ツィッター友で、こちらのブログにも時々コメントしてくれはるういこさんから、「半谷輝巳という人を知っていますか?」と聞かれ、
全く知らんかったので、慌てて調べてみると、またまたきーこさんが、この男性のことについての文字起こしをしてくれてはりました。
読ませてもろて、びっくりして、頭がこんがらがって、こりゃえらいこっちゃと心底思たので、急きょ、連ちゃんですが、転載されてもらいます。
以下、転載始まり。
赤い羽根共同募金から多額の助成金をもらって、「放射能は怖くない」と洗脳講演
見た瞬間、ある種の犯罪だと思いました。
動画の最初の部分(講義のところ)だけでも、見ていただきたいです。
福島の方々は、このように、いろんな方向から攻められているのかと思うと、この情報の中で、自分自身を保つことのむずかしさを感じます。
この方も、足し算ができないようです。
あまりにビックリしちゃったので、番組内容全て書き出しました。
安達高校で講演をしていました、「たむらと子どもたちの未来を考える会」副代表の、半谷輝己さんにお話をお聞きしました。
ボラサポ・絆ラジオVol.6 7月21日放送 たむらとこどもたち
佐々木瞳:ラジオ福島アナウンサー
福島県内で活動する、ボランティアの皆さんを紹介する、ボラサポ・絆ラジオ
今日は、「たむらと子どもたちの未来を考える会」をご紹介します。
半谷(はんがい)輝己:
おじいちゃんが釣ってきたアユが、20000ベクレル!
さぁ!1kgアユ食うか!
ふきのとう1kgたべるか!
ふきのとう1kg食べるっていうのはチャレンジャーだぞ!
そのあとは、どういう状況になるかはわかんないよな。
はい、そういう事で、実は、食べ物に関して言えば、
ハーイ!
結論が出ました。
何を食べてもだいじょうぶ!
佐々木瞳:
よろしくおねがいいたします。
半谷さんの講演を聞いてどうでしたか?
安達高校 女子:
自分の考えとはまた違う考えが入ってきて、理解が深まるところがありました。
佐々木瞳:
今まで、放射線に対して、不安はありましたか?
安達高校 女子:
大きなところではやっぱり、生活の中で、新しいじゃなくて、正しい情報が入ってこなくて、
自分の中で判断が取れない状況の事が、一番怖かったです。
佐々木瞳:
そんな中で、今回、半谷さんの講演を聞いて、どう変わりましたか?
安達高校 女子:
その、半谷さん、半谷先生の話を聞いて、正しい情報が、その、「本当のことを話してくれる」っていう事で、安心できることが増えました。
佐々木瞳:
どんなところに安心します?
安達高校 女子:
んーっと、その……正しい情報、間違っていた情報は間違っていたっていうと、正しい情報が正しいっていう事が、明確に今日分かったので、
これからの生活で、改善できるような事が見つかって、良かったと思っています。
佐々木瞳:
ご家族や友達と、話したりしますか?
安達高校 女子:
よく話しています。
話題が合えばその話をして、「どういうふうにすればいいのかな」とか、話しています。
佐々木瞳:
今日のお話も、みなさんとしますか?
安達高校 女子:
します。
ちょっとまだ……、自分たちで出来ることを探そうと思っています。
佐々木瞳:
今日はありがとうございました。
佐々木瞳:
今日は、半谷さんの講演を聞いてどうでしたか?
安達高校 男子:
まず、自分の知識の無さを痛感しました。
これから福島県民として、10年20年30年と、福島を背負っていくんですが、
いまの自分の知識では、それは不可能なことなので、これからしっかりと、知識を付けていきたいと思いました。
佐々木瞳:
今まで、放射能に対して不安はありましたか?
安達高校 男子:
はい、ありました。
今までは、外に一歩でも出ると、被ばくしたり、そういうふうな考えがあったんですが、
今日の半谷さんの話を聞いて、周りには少しの量の放射線しかない、という事を……知りました。
佐々木瞳:
今日一番の、新しい発見は何でしょうか?
安達高校 男子:
一番身近なところで、食べ物や水が、今まででは、とても危険があるものだと思っていたんですが、
そうではなく、放射線が微量しかないので、これから安心して食べられそうです。
佐々木瞳:
そうですね、ありがとうございました。
安達高校 男子:
ありがとうございました。
佐々木瞳:
それでは、「たむらと子どもたちの未来を考える会」副代表の、半谷輝己さんにお話をうかがいます。
半谷さん、講演お疲れ様でした。
半谷輝己:
お疲れ様でした、ありがとうございました。
佐々木瞳:
先程、生徒さん達にお話を聞いたんですが、放射能に対して、漠然の不安があったところを、
先生の話を聞いて、少し変わったというふうに話していました。
その事について、どうお考えでしょうか?
