昨日の中日新聞の「中日春秋」に下記の事が掲載されていました。
中日春秋
2023年1月17日
アニメ『千と千尋の神隠し』(宮崎駿監督、二〇〇一年)はスタジオジブリ製作映画の代表作。
現世から異界に迷いこんだ主人公の少女千尋の物語はよく知られる。
一緒にいた両親がブタにされたことに衝撃を受けながら、恐ろしい魔女が支配する湯屋で働くことを決めた千尋を、湯屋の少年ハクが励ます場面がある。
「お食べ」と差し出したのはおにぎり。
「千尋の元気が出るようにまじないをかけて作ったんだ」と語り、千尋は泣きながらほおばる。
きょう一月十七日は「おむすびの日」。
二十八年前に起きた阪神大震災で、炊き出しのボランティアらがおにぎりで被災者を元気づけたため、米食の推進団体が制定した。
震災当時の記事によると、大手スーパーも商品を提供したが、人々も自ら作った。
関西のある市では被災地のため、役所の食堂などで米五百キロを炊き、約三百人が約一万個のおにぎりを作ったという。
兵庫の被災地には、家が倒れ公民館に避難した隣家の人らのため毎朝、おにぎりを届ける女性がいた。
市販品は機械が作るとしても、元来は温かな人の手で握る食べ物だからこそ、有事に尊ばれると思える。
映画の終盤、傷つき弱ったハクを救うため千尋は危険を冒す。
「ハクは私を助けてくれたの。私、ハクを助けたい」。
窮地にいる人が勇気を持てるのは、窮地に温かくしてくれた誰かがいるからだろう。
以上です。
>きょう一月十七日は「おむすびの日」。
二十八年前に起きた阪神大震災で、炊き出しのボランティアらがおにぎりで被災者を元気づけたため、米食の推進団体が制定した。
震災当時の記事によると、大手スーパーも商品を提供したが、人々も自ら作った。
そんな多くの方が被災者の為に、おにぎりを作られたんだ。
>おにぎりって、温かな人の手で握る食べ物だからこそ、有事に尊ばれると思える。
確かに温かな人の手で握られたおにぎりは、握った方の温かみが伝わりますね。
>兵庫の被災地には、家が倒れ公民館に避難した隣家の人らのため毎朝、おにぎりを届ける女性がいた。
そんな温かい女性もいらっしゃったんだ。
被災者の方達、喜ばれたでしょうね。
阪神大震災の地震は、そろそろ起きようとしたら襲ってきました。
こちらは震度3ぐらいだったと思いますが、強烈な揺れを感じました。
会社に行くと、電話が繋がらなかったです。
もちろん相手からの電話も、いっさいありませんでした。
事務所は静かなものでした。
昼飯を食べるために近くの喫茶店に行きました。
テレビから流れている映像にびっくりです。
大惨事が映し出されていました。
会社から帰った後、テレビを見ていますと、街が燃えているのにびっくりしました。
朝の地震だったから、朝食を作る為に、火を使っていたご家庭が多かったのかなと思いました。
火事が、大惨事を招いたと思いました。
あれから二十八年も経つんですね。
なのにあなたは京都へゆくの