私の生徒に、マイケルという、もろブリティッシュ・アクセントで話すイギリス人がいます。
彼は、彼独自の方法でダラブッカを叩き、私の出す数々の課題をこなしていく上、連打が素晴らしいのです。
本当にキレイに、しかも物凄いスピードで叩くことができます。
あまりに凄いので、どう叩いているのか聞くと「ワカラナーイ」とのこと。
ただ、昔から暇な時間があると「中指で連打をする」、要するに「貧乏ゆすり」の別バージョンを毎日行っているそうで、時には「うるさいからやめて!」と注意される事も良くあるそうだとか・・・。
前々から、私は自分の連打に不満があり、人が連打をすると「どうやっているのか?」と根掘り葉掘り質問攻めにするのですが、未だにマイケルほどキレイに連打を叩ける人は日本では見たことが無いのです。
もう一人、異常なほど連打の凄い、多分世界一のダラブッカ奏者であるエジプトのスフィー・ダラブッカ奏者「ハニー・モルガン」も指で叩く練習をしているそうです。
というわけで指先に重心を空くような形で、叩く位置など色々探りながら小さな音で早いフレーズを練習してみると、なんとなく超高速連打のコツが分かってきました。
つまり、連打をする時は、
1.必要最小限のところしか筋肉を使わない。
2.動きは最小になる。
3.手とダラブッカの位置が非常に重要になってくる。
4、指には力を入れない。
5.つまり楽にできないと超高速連打は無理
ということがポイントでしょうか?
いずれにしろダラブッカはパワープレイも出来れば、繊細なプレーも上手に表現できる太鼓です。
まだまだ修行が必要ですね。
さて、東京イフティファールも残すところあと1日!
今回の演目は、もう兎に角「ベリーダンス」って感じで素晴らしいものが完成しそうです。
乞うご期待!!