半谷輝己:
ハイ、えーっと、一応、私の切り口というのは、あの、理化学的な「数字の信ぴょう性」ではなくて、
ま、それも、あえて言う身としては、正しい知識は用意しますけれども、
入り口としては、社会学的な、自分たちの生活の中で、どうやって放射線を見ていけばいいのか、
自分たちにとって、どうやって放射線とともに生きていけばいいのか。といった観点に立って、
「あっ、放射線って結構受け入れても大丈夫そうだ」っていうふうな意識を持たせる。
という考え方が、ま、あの~、講演の中身というのは、入り口のところは、そんなところでやっております。
佐々木瞳:
ところで半谷さんは、以前、学習塾を行っていたということなんですが、
どういった経緯で、こう言った講演活動を始められたんですか?
半谷輝己:
ハイッ!
あの、わたくしは、今もやっているんですけどね、
えーっと、実はあのぉ~、去年の11月の26日にですね、双葉町から避難していた私のお袋が、ま、42kgの体重が20kgまで減って衰弱死という、
つまり避難することのリスクの大きさ、放射線なんかより、はるかに大きなリスクがあるという事を、目の当たりにして、
しかも、「そういうことはチェルノブイリにもあったんだ」という事を知っていたにもかかわらず、救う事が出来なかった悔しさから、
自分の人生、残りの人生を、全てこの活動のためにささげようと、
ま、おふくろの思いを、悔しさを払しょくしようという思いで、この活動に入りました。
佐々木瞳:
そういった思いから始められたこの講演、今は全国で行っているんですよね。
半谷輝己:
そうですね、今度、大阪で、がれきの話を、あの~、市会議員さん達が100名ぐらい集まるそうですので、それをしてきます。
後は、京都なんかでも、同じような「家族とリスクマネジメント勉強会」という、あの、ま、市民団体の方が立ち上げた会がありまして、
そこに私は専任講師として、京都、名古屋、千葉、あー、東京、茨城……ま、福島にも当然あるんですけれど、
でもその中で、月に2回から3回しています。
佐々木瞳:
年間にすると、どれ位なんでしょうか?
半谷輝己:
えーっと、いまのところえー、だいたい活動が始まったのが3月ぐらいですから、今年の3月ぐらいからまぁ、順調にこう、活動が始まったんですけれども、
あの~20回から30回。
ま、わたしも正確には押さえて、毎日のようにま、やっていますので、ちょっと、数の方は把握できていない状況です。
佐々木瞳:
いつごろこの団体を結成されたんですか?
半谷輝己:
えーっと、「家族とリスクマネジメント回」については、3月ぐらいから、
それから、「たむらと子どもたちの未来を考える会」は、4月の1日にですね、つくられました。
で、こちらがもともとベースの団体で、えー、そちらはですね、私の会長が、あの、白石モータースという……自動車販売と修理の方の会社をやっていまして、
たまたま、あのー、田村から横浜に、いったん避難していたんですけれども、1日に帰って来まして、タイヤがまだスタッドレスタイヤだったんですね。
それをあの、普通のタイヤに取り替えに行ったところですね、あのー、たまたまその、白石モーターズさんの息子さんと娘さん4人を。私塾の方で見ていた関係で、
「ちょっと、先生、放射線に詳しいだろう」という事で、こえをかけられまして、ま、偶然の出会いでしたんですけれども、
それでその時に放射線の説明をしたところ、「ずっとやってくれ」というふうにお願いされて、副代表という形になりました、はい。
佐々木瞳:
今後、どういった活動を続けていきたいとお考えですか?
半谷輝己:
っとー、まだまだ、放射線というものを過剰に恐れてしまって、ま、放射線は、安全なものでは決してありません。
非常に、身体にリスクはあります、けれども、他にも沢山大きなリスクが、ま、我々の身近なところにはあって、そのマネジメントですね。
たとえば、フライドポテトのような、新しく見つかったアクリルアミドという発がん性物質。
今度の講演でも話しましたけれど、たとえば、あー、東京の方は毎日フライドポテトを食べれます。
ね、二本松の方は、週に1回ぐらいに減らせば、ちょっと土や他の食品の中に放射能があったとしても、
うまく工夫をしていけば、東京の方よりもリスクが少ない生活が送れるんだ!
という、そういった冷静なマネジメントを、お話を、福島県内全てに、私はやっていきたいなと思っています。
特に、南相馬市であるとか、あー、それから福島市・郡山市、そして最終的には、20km圏内の人々。
私の生まれ故郷の、双葉町の人達に、え、やってみたいな思っています。
佐々木瞳:
この講演会を企画した、安達高校の先生にお話を伺います。
先生、よろしくお願いいたします。
安達高校では、どうして今回の講演会を企画されたんでしょうか?
