さて、レヴューの続き。7月26日(日)は「ベリーダンスと音楽の夜@横浜 第三十一夜」でした。横浜サムズアップでの、Izumi さんと、Izumi Oriental Dance School のインストラクターの、Acali さん、Yomi さん、Madoka さん、Kamar さんと、ハーレ・スルタンという、超豪華イベントとなりました。
本当に超満員で、危うく立見席になるか、という処までいった第三十一夜、サムズの新人スタッフの気の利かない言葉で、折角予約された方が2名、座れないと思って帰られてしまった事故がありました。この場でお詫びいたします。お店には厳重注意を致しますので、帰られた方々には、お許しいただきたいと思っております。
ともあれ、今までの最高動員数を記録し、Izumi Oriental Dance School の結束力の素晴らしさを目の当たりにした次第でした。
こうやって書くと、アラディーンの力が二の次のように勘違いしている、どこぞのエセ主宰者や、エセ・ミュージシャンが存在するので、ハッキリ言わせてもらうと、
アラディーンの猿真似グループを結成して、ベリーダンサーを呼んで、同じようなイベントをやれば、同じようになる、と思っているようで、現実にそういうイベントがあるのは確かですが、
他のグループで、この日のような嵐のような感動が起きる訳がないと断言しておきたいと思います。(まぁ、私の記事を読んでいる人は、以上のようなイベントを手放しで称賛するような人はいないと思いますが(笑))
この日のアラディーンの演奏はとても素晴らしかったし、ミュージシャン同士、それぞれ要所要所に「どうだ!」みたいな変奏を入れ込んで、とても楽しく演奏できました。つまり、お互いに尊敬し合える程の実力を持ったメンバー構成になったという証だと思います。
ハーレと同じく、ミュージシャンを余り褒めない Izumi さんも、「今回のアラディーンの演奏については、何のストレスも無かったです。」と言っていました(笑)
つまり、今までのアラディーンのメンバー構成だと、必ず誰かがオリエンタルではないこと、しかもヘンテコな事を仕出かしたりしていた訳でしたが、
終に、今回の編成になって、アラディーンはオリエンタル音楽を奏でられるオーケストラに成長した、という事であると思います。
ハーレも、本当に楽しんで踊っていて、とても素晴らしかった、と言ってくれました。
特筆すべきは、アコーディオンの絵実さんが、マリオ・キルリスのアコーディオン・バラディを上手に弾きこなし、またそれをリクエストしたYomi ちゃんが踊って会場を沸かせ、とても盛り上がりました。このアコーディオン・バラディは、アラディーンのレパートリーにして行こうと思います。
また、ハスィンも、とても楽しかったようで、Sawah では、歌の即興、つまり、マッワールも突然飛び出し、Izumi さんも愉しく踊っていました。
私の歌も「上手くなった」と、ダンサーの皆さんに褒められ(笑)
Izumi さん同様、余り褒めないAcali ちゃんから「またやりたい」と言われる位、とても満足のいく内容の夜でした。
さて、これから、この布陣のアラディーンをどうやって展開して行くか、嬉しい課題ですが、しっかりと考えて、更に展開して行きたいと思います。