忙しくて日記が滞っていましたが、9月28日は「ベリーダンスと音楽の夜 第八十九夜」でした。
実は、この月のショーは当初出演予定だった1人のダンサーが、手前勝手な理由で出演を辞退してきました。しかも、フライヤーが出来ていて、既に送った後だったのですが。
急遽、慌てた私は、Shiva ちゃん、Tamaki ちゃんに相談。そこで、Shiva ちゃんの方から、Sayaka、Haggie、へるみさんの3人の皆さんに出演して頂く事になりました。
結果、立ち見が出るほどの大盛況の夜となり、最初から最後まで盛り上がったショーになりました。皆さん、本当にありがとうございました!!
今回は、歌モノの大曲である、ワルダのFi Youm Wa Layla, アブドゥル・ハリム・ハーフェーズのMawaoud、をShiva さん、ナガット・サギーラのAna Bastannak をTamaki さんが踊ってくれました。こちらも、凄く楽しめました。
突然降って湧いたチャンスで踊る事になったSayaka さんは、ムハンマド・アブドゥル・ワッハーブのYa Musaafer Wahedak を。Sayaka さん、しっかりタイミングをとってくれて、素晴らしいパフォーマンスでした。
Haggie さんはマハラライ・バンダのIest Sexy を可愛らしく、へるみさんは、Rompi Rompi を、楽器の即興にあわせて見事に踊ってくれました。
こうやって振り返ってみると、Tamaki さんが踊った、瑞穂嬢の見事なヴァイオリンが主役のYearning 以外、ずっと歌っていました(笑)。
瑞穂嬢も、私とのデュオの成果が現れ(笑)、インプロも、かなり安定し、内容も自信が着いて来たように思います。ヴァイオリンも、研究の結果、オリエンタル音楽用に鈴木ヴァイオリンに持ち替え、「らしい」音を出してくれ(Yearning では、イントロ・フレーズを聞いて、お客さんが驚いていたのが見えました。)、今後のアラディーンの音楽の幅を大きく広げてくれる事でしょう。
また、今回は、音楽的にも一歩成長しようと、チック・コリアのSpain を演奏しました。今のアラディーンのメンバーでJazz を弾くのは、チャレンジな訳ですが、私も含めて、皆、果敢にインプロヴィゼーションに挑戦してくれました。
私個人も、ウードの通常の音域では、この大編成だと音が立たない事にゲネの時点で気づき(笑)、普通だと使わない高い音域のポジションで弾く事の必要性を感じたのは、まさしく怪我の功名でした。
ともあれ、お客様も、皆さん凄く楽しんで頂いた顔をして帰って行かれたので、我々も大満足のショーでした。
また皆さん、よろしくお願い致します!