安達高校 教員:
はい。
えっと、震災後1年過ぎましたが、学校現場では、通常の学校生活を送れるようになってきているんですけれども、
それでも私たちは、重い物を抱えて生活しています。
安達高校では、今年度から、持続可能な将来にするための、教育活動を始めました。
今回で、3回目の講座になったのですが、
まずは、現状を理解することが必要で、そのために、半谷先生をお呼びしました。
佐々木瞳:
なるほど。
放射能問題、今後、どのように、学校では取り組んでいかれる予定ですか?
安達高校 教員:
はい。
生徒にとって、福島で生きるという事が、被害者であって辛いものだ、という事にはしたくありません。
えー、むしろ福島で育ったからこそ、多くの事を考え、自分で将来の事を考えながら、勉強していってほしいと、
それから、福島で高校時代を過ごしたからこそ、将来立派な大人になった、日本を支える人材になった、
というような教育をしていきたい、というふうに思っています。
佐々木瞳:
これからも、子どもたちを応援したいですね。
安達高校 教員:
はい、ありがとうございます。
佐々木瞳:
「たむらと子どもたちの未来を考える会」では、
赤い羽根災害ボランティア・NPO活動募金ボラサポを、利用なさっているんですよね。
どのように利用されているんでしょうか?
半谷輝己:
そうですね、今日の講演でも使っていましたけれども、
あのー、パソコンですね、講演のためのスライドショーをするためのパソコン。
と、後はデータ管理。
で、さらにはですね、今日は持ち合わせていないんですけれども、ガイガーカウンター、それからシンチレーターっていう、
あー、はー、通常あるような、あのー、精度の低い機器ではなくて、精度の高い物を、購入させていただきました。
さらには、私がこういう講演活動をやっておりますので、そういったものに対する様々な雑費というものに対して、
こういったものを利用させていただいています、はい。
佐々木瞳:
こういった制度を、どのように思われますか?
半谷輝己:
えーっとですね、あの~、震災直後はお金がなくて、「どうするんだ」って言った時に、
やっぱりここが非常にまとまったお金を提供してくれまして、あの、助かりました。
感謝しております、はい。
佐々木瞳:
福島の復興に向けて、「たむらと子どもたちの未来を考える会」では、今後どのような事に取り組んでいくんでしょうか?
半谷輝己:
はい、ええっとー、田村に関しては、あの、当初「ここには住むことができない」というふうな、話し合いも持ちました。
「どこか放射線が無いようなところに、移民したほうがいいんだ」というような考えもありました。
けれども、いろんなデータが出てくるうちに、
「この田村の地でも。このまま住み続けることができる」
県内でも、非常に低い地域だ。という事がだんだん分かりまして、
ところが、非常に汚染された地域が沢山あって、でも、「そこでも何とか生活できそうな」というデータがだんだんわかってくると、
その人たちに、自分たちの経験を、やっぱり伝えることができるだろうという事で、
福島県内、そして福島県から避難している人達、それから、福島県とは関係の無い東京の方とか、関西の方も含めて、
放射線に強い恐怖感を抱いている人たちに、私たちの経験を、
「そうじゃないんですよ~、大丈夫なんだ」と、
「この福島でも生きることができるし、この日本で、我々は生きることができるんだ」という事を、伝えていきたい、というふうに考えております。
佐々木瞳:
分かりました、これからもよろしくお願いいたします。
半谷輝己:
よろしくお願いたします。
佐々木瞳:
赤い羽根災害ボランティア・NPO活動サポート募金ボラサポは、
被災地などで活動するボランティアグループや、NPOのための支援金です。
被災された方々に寄り添い、協力し合い、継続的に活動を行っていくためには、支える人を支える募金が必要です。
復興まで応援し続けるという意思を、形にしたボラサポを、どうぞ応援して下さい。
寄付したい、応援したいという方も、助成を受けたいという方も、
詳しくは www.akaihane.or.jp 赤い羽根共同募金の、ホームページをご覧ください。
ボラサポ絆ラジオ、今日は、田村市の「たむらと子どもたちの未来を考える会」をご紹介しました。
今日ご紹介しました、半谷さんへの講演の依頼やお問い合わせは、
電話番号 0247-82-5881 となっています。
毎週土曜日曜の夕方に、お送りしていますこの番組、次回は、明日日曜日午後6時45分からの放送です。
どうぞお聞きください。
この時間のお相手は、佐々木瞳でした。
ーーーー
安達高校は、二本松市にあります。
早川先生の地図と比べてみました。
活動を始められた動機として、半谷さんは、お母様の死の事を話されました。
お母様のご冥福をお祈りいたします。
体重が半分になってしまうほどの、想像もつかない苦しみだったと思います。
だからと言って、放射能が安全だ、という事にはなりません。
半谷さんは、何か勘違いをされていらっしゃいませんか?
