ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

海辺の1週間

2013年08月04日 | 家族とわたし
ミリアムの家の、この夏初めて咲いた朝顔の花。


さて、どこに咲いてるでしょう?


金曜日の朝に気功瞑想のクラスを受け、道教の教え第一章を学んだ。
初めてクラスに参加した人がいたからで、それはまた、慣れてきたわたしたちにとっては、初心にかえるチャンスでもあるので、ミリアムはいつも、初めての人が来るとそうする。

そのページには、物事の根源について書かれている、
わたしにはまだ、その教えがいわんとしていることを、つかみかねている。
ミリアムは、つかみかねていること、想像を続けること、知ろうとすること、その姿勢が気功だと言う。
そして彼女はいつも、わたしはなにひとつ教えることはできないけれども、一緒に学ぶことはできると言う。

彼女は先々週、ノルウェーの港から北に向かう船に乗って、一番北極に近い町を訪れた。
いろんな水が毎日目の前に現れて、そのどれもに、自分が深くつながっていると感じた。

昨日から、ニュージャージーの南端の海辺に来ている。
旦那の両親が借りてくれた海辺の家に、両親、旦那姉一家、旦那弟と息子、そして旦那とわたしが招待してもらい、1週間過ごす。
夕食当番を各自一回受け持ち、片付けは皆で助け合う。
のんびりと本を読んだりボードゲームをしたり、昼寝したり、あ、もちろん海で泳いだり。
なにもしない、という時間が必要やったから、この休暇を楽しみにしてた。
南北に延々とつながっている夜の浜辺を、旦那と旦那の弟ジムと3人で歩いた。
ハリケーンサンディの被害がほとんど無かった所やけども、長い時間歩いてると、浜の所々に、通常は見られんような変な段差があったりする。
ほんでそれは、米軍による砂の調整であったりするらしい。
南北に延々と続く美しい白い砂の浜も、実はまったくの自然ではないということやね。

今日も長いこと浜で過ごした。
昨日の夜から来てる次男くんは、明日からの仕事のために戻らなあかn。
彼と入れ替わりに、今夜から、長男くんが、ニューヨークからバスに乗ってやって来る。
そして珍しいことに、彼は、家から仕事ができるようにして、一週間丸々、一緒に過ごすらしい。
彼も多分、ゴムアレルギーに悩まされてて、その症状には太陽の光と海水がとても良いというので、この休暇を楽しみにしてたに違いない。

宮城の方で、小さいとはいえない地震があった。
三陸沖という文字が何回も目に入ってくる。
日本はまだまだ、収束などしていない。
地震の現象もまだまだ、落ち着いたともいえない。

けれどもわたしが、ここでそのことを悩んでもしょうがない。
無事であることを祈ることぐらいしかできない。

しばらく記事を書かないので、よかったら、カテゴリーから適当に選んで読んでもらえたら超~嬉しいかも。
最近、そういう記事を掘り出してきてくれはった方がいて、読み直すことができた。
『日本とわたし』の記事は、文面から怒りがにじみ出てきてるようなんが多いけど、どれも正直な気持ちで書いた。

いつかきっと、あの時はよう怒って書いたなあと、苦笑いしながら思い出せる日本になりますように。
コメント (4)
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