団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

親の意見となすびの花は千に一つも仇はない

2019-03-04 03:31:30 | 日記
 中日新聞の読者投稿欄に「老いた親と同居に意義」というタイトルで、82歳の男性が投稿されていました。


 核家族化が進み、若い世代とその親世代が別々に暮らすケースがひと昔前よりも多くなった。
そんな昨今親が幼いわが子を虐待するという信じがたい事件が相次いでいる。
私はこのような虐待は、子が祖父母などと同居している場合は起きにくいのではないかと思っている。

 超高齢化社会社会の中で、自宅で生活できなくなり施設に入所する高齢者が増えているのは
仕方のないことかもしれない。
若い世代が老いた肉親らと同居できないことにはいろいろな理由もあるのだろう。
しかし誰もが年齢を重ねるものだ。
老いるという現象を理解し、年長者に感謝するという点からも
お年寄りと暮らすことはひと昔前よりもずっと意味がある気がする。

 子どものときに「親の意見となすびの花は千に一つも仇はない」と聞いた。
親が子にいうことに無駄はないとの意味だ。
老齢となった今、私はこの言葉の重みをひしひしと感じている。


 以上です。


 
>私はこのような虐待は、子が祖父母などと同居している場合は起きにくいのではないかと思っている。

 このご意見には賛成しかねます。
祖父母が孫に自分の価値観を押し付けてトラブルになることが多いです。
昔は祖父母の意見が正しいとして、表面上に現れてこなかっただけのような気がします。
祖父母が孫を虐待したり、孫が祖父母に歯向かったりすることはけっこう耳にします。

>老いるという現象を理解し、年長者に感謝するという点からも
お年寄りと暮らすことはひと昔前よりもずっと意味がある気がする。

 私見ですが、親との同居は大変だと思います。
まずは生活のリズムが違いすぎます。

若い頃 私は実家から会社へ通っていました。
夜の9時過ぎに家に帰ると両親は寝ています。
一人で食事をして、一人で風呂に入り、一人ベッドに入る。
そんな生活をしていました。
今は、私の親と同じで夜の9時には寝床に入ります。
このような生活をしている老人に、若い人が合わせるのはどだい無理なような気がします。

年長者に感謝。
年長者だから感謝されるなんて甘い考えは許されないと思います。
感謝されるより、子どもたちや孫たちにできるだけ迷惑をかけないということが大切なことだと
思います。

>親の意見となすびの花は千に一つも仇はない

この意味は、「親が子を思って忠告することは必ず役に立つから親の意見をよく聞け」ということのようです。
まさに自分の価値観を子どもや孫に強制することです。
これはやめたほうがいいです。

 若者たちの価値観と年寄りの価値観が同じ筈はないです。
年寄りは自分の価値観を押し付けてはいけない。
自分が若者のとき、年寄りに反発したことを思い出してほしいです。




東京は恋する 舟木一夫
コメント (14)
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