中日新聞の読者投稿欄に「母の最期 自問自答続く」というタイトルで、71歳の女性が投稿されていました。
母が百五歳で天国へ旅立って七ヶ月がたちます。
施設で三年半世話になりました。
ものを詰まらせないようにと、あえて絶食させることを始める二日前、母は「もう駄目かも。親族を呼んでくれ」と弱音を吐いたそうです。
それでも、私たちきょうだいが行くと「ご飯をくれ、おなかがすいて寝られない」と強がっていました。
これが最期の言葉となりました。
延命治療を受けさせるのはやめようと思いましたが、やはり少しでも長く生きてほしいと思って点滴をお願いしました。
母は二十八日間頑張り、兄夫婦が訪れたときに目と口を開き涙を流して息を引き取りました。
母にとってこんな治療がよかったのか、苦しめただけなのか・・・・。
今も自問自答しています。
以上です。
百五歳まで生きられていても、延命治療されるんですね。
お母様も日頃「延命治療はしないで」とお子様達に言って置かれた方がよかったように思います。
百五歳という長寿であれば、安らかに死なせて欲しいのではと思うのですが。
私の母は八十六歳でなくなりましたが、医者に「延命治療をされますか?」と訊かれた時に、「延命治療はしないでください」と言いました。
延命治療してもただ生きているだけの状態だったら、母が苦しむだけだと思いましたから。
延命治療するかどうかの判断は難しいですが、親が元気なうちに延命治療するかどうかの希望を訊いていれば助かりますよね。
松山千春 恋 長い夜 炎