という意味になったと言われますが、子供の時にハイハイという返事をすると「返事は一回で良い」と言われた人は多いでしょう。二つ返事は良くないと考え、『快諾』は「一つ返事」と答える人が多いと思われます。年齢別だと、２０代より上では、年齢に応じて「ひとつ返事」が多くなります。返事は一回というしつけを、年配の人ほど強く受けたのかもしれません。ハイハイという二つ返事は、状況によって違う受け止め方をされます。急がなければいけない用事に対しては、「はいはい早速持ってまいります」「はいはいただ今参ります」など、自分が急いでそれをしますという気持ちを強調する言い方になるので、不自然ではありません。これが、快く引き受ける、快諾、という意味になるのでしょう。ところが、じっくり考えなければならない場面、例えば「今度の仕事は難しいけれど大きな仕事だが、やるか？」と聞かれて「はいはいやりますやります」だと、こいつは真剣に考えていない、「安請け合い」と思われてしまいますね。状況によっては使い方に注意が必要なことばなのです。



上記の「快諾することは、一つ返事？二つ返事？」。正しいのは二つ返事。
快諾を表現するのには、二つ返事が正しいようです。驚きました。
子供の時にハイハイという返事をすると「返事は一回で良い」と言われたことが影響していて、二つ返事は良くないと考え、『快諾』は「一つ返事」と答える人が多いようです。
二つ返事だと『心から言っている返事ではない』と、思われてしまうことが影響しているようです。
世論調査でも書かれているように、状況によって使い方に注意を払うことが必要のようです。


玉置浩二 - メロディー