このような内容の講演を続けることによって、あなたは、救えるかもしれなかった人を、これから苦しめる手助けをしているのという事に、何故気がつかないのですか?
お母様は、天国で、そのような息子の姿を望んでいるとは思えません。
番組内の、この2人の生徒は、心から信じているようには見えないけど、言わされているのかな?
言わしているとしたらひどい。
女子「ちょっとまだ……」の、ほんの短い間と、
男子「今日から安心して食べられそうです」、その言葉の声には、その声の調子から、ためらいが感じられる。
赤い羽根募金は、ボランティアをするという事ならば、その内容がどのような物でも、援助をするのでしょうか?
この方の言葉を信じて、生活して、命を縮める方が1人でも出たら、犯罪です。
ちなみに、フライドポテトは、毎日食べません。
福島から、どうしても避難できない。
どうしても、そこで生活していかなければならないことの不安。
だからと言って、このような、安全神話の方向に逃げてはいけない。
福島に住んでいたって、他の汚染地域に住んでいたって、出来る限りの防御をしていくべきで、「放射能は怖くない」と、逃げてはいけないのです。
心を強く持って、現実をしっかり見つめなければいけないのです。
強い気持ちを維持していくことは、とても大変ですが、逃げてはダメです。
放射性物質は、どんなに微量でも、安全ではありません。
何が起こるかは、「直ちに」はなにも分からないだけです。
騙されないでください。
ーーー
赤い羽根共同募金 ボラサポ
助成の決定について
中央共同募金会は、多くの方々に寄付していただいた大切な募金を公正に助成していきます。
応募の審査、配分、助成は定期的に行っていきます。
ーーー
ボランティアに助成をする仕組みは、とてもいいと思います。
けれど、その内容の審査を、キチンとするべきです。
避難できない方々がいる、そこでしか生きていけない方々がいる。
だからこそ、どのようにして生活していけば、最低限の被ばくで済むのか、
たとえば、食事なら、放射性物質を減らす調理方法。
●内部被曝を少なくする食品の選び方と下ごしらえ
●野菜の種類で放射能の吸収率は違うのか
●牛乳に含まれる放射性核種の殆どは乳清(ホエー)に残る
上記は、ブログを書き出したばかりの時に、出来るだけ安全に生活したいと思って集めた内容ですが、
このようなことを、もっと詳しく丁寧に、説明して下さる方とか、その他の防護方法など、
放射能は怖くない、という考え方に逃げるのではなく、
いかにして生きていけるかというような、有意義な講演をして下さる方に、助成していただきたいです。
「1kg食べないだろ~。結論が出ました!なにを食べても大丈夫!!」
そんな事言う人に、助成しないでください。
赤い羽根募金ができなくなりますので。
ーーー
半谷輝己
1962年、福島県双葉郡双葉町生まれ。
日本大学大学院にて、抗生物質の探索と、同定の研究にて、新物質を発見。
その後、協同乳業名糖牛乳研究所では、大豆タンパク、乳タンパクを研究。
さらに、株式会社コニカケミカルにて、抗菌剤の合成研究に従事。
脱サラ後、福島県双葉郡葛尾村にて、学習塾BENTON SCHOOLを立ち上げる。
後に、㈲BENTON代表取締役として、田村市船引町の駅前に、最新設備を完備した教室を構え、駅前再開発の先頭を担う。
この間、山形県等で、理科のモデル授業の講師を務め、絵本や小説の執筆も精力的にこなし、
日本菌学会の会員としては、5年間、キノコの採取会と鑑定会を、個人で主催し、キノコ文化の継承を行った。
さらに、日本ワルケリアナ協会理事として、会やHPの運営に携わる。
現在は、福島第一原発事故後立ち上げられた、「たむらと子どもたちの未来を考える会(AFTC)」副代表、
NPO放射線安全フォーラム会員、「福島ステークホルダー調整協議会(FSAC)」事務局長、
伊達市選任アドバイザーとして、福島の復興の為に尽力している。
ーーー
ボラサポの番組だけでは、本当に、何でも食べてOK!と言っているのかどうか?
その前後に、何か大事なことを話しているかもしれない。
これほどインチキを堂々と言って、赤い羽根募金から、多額のお金を援助してもらえる筈はない。
そう思って、他の講演の動画を探しました。
小さなお子さん連れの方が、聞きに来ているようですが、これ、大変なことになると思います。
書き出しはしません。
私には、民間人の中から、このような人が出てくることが、どうしても信じられません。
がれき広域処理、どこでも埋め立て、食品基準、再稼働……、
政府の政策だけでも目茶苦茶なのに……。
もう、本当にやめて欲しいです!!
