ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

イライラ、セカセカ、クヨクヨは、

2008年08月15日 | ひとりごと
                      (突如バスルームの鏡の上に現れたバッタくん)↑
すべてコロコロの素。
お便秘歴が定かでないほどの長年の付き合いなのに、
イライラ、セカセカ、クヨクヨの3大擬態語が元凶だと気づいたのがほんの数年前。

あ、食べながら読んでくれてるあなた、それからこの手の話が苦手なあなた、
この記事は読まない方がいいです、念のため。

波瀾万丈、七転び八起き、なんでもええけど、かなりまともではなかった毎日が延々と続いていた頃、
気がついたら、わたしのウンチは丸い石っころ状態になっていた
いったい、どないしたらこんなもんがヒトの体の中で生産されるのか、
ちょっと感動するぐらいの固い小石のようなブツが、
日によって数は違うけど、コンッコンッと見事な音をさせて落ちた。
まだ出ている時はいいとして、それが日に日に少なくなり、やがて一つも出なくなっても、
それが全く苦痛でなく、普通に飲み食いできてしまったので、
数日(6日に及ぶことなど日常茶飯事だった)後、地獄の痺れと疲れと痛みに苦しむことになる。
痛みはともかくとして、なぜに痺れなのか、
それは、その頃住んでいた家のトイレが、どれもこれも和式だったから。
コロコロの小さな石っころが合体して巨大化したブツは、
祈るような気持ちでう~んう~んと唸っても微動だにしない。
そうして20分、30分、40分と経ち、腰から下は痺れきってしまう。
トイレは外にあったから、冬の寒い晩なんか最悪。
すっかり感覚を失ったお尻は、力一杯、ゴール前の騎手のようにバシバシ叩いても、全くなにも感じなかった。
そして病院へ
便秘を侮る事なかれ。悪いガスが体に充満するとかなりヤバい。
病院で、あの手この手でトライしてみてもダメと分かると、
おもむろに手袋をつけた看護士さんに、指でほじくり出してもらう羽目に

その技術を体験し学んだわたしは、岩石化したブツを指で一つ一つ外したり、向きを変えられるようになった。
もちろん外側、皮膚の上からですよ。
それが密やかな自慢ではあったけど、そんなことを繰り返されてる肛門が平気なはずがない。
そのうちに、ふと見下ろすと、フウッと気が遠くなるほど出血するようになった。

もうわたしは、生きてるうちに、普通のウンチは拝めないのかも

だがしかし、人生、捨てたもんじゃありません。
大腸がんの疑いあり、と診断されて、慌てて受けた大腸カメラの検査。
毎年1回受けている間に、癒着していた部分は開通し、風?通しが良くなった。
それに加えて、こちらの水と空気が性に合ったのか、
健康オタク旦那の、16年間のしつこい指導の成果が出たのか、
毎日トイレに座ること2分、感動的な早さで事が終わるようになった。

なのに、家の事が始まってからどうも調子が悪い。さすがに岩石化までには至らないけれど。
要するに、原因が分かっているのだから、なんとかして無理にでも、
例の3大擬態語に捕われないようにしたらいいのだ。

なんてクヨクヨ思てしまうのがあかんのちゃう
コメント
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