3月29日(水)楽屋@中目黒で行う「アラディーン」のライブ。
http://www18.ocn.ne.jp/~alladeen/index.htm
今日リハをやる予定です。
かねてからオリジナル曲を演奏したいと思っていたのですが、今回2曲ほどやりたいと思っています。
1曲は最近作った「ヒジャーズ」をベースにした「ロンガ」調の曲。題名は「Magic Carpet(魔法の絨毯)」(う、ベタなネーミングだ・・。)
もう1曲「Steppe Road(草原の道)」はかれこれ9年前に作った曲。
この曲、9年前に来日した「ウズベキスタン」「新疆ウイグル」の伝統音楽を演奏するバンドをたまたま見る機会があって、その音楽に魅了されて作曲した曲です。
なんか、草原の風景を感じるんですよね、あの辺の国の音楽は。
特に「ウズベキスタン」のバンドではダンサーが「胡旋舞(こせんぶ)」とよばれる回転中心の独特な伝統舞踊を披露していて、これが速いのなんの!
それにあわせて、演奏も速くてテクニカルで2度びっくり。
「胡旋舞」という名前は唐の時代からあったそうで「西域諸国」とよばれる国々に共通する踊りだそうです。
実は「マカーム」という言葉を知ったのもこの頃。この「西域諸国」と呼ばれていた国々は、元々トルコ系の人々が建てた国です。
実は「トルコ人」の祖先たちは中央アジアに元々住んでいた遊牧民だったのですが、西へ西へと進む内にアナトリア、つまり小アジア半島に到着し、そこに定住したことで現在の「トルコ」があるとか。
この「西域諸国」に共通する發弦楽器(バチやピックを使用して弾く弦楽器)の特色として「複弦の金属弦」を使用するところ。
例えばサズ、ドゥタール、セタール・・・等等。
その頃は、そういった民族楽器は入手していなかったので12弦ギターを代用してました。
で、今回のアラディーンのライブでは、その曲をサズという「トルコの民族楽器」で弾こうと思っています。
まさか、こんな感じで陽の目を見るようになるとは・・。
リハが楽しみです!!
さ、イフティファールのリハもあるし、寝ないと・・。
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