以上、転載終わり。
わたしも言う。
もう、ほんまにやめてんか!!
全く知らんかったので、慌てて調べてみると、またまたきーこさんが、この男性のことについての文字起こしをしてくれてはりました。
読ませてもろて、びっくりして、頭がこんがらがって、こりゃえらいこっちゃと心底思たので、急きょ、連ちゃんですが、転載されてもらいます。
以下、転載始まり。
赤い羽根共同募金から多額の助成金をもらって、「放射能は怖くない」と洗脳講演
見た瞬間、ある種の犯罪だと思いました。
動画の最初の部分(講義のところ)だけでも、見ていただきたいです。
福島の方々は、このように、いろんな方向から攻められているのかと思うと、この情報の中で、自分自身を保つことのむずかしさを感じます。
この方も、足し算ができないようです。
あまりにビックリしちゃったので、番組内容全て書き出しました。
安達高校で講演をしていました、「たむらと子どもたちの未来を考える会」副代表の、半谷輝己さんにお話をお聞きしました。
ボラサポ・絆ラジオVol.6 7月21日放送 たむらとこどもたち
佐々木瞳:ラジオ福島アナウンサー
福島県内で活動する、ボランティアの皆さんを紹介する、ボラサポ・絆ラジオ
今日は、「たむらと子どもたちの未来を考える会」をご紹介します。
半谷(はんがい)輝己:
おじいちゃんが釣ってきたアユが、20000ベクレル!
さぁ!1kgアユ食うか!
ふきのとう1kgたべるか!
ふきのとう1kg食べるっていうのはチャレンジャーだぞ!
そのあとは、どういう状況になるかはわかんないよな。
はい、そういう事で、実は、食べ物に関して言えば、
ハーイ!
結論が出ました。
何を食べてもだいじょうぶ!
佐々木瞳:
よろしくおねがいいたします。
半谷さんの講演を聞いてどうでしたか?
安達高校 女子:
自分の考えとはまた違う考えが入ってきて、理解が深まるところがありました。
佐々木瞳:
今まで、放射線に対して、不安はありましたか?
安達高校 女子:
大きなところではやっぱり、生活の中で、新しいじゃなくて、正しい情報が入ってこなくて、
自分の中で判断が取れない状況の事が、一番怖かったです。
佐々木瞳:
そんな中で、今回、半谷さんの講演を聞いて、どう変わりましたか?
安達高校 女子:
その、半谷さん、半谷先生の話を聞いて、正しい情報が、その、「本当のことを話してくれる」っていう事で、安心できることが増えました。
佐々木瞳:
どんなところに安心します?
安達高校 女子:
んーっと、その……正しい情報、間違っていた情報は間違っていたっていうと、正しい情報が正しいっていう事が、明確に今日分かったので、
これからの生活で、改善できるような事が見つかって、良かったと思っています。
佐々木瞳:
ご家族や友達と、話したりしますか?
安達高校 女子:
よく話しています。
話題が合えばその話をして、「どういうふうにすればいいのかな」とか、話しています。
佐々木瞳:
今日のお話も、みなさんとしますか?
安達高校 女子:
します。
ちょっとまだ……、自分たちで出来ることを探そうと思っています。
佐々木瞳:
今日はありがとうございました。
佐々木瞳:
今日は、半谷さんの講演を聞いてどうでしたか?
安達高校 男子:
まず、自分の知識の無さを痛感しました。
これから福島県民として、10年20年30年と、福島を背負っていくんですが、
いまの自分の知識では、それは不可能なことなので、これからしっかりと、知識を付けていきたいと思いました。
佐々木瞳:
今まで、放射能に対して不安はありましたか?
安達高校 男子:
はい、ありました。
今までは、外に一歩でも出ると、被ばくしたり、そういうふうな考えがあったんですが、
今日の半谷さんの話を聞いて、周りには少しの量の放射線しかない、という事を……知りました。
佐々木瞳:
今日一番の、新しい発見は何でしょうか?
安達高校 男子:
一番身近なところで、食べ物や水が、今まででは、とても危険があるものだと思っていたんですが、
そうではなく、放射線が微量しかないので、これから安心して食べられそうです。
佐々木瞳:
そうですね、ありがとうございました。
安達高校 男子:
ありがとうございました。
佐々木瞳:
それでは、「たむらと子どもたちの未来を考える会」副代表の、半谷輝己さんにお話をうかがいます。
半谷さん、講演お疲れ様でした。
半谷輝己:
お疲れ様でした、ありがとうございました。
佐々木瞳:
先程、生徒さん達にお話を聞いたんですが、放射能に対して、漠然の不安があったところを、
先生の話を聞いて、少し変わったというふうに話していました。
その事について、どうお考えでしょうか?
