ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

日本における法律に関わる、あるいは作れる人へ

2010年03月04日 | ひとりごと
基本的に、ブログには、事件や事故の話題を書かないようにしていました。
そんなことをしたら、毎日数十件の記事を書かなければならなくなるからです。
毎日、朝食時に、日本のニュースをインターネットで読んでいます。
読んでいる途中に胸が塞がって、思わずコンピューターをスリープにしてしまうこともあります。
そういう事件が、ここ数年、だんだんと増えてきたような気がしてなりません。

殺人事件に関しては、時効を無くすことを検討し始めた、という記事が載りました。
この法律の成立を、息をつめて待ち望んでいる遺族の方々が、どれほどいらっしゃるのか、わたしには想像もつきません。
ずっと前に一度、わたしはブログに、人を殺した人は、自分がやったのとそっくりそのままのやり方で痛めつけ傷つけられる刑を望んでいると書きました。
ただ、実際に与えるのではなく、特殊なテクノロジーを使った、架空の世界の中でのことで、けれども痛みと恐怖はとてもリアルな刑としてです。
先日亡くなった藤田まことさんが演じられていた『必殺仕置き人』のような人達が実際に存在しているのならともかく、この世は叶わぬことだらけです。

昨日わたしは、朝の食卓で、4才と5才の子供が、自分の親に虐待を受け、衰弱した挙げ句に命を落としたニュースを読んで、涙が止まりませんでした。
「お水をください」と親に頼んでいた声を聞いた人、泣き声を聞いた人、親の怒鳴り声を聞いた人、アザを見つけた人、おかしいと思った人がいました。

そういう人がすぐに連絡できる場所を作ってください。

連絡を受けたら、とりあえずその家に踏み込める機関を作ってください。

家に踏み込んで、なにか疑わしいことが見つかった場合、すぐにその子供を保護できる場所を作ってください。

疑わしい家の親をきちんと時間をかけて尋問し、問題有りという場合は治療を受けられるよう速やかに隔離できる施設を作ってください。

ものすごく病んだ人達の子供が、どれほどに辛い毎日を送らなければならないか。その悲しみ、その苦しみ、その孤独がわかりますか?
子供はそれでも、おかあさんが好きだと思う。おとうさんも好きだと思う。きっとこれは僕が悪い子だからだと自分を責め、もっといい子にならないとと頑張ろうとする。
でも愛してもらえない。どうしても愛してもらえない。それどころか、つねったり叩いたり、やけどを負わせられたり、生きる手段を奪われたり。

どこかに置いて、自分達の見えない所で痩せ細っていく子供を無視するのならまだしも、毎日見ていた。毎日一緒にいた。それが本当に許せない!

いつも事件が起こった後で、子供達が悲惨な人生を終えた後で、あの時こうしていたら……あの時相談所が◯◯していたら……そんなんばっかり!

もう間に合わない。まだまだいっぱい、屋根の下で行われている虐待を、今すぐなんとかできるよう、場所と人員を作ってください。
法律ができるまでの間は、警察が特別に動けるように、民事介入の特例を作ってください。

大津に居た頃、長屋の三軒隣に住む姉妹の母親がよくヒステリーを起こして、娘達を怒鳴りつける声が聞こえてきました。
旦那は毎日、「もう我慢ができない、通報する!」とイライラしたり心配したりしていました。
ある日、二階の窓際に座って外を眺めていたら、家の前の狭い路地を転げるように走って逃げる女の子と、布団叩きを振りかざして追いかける母親の姿を見つけ、旦那はもう電話に飛びついて警察に電話をしていました。
でも、なにも起こりませんでした。ただ、その女の子が母親に、背中やお尻や太ももの後ろを、パシンパシンと音をたてて叩かれただけでした。
旦那はそのお宅に行って、「今度もし、あなたが同じことをしたら、ボクが許さない!」と怒鳴りに行ったけれど、それっきりで終わってしまいました。

もっともっと大人は、子供を本気で守らないといけない。そう思いませんか?
マスコミは、こういう時にこそ大騒ぎして、日本中の人達に問いかけなあかんのじゃないですか?
コメント (18)
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ドキドキしながら寝るわたし

2010年03月04日 | ひとりごと
うちの三階には、こげなもんがドッカ~ンとある。



おまけに、重り各種、ひとつでも持ち上げるのに苦労する……。



ほんでもって、両手使ても持ち上がらんダンベルもある……。




この部屋は、かつてわたしが、炬燵を置いて和室にしたろ……うひひ……と企んでいた部屋やのに、
息子TとK、特にこの件に関しては筋トレオタクのTのせいで、フィットネスクラブと化してしまった
Tはこちらに住むと決めたや否や、次から次へと筋トレ用の道具や重りを買い漁り……宅配のお兄さん方にどんだけ迷惑かけたか……重いっちゅうねん!
毎日決められたメニューを黙々とこなすTを見てると文句も言えず……ほんま、決めたことはとことん続けられるええ根性を持ってることは確かです。

極限にまで重くされたバーベルを、万が一床に落とした時のために、床に敷いてある青いマットは、旦那が合気道を教えていた時に買ったブツ。
ずうっとガレージにてお休みいただいていたのが、やっと日の目を見ることになったのは良かったけれど……。

昨日、ベッドの中で急に、わたしは気がついたのです。本当に突然に。

そりゃそうとあのクソ重たいやつらは、いったいどこにあるんだべか?
部屋の窓から見える景色を思い出しながら、部屋の位置を辿っていくと……どっひゃ~ん!!わたしらの真上やん……

いや、わたしは右に転げたらなんとか避けられるかも……けど、旦那はかなりやられる可能性大……こういうのって保険出るんかな……。
けど、寝てしもてたら転げるもなんもあれへんがな。ええとええと、あの台の形はどやったかいな、真っすぐ落ちてくるわけないし、う~んう~ん……。

家の床っていったい、どこらへんまで頑張ってくれるんでしょうか……。

コメント (13)
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