ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

米国『祝イチロー、4000本ヒット』事情

2013年08月21日 | 米国○○事情
すんませ~ん!
ボケボケの写真で~す!
けど、嬉しいし、お祝いやから、載せます。

おめでとぉ~イチロー!4000本ヒット達成!

第一打席。観客総立ちで、イチローコールが起こる。




画面が変わる瞬間の、


打った!イチロー的ヒット!1塁へ。


ファンも、


もちろんこの人、エイミー・フランツさんも!彼女はマリナーズ時代から『イチ・メーター』というボードを手作りして、彼の安打を一本一本祝福してきた。


黒ちゃんも、


わらわらと選手たちがお祝いに出てくる。


もみくちゃ♪


帽子をとってお礼。




二塁へ。


記録の比べっこ。


三塁へ。


おかえりぃ~。


守備につくイチローを祝うファン。


イチローのこれまで。


もうずっとイチロー。


やっとまともに撮れたか……。


試合が終ってインタビュー。なんかもう、泣きそうやし……。




広島から応援しにきたよぉ~のファン♪


いっつもやる試合後の監督会見。


彼のチームを思う気持ちと、記録への挑戦は、尊敬に値する。


試合後のイチロー特集。


さらに公式インタビュー。




ほんでもってこれはおまけ。
イッちゃんの4000本安打記念ボールを捕球した川崎選手、あまりに長いこと持ってたので、審判に返せって言われた。
持っときたかったんやろなあ……。



イチロー「祝福にただ感激」
8月22日 14時16分

イチロー選手は、日米通算4000本安打を達成した記者会見で、
「こういうきりのいい数字というのは、1000回に1回しかこない。
4回重ねられたことは、それなりかなあと思う。
しかし、4000という数字よりも、あんな風に、チームメイトやファンが祝福してくれたことが、とても深く心に刻まれました。
僕だけのために、試合を止めて時間を作ってくれるという行為に、ただただ感激した」と振り返りました。

ヒットを積み重ねられた要因については、
「4000本のヒットを打つために、8000回以上の悔しい思いをしてきている。
その中で、常に、自分なりに向き合ってきたという事実はある。
誇れるとしたら、そこではないかと思う」と話しました。
今後の選手生活について、
「うまくいったことではなく、うまくいかなかったことの方が強く記憶に残り、その中で瞬間的に喜びが訪れる、
それが、プロの世界のだいご味でもあると思う。
これからも、失敗をいっぱい重ねていって、たまにうまくいってという繰り返しだと思います。
うまくいかないことと向き合うことはしんどいですが、これからもそれを続けていきます」と話しました。

【古巣マリナーズも祝福】
イチロー選手が、去年7月まで所属した古巣のマリナーズも、球団として、祝福のメッセージを発表しました。
この中でマリナーズは、
「イチロー選手の、注目すべきキャリアが、シアトルからスタートしたことを、
4000本のうちの2533本を、11年半袖を通した、マリナーズのユニフォームで打ってきたことを誇りに思う。
歴史的な記録は、ベースボールの偉大な打者の1人であることを証明するものだ」と、記録達成を称賛しました。


「4000本のヒットを打つために、8000回以上の悔しい思いをしてきている。
その中で常に、自分なりに向き合ってきたという事実はある。
誇れるとしたら、そこではないかと思う」

「うまくいったことではなく、うまくいかなかったことの方が強く記憶に残り、その中で瞬間的に喜びが訪れる、
それが、プロの世界のだいご味でもあると思う。
これからも、失敗をいっぱい重ねていって、たまにうまくいって、という繰り返しだと思います。
うまくいかないことと向き合うことはしんどいですが、これからもそれを続けていきます」


イチローの言葉はいつも、わたしを励ましてくれる。
ほんま、そうや、その通りやと思う。
うまくいかんことの連続の中に、瞬間的に訪れる喜び。
失敗をいっぱい重ねていって、たまにうまくいって、そのくり返し。
続けていこう!うん、続けられる。
しんどいけど、続けていこう!
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無血は叶わなくとも、それでも良くなるまで、エジプト人が半分死んでしまうかもしれないけど続ける

2013年08月21日 | 日本とわたし
フィフィさんという、エジプト人の両親(母親は日本で政治学博士号を取得、父親も日本で工学博士号を取得)の間に、エジプト・アラブ共和国の首都カイロで、三姉妹の次女として生まれる
女性がいる。
新聞もテレビも、ほぼまともなことを伝えていないので、わたしは彼女(フィフィさん)と、朝日新聞国際報道部記者の三浦英之氏のお二方のツィートを読み、現地の情報を得ている。

今朝、シリアで、神経ガスが一般市民に向けられたというニュースを、アラビア新聞で読んだ。
そのあと、三浦さんのツィートを追っていると、この記事が紹介されてた。
『反体制組織の「地域調整委員会」によると、政権軍は21日未明、ダマスカス近郊のザマルカ、アインタルマ、東グータなどを空爆した際、
化学兵器を装填(そうてん)した爆弾をつかったという。
死者のうち子供が約半数を占め、負傷者は全部で5千人以上に上るという。
事実とすれば、シリアの毒ガス被害では最大規模となる。

 反体制組織はフェイスブックで、21日に、東グータ地区の仮設病院で撮影したとする画像を公開した。
2、3歳と見られる子供がぐったりし、医師たちが水をかけて体を洗いながら、心臓マッサージをしているシーンなどがある。
別の映像や画像では、同じ仮設病院と見られる床に、子供や女性を含む50人ほどの遺体が並べられている』