半谷輝己:
ハイ、えーっと、一応、私の切り口というのは、あの、理化学的な「数字の信ぴょう性」ではなくて、
ま、それも、あえて言う身としては、正しい知識は用意しますけれども、
入り口としては、社会学的な、自分たちの生活の中で、どうやって放射線を見ていけばいいのか、
自分たちにとって、どうやって放射線とともに生きていけばいいのか。といった観点に立って、
「あっ、放射線って結構受け入れても大丈夫そうだ」っていうふうな意識を持たせる。
という考え方が、ま、あの~、講演の中身というのは、入り口のところは、そんなところでやっております。
佐々木瞳:
ところで半谷さんは、以前、学習塾を行っていたということなんですが、
どういった経緯で、こう言った講演活動を始められたんですか?
半谷輝己:
ハイッ!
あの、わたくしは、今もやっているんですけどね、
えーっと、実はあのぉ~、去年の11月の26日にですね、双葉町から避難していた私のお袋が、ま、42kgの体重が20kgまで減って衰弱死という、
つまり避難することのリスクの大きさ、放射線なんかより、はるかに大きなリスクがあるという事を、目の当たりにして、
しかも、「そういうことはチェルノブイリにもあったんだ」という事を知っていたにもかかわらず、救う事が出来なかった悔しさから、
自分の人生、残りの人生を、全てこの活動のためにささげようと、
ま、おふくろの思いを、悔しさを払しょくしようという思いで、この活動に入りました。
佐々木瞳:
そういった思いから始められたこの講演、今は全国で行っているんですよね。
半谷輝己:
そうですね、今度、大阪で、がれきの話を、あの~、市会議員さん達が100名ぐらい集まるそうですので、それをしてきます。
後は、京都なんかでも、同じような「家族とリスクマネジメント勉強会」という、あの、ま、市民団体の方が立ち上げた会がありまして、
そこに私は専任講師として、京都、名古屋、千葉、あー、東京、茨城……ま、福島にも当然あるんですけれど、
でもその中で、月に2回から3回しています。
佐々木瞳:
年間にすると、どれ位なんでしょうか?
半谷輝己:
えーっと、いまのところえー、だいたい活動が始まったのが3月ぐらいですから、今年の3月ぐらいからまぁ、順調にこう、活動が始まったんですけれども、
あの~20回から30回。
ま、わたしも正確には押さえて、毎日のようにま、やっていますので、ちょっと、数の方は把握できていない状況です。
佐々木瞳:
いつごろこの団体を結成されたんですか?
半谷輝己:
えーっと、「家族とリスクマネジメント回」については、3月ぐらいから、
それから、「たむらと子どもたちの未来を考える会」は、4月の1日にですね、つくられました。
で、こちらがもともとベースの団体で、えー、そちらはですね、私の会長が、あの、白石モータースという……自動車販売と修理の方の会社をやっていまして、
たまたま、あのー、田村から横浜に、いったん避難していたんですけれども、1日に帰って来まして、タイヤがまだスタッドレスタイヤだったんですね。
それをあの、普通のタイヤに取り替えに行ったところですね、あのー、たまたまその、白石モーターズさんの息子さんと娘さん4人を。私塾の方で見ていた関係で、
「ちょっと、先生、放射線に詳しいだろう」という事で、こえをかけられまして、ま、偶然の出会いでしたんですけれども、
それでその時に放射線の説明をしたところ、「ずっとやってくれ」というふうにお願いされて、副代表という形になりました、はい。
佐々木瞳:
今後、どういった活動を続けていきたいとお考えですか?
半谷輝己:
っとー、まだまだ、放射線というものを過剰に恐れてしまって、ま、放射線は、安全なものでは決してありません。
非常に、身体にリスクはあります、けれども、他にも沢山大きなリスクが、ま、我々の身近なところにはあって、そのマネジメントですね。
たとえば、フライドポテトのような、新しく見つかったアクリルアミドという発がん性物質。
今度の講演でも話しましたけれど、たとえば、あー、東京の方は毎日フライドポテトを食べれます。
ね、二本松の方は、週に1回ぐらいに減らせば、ちょっと土や他の食品の中に放射能があったとしても、
うまく工夫をしていけば、東京の方よりもリスクが少ない生活が送れるんだ!
という、そういった冷静なマネジメントを、お話を、福島県内全てに、私はやっていきたいなと思っています。
特に、南相馬市であるとか、あー、それから福島市・郡山市、そして最終的には、20km圏内の人々。
私の生まれ故郷の、双葉町の人達に、え、やってみたいな思っています。
佐々木瞳:
この講演会を企画した、安達高校の先生にお話を伺います。
先生、よろしくお願いいたします。
安達高校では、どうして今回の講演会を企画されたんでしょうか?
