中日新聞の読者投稿欄に「記憶呼ぶ 舟木さんの歌」というタイトルで、73歳の女性が投稿されていました。
名古屋市で4月にあった歌手舟木一夫さんのコンサートに友人と出かけました。
声は79歳とは思えないほど伸びやかで若々しく、情感がこもっていました。
特に印象に残ったのはデビュー曲「高校三年生」。
前奏が始まると超満員の会場から手拍子がこだまし、発表された60年余り前の記憶がよみがえってきました。
舟木さんは橋幸夫さんや故西郷輝彦さんと「御三家」と称され、あのはにかんだ笑顔がすてきで私はファンとなりました。
今回披露されることはありませんでしたが、舟木さんは15年ほど前に出身地・愛知県一宮市でのコンサートで「ロックンロールふるさと」を熱唱しました。
アットホームな雰囲気での舟木さんの歌声をまた聴きたいです。
以上です。
私も御三家のうち、舟木さんのファンです。
一時高校三年生などの学園ソングを歌われなくなり、20代後半から40代まで全く売れない歌手に陥りました。
団塊世代が子育てを終え多少時間とお金に余裕が出来た時、舟木さんは復活されました。
舟木さんの強みは、学園ソングのヒット曲をたくさん持たれている事です。
団塊世代は舟木さんの学園ソングを聴くと、自分の青春時代が蘇ってきます。
「高校三年生」をはじめ「学園広場」、「修学旅行」、「仲間たち」、「君達がいて僕がいた」、「花咲く乙女たち」など、数々の学園ソングのヒット曲があります。
79歳になってもコンサートが満員なのは、これら学園ソングの歌が団塊世代の胸を打つからだと思います。
舟木さんのコンサートは、3回ほどかみさんと観に行きましたが、3回で十分だと思っています。
舟木さんのコンサートで嫌な事は、舟木さんが歌っている途中に後援会らしき女性たちが花束を渡しに来る事です。
舟木さんは歌いながら花束を受け取り、後ろに置かれている机に次から次へと置かれます。
私はじっくり歌が聴きたいのに、この状況が頭に来ます。
という理由で、もうコンサートには行きません。
YouTubeなどで、時々舟木さんの学園ソングを楽しんでいます。
舟木一夫 : 1963 : 修学旅行