昨日の夕方まで、ずっと泣き虫やってました。
もう目はボ~ボ~、梅図かずおの恐~い漫画に出てきそうなキャラクター顔(『たまみちゃん』がかなり近い!)になってしまってました。
そんなところに、マンハッタンでThird Houseのアパート探しをしていた旦那の両親から、ブロードウェイショー夕飯付きのお誘いがあり、そりゃもう行くっきゃないっしょ?ってことで、冷たく濡らしたタオルで必死でマッサージ。焦りました。
今回は『SOUTH PACIFIC(南太平洋)』。第二次世界大戦の真っ最中のある南の島が舞台のお話です。
リンカーンセンター内にある劇場は、改装が終わったばかり。円形の舞台が客席の方にせり出していて、その下ではオーケストラの皆さんが?!
劇が始まると、その舞台がスウッと前に移動してくるので、蓋をされて見えなくなってしまうのだけど、オケの演奏だけの時は舞台が後退して丸見え!
チケットをギリギリで買ってくれた父のおかげで、我々の席は前から三列目だったのですが、客席の最前列の人は手を伸ばすと床に届くほどの近さ?!
こんなのは初めてだったので、役者さん達の演技をあそこまで間近に見られて、かなり興奮しました。
どの役者さんも、声量といい演技力といい、それぞれにスゴかったのだけど、特にこの方、ブラディーメアリーおばさん、惚れました!
彼女は、任務でやってきた男前の中尉さんに、自分の娘を嫁にしろ!と、すご~く強引な手口で勧める、島の原住民、お土産物屋さんのおばさんです。
もう目力がスゴい!ギョロッと見られるとドキン!どころか、取り憑かれてしまいそうな気がします。
訛りの強い英語とおばちゃんパワーで、グイグイと押しまくるメアリーおばさん。もちろん歌もすごくうまかったです。
元フランス領だった島が舞台ですが、敵は日本。劇中「Jap」の連発でした。
おまけに、愛する恋人の連れ子が「Colors(有色人種)」だとわかった途端、「そんなの絶対に嫌!」と狼狽えまくる主人公……。
時代が時代だっただけに仕方が無いんですけどね。
でも、舞台の上でシャワーを浴びて髪を洗ったり、いきなり側転したり、ほっそい体から豊かな声を聞かせてくれた主人公の女性には感動しました。
家に戻ったのがもう深夜。急いで両親の寝床を作り、そのまま「はい、おやすみなさ~い!」
翌朝、いつものごとく、1番寝坊したのはわたし……。
あまりの良い天気!そしてまたしばらく雨と寒い日に戻るとあって、みんなで散歩に出かけました。
散歩中、母が、「Tがあんなにスィートボーイに戻ってほんとによかった。嬉しいわ」としみじみ言ってくれて、わたしも胸がじぃんとしました。
きっと彼女は、ほとんど復帰不可能なぐらいに落ち込んでいた、食べることも寝ることもできなかった頃のTのことを思い出してくれていたのでしょう。
1時間近く、両親と旦那とわたしの4人で散歩して、薄らと汗をかきました。
彼らはともに70才。高校から出会って結婚したスィートハートカップルです。
旦那に「カミカゼクッキング」と命名されるぐらいに大急ぎで昼食を作り、ふたりを見送った後はさあ練習!めちゃくちゃ焦りました。
一昨日の晩からずっと、昨日一日泣いてばっかりだったので、全くピアノに触っていなかったのです!
アルベルトとの合わせ第4ラウンド。
やっぱり弾き始めのテーマソロに、いつものごとく注文がつきました。
しくしく……わたし的には充分ジャズっぽいねん!
彼が弾くごとに、調律が激しく緩むピアノ……どんな力してるんっすか?
あまりにいい天気だったので、いきなりバーベキューチキンを作ろうと思い立った旦那。わたしはなんでも大歓迎!