安達高校 教員:
はい。
えっと、震災後1年過ぎましたが、学校現場では、通常の学校生活を送れるようになってきているんですけれども、
それでも私たちは、重い物を抱えて生活しています。
安達高校では、今年度から、持続可能な将来にするための、教育活動を始めました。
今回で、3回目の講座になったのですが、
まずは、現状を理解することが必要で、そのために、半谷先生をお呼びしました。
佐々木瞳:
なるほど。
放射能問題、今後、どのように、学校では取り組んでいかれる予定ですか?
安達高校 教員:
はい。
生徒にとって、福島で生きるという事が、被害者であって辛いものだ、という事にはしたくありません。
えー、むしろ福島で育ったからこそ、多くの事を考え、自分で将来の事を考えながら、勉強していってほしいと、
それから、福島で高校時代を過ごしたからこそ、将来立派な大人になった、日本を支える人材になった、
というような教育をしていきたい、というふうに思っています。
佐々木瞳:
これからも、子どもたちを応援したいですね。
安達高校 教員:
はい、ありがとうございます。
佐々木瞳:
「たむらと子どもたちの未来を考える会」では、
赤い羽根災害ボランティア・NPO活動募金ボラサポを、利用なさっているんですよね。
どのように利用されているんでしょうか?
半谷輝己:
そうですね、今日の講演でも使っていましたけれども、
あのー、パソコンですね、講演のためのスライドショーをするためのパソコン。
と、後はデータ管理。
で、さらにはですね、今日は持ち合わせていないんですけれども、ガイガーカウンター、それからシンチレーターっていう、
あー、はー、通常あるような、あのー、精度の低い機器ではなくて、精度の高い物を、購入させていただきました。
さらには、私がこういう講演活動をやっておりますので、そういったものに対する様々な雑費というものに対して、
こういったものを利用させていただいています、はい。
佐々木瞳:
こういった制度を、どのように思われますか?
半谷輝己:
えーっとですね、あの~、震災直後はお金がなくて、「どうするんだ」って言った時に、
やっぱりここが非常にまとまったお金を提供してくれまして、あの、助かりました。
感謝しております、はい。
佐々木瞳:
福島の復興に向けて、「たむらと子どもたちの未来を考える会」では、今後どのような事に取り組んでいくんでしょうか?
半谷輝己:
はい、ええっとー、田村に関しては、あの、当初「ここには住むことができない」というふうな、話し合いも持ちました。
「どこか放射線が無いようなところに、移民したほうがいいんだ」というような考えもありました。
けれども、いろんなデータが出てくるうちに、
「この田村の地でも。このまま住み続けることができる」
県内でも、非常に低い地域だ。という事がだんだん分かりまして、
ところが、非常に汚染された地域が沢山あって、でも、「そこでも何とか生活できそうな」というデータがだんだんわかってくると、
その人たちに、自分たちの経験を、やっぱり伝えることができるだろうという事で、
福島県内、そして福島県から避難している人達、それから、福島県とは関係の無い東京の方とか、関西の方も含めて、
放射線に強い恐怖感を抱いている人たちに、私たちの経験を、
「そうじゃないんですよ~、大丈夫なんだ」と、
「この福島でも生きることができるし、この日本で、我々は生きることができるんだ」という事を、伝えていきたい、というふうに考えております。
佐々木瞳:
分かりました、これからもよろしくお願いいたします。
半谷輝己:
よろしくお願いたします。
佐々木瞳:
赤い羽根災害ボランティア・NPO活動サポート募金ボラサポは、
被災地などで活動するボランティアグループや、NPOのための支援金です。
被災された方々に寄り添い、協力し合い、継続的に活動を行っていくためには、支える人を支える募金が必要です。
復興まで応援し続けるという意思を、形にしたボラサポを、どうぞ応援して下さい。
寄付したい、応援したいという方も、助成を受けたいという方も、
詳しくは www.akaihane.or.jp 赤い羽根共同募金の、ホームページをご覧ください。
ボラサポ絆ラジオ、今日は、田村市の「たむらと子どもたちの未来を考える会」をご紹介しました。
今日ご紹介しました、半谷さんへの講演の依頼やお問い合わせは、
電話番号 0247-82-5881 となっています。
毎週土曜日曜の夕方に、お送りしていますこの番組、次回は、明日日曜日午後6時45分からの放送です。
どうぞお聞きください。
この時間のお相手は、佐々木瞳でした。
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安達高校は、二本松市にあります。
早川先生の地図と比べてみました。
活動を始められた動機として、半谷さんは、お母様の死の事を話されました。
お母様のご冥福をお祈りいたします。
体重が半分になってしまうほどの、想像もつかない苦しみだったと思います。
だからと言って、放射能が安全だ、という事にはなりません。
半谷さんは、何か勘違いをされていらっしゃいませんか?
