団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

「おとうさん」とか「おじさん」という呼びかけは危険ですよね。

2019-03-01 03:34:11 | 日記
 中日新聞の日曜版の「おじさん図鑑」というエッセイを飛島圭介さんが「え?」というタイトルで
書かれていました。


 晩方、公園の中をおじさんが家路を急いでいると、横合いを歩いていた年配者がいきなりこう言った。

 「おとうさん!背筋が真っすぐで姿勢のいい歩き方だね。トシのわりには足も速いし、
なかなか追いつけない。立派なもんだ」

 「おとうさん」の呼びかけは「社長さん」と同様、特段の意味はなかろう。
が、彼はおじさんよりだいぶ年長に見える。
なのに「おとうさん」とは、違和感が噴きあがった。
もしかして、この暗がりでおじさんを己より年上の老人と見誤ったか。
それとも、おじさんの風貌やたたずまいは、自分で考えている以上に老けているのだろうか。

 彼はなおも言い募った。

 「トシなのに大したもんだよ、うん。スッ、スッと脚がきれいに出ている」

 歩行とその姿勢を評価されたことについては、思ってもみなかったことで、
それはそれで、まあうれしいことだ。しかし、「トシのわりには・・・・」
と「トシなのに」がどうにも納得がいかない。
彼は完全におじさんを己より年上だと認識している。そんなはずはない。
ワシはあんたよりずっと若い(と思う)けど。
それとも、これは誤認なのか・・・・。
え?そうなの?


 以上です。


 
 私も以前 老人ホームやスポーツジムで↑のような経験があります。
私の場合、「おとうさん」ではなく、「おじさん」と呼びかけられました。
私より年下の方に言われるならまだしも、どうみても私より年上の方に言われると
気分が悪いですね。

 「おとうさん」とか「おじさん」という呼びかけは危険ですよね。
自分より年上だと思っても、実際は違うことがありますから。
「おとうさん」、「おじさん」なんて年上から呼びかけられたら、それだけでそのように
呼びかけた方の印象が悪くなります。
そのように呼びかけする方は神経が細かくないように私には思えます。
ひょっとして自分より年下かなと思わないといけないです。

 私は特に女性には気をつけます。
「幾つに見える?」なんて言葉を投げかけられたら、少なくとも自分が思った年齢よりは5つは下で
答えます。
 それなら失礼になることはないのでは?(笑)










熱き心に : 大滝詠一 1985
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする