中日新聞の「くらしの作文」に「幻のお好み焼き」というタイトルで、76歳の女性が投稿されていました。
お好み焼きが好きだ。
夫が亡くなり1人暮らしが始まると、1枚焼くだけで済むお好み焼きの出番がさらに増えた。
できるだけ多くのキャベツと葱(ねぎ)、薄切り豚肉を用意する。
栄養価も考え、卵も入れたい。
そして、こんがり焼いた1枚を食べつつ、思い出す幻のお好み焼きがある。
70年前、私は父の転勤で、愛知の豊川から名古屋に引っ越した。
友達の輪になかなか入って行けず、下校後もぽつんと1人ですることもない。
唯一、母からもらった5円玉を握りしめ、近くの駄菓子屋に向かう。
申し訳程度の量の駄菓子が並んでいる棚の向こうに、小さな鉄板のついたテーブルがあった。
「お好み焼き1枚」と言うと、汚れた前掛けのお兄さんが、返事もなく、そのテーブルの前に立つ。
水で薄く溶いた小麦粉の小さな円に載せるのは、わずかな削り粉と玉葱、糸のようなさきいかと紅生姜。
豊川では見かけなかったお好み焼き。
たった5円のあの食べ物が、どうしてあんなに美味しかったのだろうと思う。
同じ材料で焼いても、家ではあの味にならないのだ。
当時の寂しさと、無愛想なお兄さんのいる駄菓子屋の雰囲気が全てそろって初めて、美味しくなるものなのかもしれない。
以上です。
子どもの頃、おばあちゃんの家に遊びに行って、よく近くの駄菓子屋さんに行きました。
5円だったか10円だったか思い出せませんが、この投稿者さんが書かれているようなお好み焼きをよく食べました。
無愛想なお兄さんではなく、奥さんが焼いてくれました。
大人になってかみさんとデイトで甘味どころの食べもの屋さんに行ってお好み焼きを作って食べました。
子どもの頃に食べたお好み焼きと違って、分厚くて肉も卵も入っていた豪華なお好み焼きでした。
お好み焼きというと、子どもの頃に食べた薄くて具も少ししか入っていないお好み焼きを連想しましたので、あまりに違うのでびっくりしました。
私は昔食べたお好み焼きの方が、貧弱ですが好きです。
たまたまスーパーの前の空き地を借りて営業していた車がありました。
30代〜40代前半の女性が、子どもの頃食べたお好み焼きに似たお好み焼きを作っていました。
値段は1枚100円でした。
かみさんが、自分の分と私の分を買ってくれました。
家に帰って食べますと、子どもの頃食べたお好み焼きでした。
私はこちらのお好み焼きの方が美味しいと思いました。
雨の中に消えて/吉永小百合
今朝も4時30分過ぎに起きてしまいました
気温一桁でファンヒーターを入れコーヒーを飲みながらPCを立ち上げました
【唯一、母からもらった5円玉を握りしめ、近くの駄菓子屋に向かう。
申し訳程度の量の駄菓子が並んでいる棚の向こうに、小さな鉄板のついたテーブルがあった。
「お好み焼き1枚」と言うと、汚れた前掛けのお兄さんが、返事もなく、そのテーブルの前に立つ。
水で薄く溶いた小麦粉の小さな円に載せるのは、わずかな削り粉と玉葱、糸のようなさきいかと紅生姜。】
私の生まれ育った小さな田舎町ですが有りました
そこは本屋が沢山並び焼きそばを注文するとタダで本が読む事が出来ました
叔母さんが焼きそばを作る鉄板の横に大きな鉄板が有りお好み焼きを注文すると自分で焼いて食べれました
子供相手で小学生までが来ていました
子供の社交場で私は好みの女の子を誘いよく行きました
最初は自分でお金を出して焼きそばを食べますが本を読みながらかき氷を頼み食べました
お好み焼、かき氷は私がご馳走しましたね
その当時から小遣いは友達より多く貰っていました
小学生の頃から好みの女の子にはご馳走していたようです
その癖が大人になっても直らなかったのでしょう