このような内容の講演を続けることによって、あなたは、救えるかもしれなかった人を、これから苦しめる手助けをしているのという事に、何故気がつかないのですか?
お母様は、天国で、そのような息子の姿を望んでいるとは思えません。
番組内の、この2人の生徒は、心から信じているようには見えないけど、言わされているのかな?
言わしているとしたらひどい。
女子「ちょっとまだ……」の、ほんの短い間と、
男子「今日から安心して食べられそうです」、その言葉の声には、その声の調子から、ためらいが感じられる。
赤い羽根募金は、ボランティアをするという事ならば、その内容がどのような物でも、援助をするのでしょうか?
この方の言葉を信じて、生活して、命を縮める方が1人でも出たら、犯罪です。
ちなみに、フライドポテトは、毎日食べません。
福島から、どうしても避難できない。
どうしても、そこで生活していかなければならないことの不安。
だからと言って、このような、安全神話の方向に逃げてはいけない。
福島に住んでいたって、他の汚染地域に住んでいたって、出来る限りの防御をしていくべきで、「放射能は怖くない」と、逃げてはいけないのです。
心を強く持って、現実をしっかり見つめなければいけないのです。
強い気持ちを維持していくことは、とても大変ですが、逃げてはダメです。
放射性物質は、どんなに微量でも、安全ではありません。
何が起こるかは、「直ちに」はなにも分からないだけです。
騙されないでください。
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赤い羽根共同募金 ボラサポ
助成の決定について
中央共同募金会は、多くの方々に寄付していただいた大切な募金を公正に助成していきます。
応募の審査、配分、助成は定期的に行っていきます。
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ボランティアに助成をする仕組みは、とてもいいと思います。
けれど、その内容の審査を、キチンとするべきです。
避難できない方々がいる、そこでしか生きていけない方々がいる。
だからこそ、どのようにして生活していけば、最低限の被ばくで済むのか、
たとえば、食事なら、放射性物質を減らす調理方法。
●内部被曝を少なくする食品の選び方と下ごしらえ
●野菜の種類で放射能の吸収率は違うのか
●牛乳に含まれる放射性核種の殆どは乳清(ホエー)に残る
上記は、ブログを書き出したばかりの時に、出来るだけ安全に生活したいと思って集めた内容ですが、
このようなことを、もっと詳しく丁寧に、説明して下さる方とか、その他の防護方法など、
放射能は怖くない、という考え方に逃げるのではなく、
いかにして生きていけるかというような、有意義な講演をして下さる方に、助成していただきたいです。
「1kg食べないだろ~。結論が出ました!なにを食べても大丈夫!!」
そんな事言う人に、助成しないでください。
赤い羽根募金ができなくなりますので。
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半谷輝己
1962年、福島県双葉郡双葉町生まれ。
日本大学大学院にて、抗生物質の探索と、同定の研究にて、新物質を発見。
その後、協同乳業名糖牛乳研究所では、大豆タンパク、乳タンパクを研究。
さらに、株式会社コニカケミカルにて、抗菌剤の合成研究に従事。
脱サラ後、福島県双葉郡葛尾村にて、学習塾BENTON SCHOOLを立ち上げる。
後に、㈲BENTON代表取締役として、田村市船引町の駅前に、最新設備を完備した教室を構え、駅前再開発の先頭を担う。
この間、山形県等で、理科のモデル授業の講師を務め、絵本や小説の執筆も精力的にこなし、
日本菌学会の会員としては、5年間、キノコの採取会と鑑定会を、個人で主催し、キノコ文化の継承を行った。
さらに、日本ワルケリアナ協会理事として、会やHPの運営に携わる。
現在は、福島第一原発事故後立ち上げられた、「たむらと子どもたちの未来を考える会(AFTC)」副代表、
NPO放射線安全フォーラム会員、「福島ステークホルダー調整協議会(FSAC)」事務局長、
伊達市選任アドバイザーとして、福島の復興の為に尽力している。
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ボラサポの番組だけでは、本当に、何でも食べてOK!と言っているのかどうか?
その前後に、何か大事なことを話しているかもしれない。
これほどインチキを堂々と言って、赤い羽根募金から、多額のお金を援助してもらえる筈はない。
そう思って、他の講演の動画を探しました。
小さなお子さん連れの方が、聞きに来ているようですが、これ、大変なことになると思います。
書き出しはしません。
私には、民間人の中から、このような人が出てくることが、どうしても信じられません。
がれき広域処理、どこでも埋め立て、食品基準、再稼働……、
政府の政策だけでも目茶苦茶なのに……。
もう、本当にやめて欲しいです!!
以上、転載終わり。
わたしも言う。
もう、ほんまにやめてんか!!