練習が終わり、アルベルトも交えた5人で、今までに観た映画の話で盛り上がりながら、美味しくご飯をいただきました。
「あ~、来週のまうみの歌が楽しみぃ~」と言いながら帰っていったアルベルト。
もうちょっとで、彼の首に指を巻き付けるところでした。理性が残っていてよかった……。
もう目はボ~ボ~、梅図かずおの恐~い漫画に出てきそうなキャラクター顔(『たまみちゃん』がかなり近い!)になってしまってました。
そんなところに、マンハッタンでThird Houseのアパート探しをしていた旦那の両親から、ブロードウェイショー夕飯付きのお誘いがあり、そりゃもう行くっきゃないっしょ?ってことで、冷たく濡らしたタオルで必死でマッサージ。焦りました。
今回は『SOUTH PACIFIC(南太平洋)』。第二次世界大戦の真っ最中のある南の島が舞台のお話です。
リンカーンセンター内にある劇場は、改装が終わったばかり。円形の舞台が客席の方にせり出していて、その下ではオーケストラの皆さんが?!
劇が始まると、その舞台がスウッと前に移動してくるので、蓋をされて見えなくなってしまうのだけど、オケの演奏だけの時は舞台が後退して丸見え!
チケットをギリギリで買ってくれた父のおかげで、我々の席は前から三列目だったのですが、客席の最前列の人は手を伸ばすと床に届くほどの近さ?!
こんなのは初めてだったので、役者さん達の演技をあそこまで間近に見られて、かなり興奮しました。
どの役者さんも、声量といい演技力といい、それぞれにスゴかったのだけど、特にこの方、ブラディーメアリーおばさん、惚れました!
彼女は、任務でやってきた男前の中尉さんに、自分の娘を嫁にしろ!と、すご~く強引な手口で勧める、島の原住民、お土産物屋さんのおばさんです。
もう目力がスゴい!ギョロッと見られるとドキン!どころか、取り憑かれてしまいそうな気がします。
訛りの強い英語とおばちゃんパワーで、グイグイと押しまくるメアリーおばさん。もちろん歌もすごくうまかったです。
元フランス領だった島が舞台ですが、敵は日本。劇中「Jap」の連発でした。
おまけに、愛する恋人の連れ子が「Colors(有色人種)」だとわかった途端、「そんなの絶対に嫌!」と狼狽えまくる主人公……。
時代が時代だっただけに仕方が無いんですけどね。
でも、舞台の上でシャワーを浴びて髪を洗ったり、いきなり側転したり、ほっそい体から豊かな声を聞かせてくれた主人公の女性には感動しました。
家に戻ったのがもう深夜。急いで両親の寝床を作り、そのまま「はい、おやすみなさ~い!」
翌朝、いつものごとく、1番寝坊したのはわたし……。
あまりの良い天気!そしてまたしばらく雨と寒い日に戻るとあって、みんなで散歩に出かけました。
散歩中、母が、「Tがあんなにスィートボーイに戻ってほんとによかった。嬉しいわ」としみじみ言ってくれて、わたしも胸がじぃんとしました。
きっと彼女は、ほとんど復帰不可能なぐらいに落ち込んでいた、食べることも寝ることもできなかった頃のTのことを思い出してくれていたのでしょう。
1時間近く、両親と旦那とわたしの4人で散歩して、薄らと汗をかきました。
彼らはともに70才。高校から出会って結婚したスィートハートカップルです。
旦那に「カミカゼクッキング」と命名されるぐらいに大急ぎで昼食を作り、ふたりを見送った後はさあ練習!めちゃくちゃ焦りました。
一昨日の晩からずっと、昨日一日泣いてばっかりだったので、全くピアノに触っていなかったのです!
アルベルトとの合わせ第4ラウンド。
やっぱり弾き始めのテーマソロに、いつものごとく注文がつきました。
しくしく……わたし的には充分ジャズっぽいねん!
彼が弾くごとに、調律が激しく緩むピアノ……どんな力してるんっすか?
あまりにいい天気だったので、いきなりバーベキューチキンを作ろうと思い立った旦那。わたしはなんでも大歓迎!
練習が終わり、アルベルトも交えた5人で、今までに観た映画の話で盛り上がりながら、美味しくご飯をいただきました。
「あ~、来週のまうみの歌が楽しみぃ~」と言いながら帰っていったアルベルト。
もうちょっとで、彼の首に指を巻き付けるところでした。理性が残っていてよかった……。