もうほんまに、これが地獄といわんでなにを言う。
人間は、なんでここまで愚かに、残虐になれるのか。

この世から、兵器というものを無くす。
まずそこから始めるためにも、大人も子どもも、とにかく、自分が生きてる世界、社会の現実を調べる、知る、知ったら伝える。
これをしよう。

今のエジプトかて、無知やからこそだまされて、だまされてるだけやのうて間違うた行動に出て、それで自分で自分の首を締めてる人が無数にいる。
それはもう、エジプトだけに限らず、どこの国もそうやって、知らんことが原因で、悪党らの巧みな誘導に引っかかってる。
知ったからって、どうなるんでもない、結局は知ったことで苦しくなるばっかりで、世の中はまるで知らんふりして全く変わらんやないか。
そう言いたいやろ。
わたしもそう思う。
けど、せやからってまた、知らんまま流されていくだけの自分に戻ったら、この世界は永遠に続いてってしまう。
死んだ後のことなんか知るかいなと、わたしは言えんようになった。
わたしらの先代に、そういう人が多かったがために、わたしらはこんなふうに苦しんでる。
そやからってなにも、そのことを恨むつもりはないけれど、自分がそういう、不甲斐ない、無責任な大人のまんま死にとうない。


↓以下、転載はじめ

【エジプト情勢】
カイロのデモ参加者に独占インタビュー / シーシーが殺されるか逃亡して終わる


2013年8月14日に発生した、エジプト暫定政府の治安部隊による、デモ隊への虐殺行為。
そのデモに参加した、カイロ市在住のエジプト人男性に出会った。
 
・圧力によって偏向される日本の報道
日本で報じられているエジプトのニュースは、いくつものフィルターと圧力によって、事実がねじ曲げられているという。
本当にそうなのか、事実はどうなのか、カイロのホテルで会い、短い時間ながら話を聞いてみた。
 
・2013年8月14日のデモに参加したというのは、本当ですか?
14日にやった、ラバアルアダウィヤ(カイロ市)のデモに参加しました。
散弾銃のようなもので撃たれて、小さい弾丸が当たりました。
いまも、傷が肩と背中にあります。
催涙ガスで、額の皮もむけました。
 
・軍人や警察や治安部隊の違いを教えてください
軍人 
暫定政府エジプト国防大臣兼国軍総司令官シーシー氏が率いる存在。

警察 
暫定政府イブラヒム内務大臣が率いる存在。
デモ隊への攻撃にも参加。
しかし、裏でコントロールしているのはシーシー氏。

治安部隊 
暫定政府が雇っているエジプト人。
デモ隊に攻撃するのがメイン。
警察やバルタゲイヤの一部も混ざっている。

バルタゲイヤ 
警察に雇われている存在。
全員が私服で行動し、デモ隊に、攻撃や嫌がらせをするのがメイン。
前科のある人をかき集めて、犯罪歴をデータ上から消すかわりに、バルタゲイヤとして働かせる。
前科がなくても、お金を渡して雇われる者も多数いる。

外人部隊 
アラブ首長国連邦が、南米コロンビア等の国から雇った外人部隊を、エジプト暫定政府に提供。
おもに、ヘリコプターからの攻撃や、スナイパーとして活動。
 
・日本では、エジプト情勢が正しく報じられてないといわれてます。
エジプトでも正しく伝えられていません。
「デモ隊が武器を持ってるぞ!!」と、テレビで放送しますが、撃たれて映像に映っているのは、武器を持たない人ばかりなんです。
おかしいでしょう? 
なぜ、武器を持たない人ばかり撃たれているんですか。
普通、武器を持っている人が狙われるはずです。
 
・エジプトでは、正しい情報を、マスコミから得られないのですか?
正しく伝えている中立のテレビ局は、アルジャジーラ、アクサ、ヤルムーク、ハラール25だけです。
これらのテレビ局は、カタール、パレスチナ、ヨルダンから放送しているので、エジプトから圧力がありません。

ほかの、エジプトにある7つくらいのチャンネルは、すべてシーシー側。
暫定政府よりです。
流れる映像も、政府に都合よくされています。
 
・デモ隊虐殺の連携攻撃
ラバアルアダウィヤのデモで、治安部隊が、何人も殺しました。
撃たれた人を助けに行くと、そこを、バルタゲイヤと警察が攻撃してきます。
まずは石を投げてきて、次に催涙ガスをまいてから、散弾銃を撃ちます。
そして、最後はスナイパーです。
私のまわりでは、20人くらい、頭を撃たれて死にました。
 
・バルタゲイヤは殺そうとしてくるのですか?
バルタゲイヤと警察は殺さない、暴力だけします。
バルタゲイヤは、お金をもらって働いてるだけで、どっちの味方でもない(思想がない)から、スナイパーが撃つ段階になったらすぐに逃げるんです。
スナイパーに撃たれた人を助けに行くと、またスナイパーに撃たれます。
どうにか助けることができたら、トラックに乗せます。
 
・デモ隊は、声をあげて歩いているだけで撃たれるのですか?
デモは声をあげているだけですよ。
銃なんて持ってないし、手にするとしても石くらい。
もしもの話ですが、もしデモ隊が武器をもっていたら、バルタゲイヤはみんないなくなると思います。
石を投げるだけで、バルタゲイヤはみんな逃げますから。
もし銃を持ってたら、バルタゲイヤも警察もいなくなって、残るのは軍隊だけになると思います。
 
・エジプト国民は、治安部隊の行為を、「虐殺」だと思っていますか?
もちろん、虐殺だと思っています。
何も武器は持ってないし、そういう人たちを殺すのは犯罪です。
国民の思想が違ったとしても、暫定政府の行為は、ほとんどの人たちが、虐殺だと思うようになってきました。
昨日は、刑務所の前で、38人くらい殺されて、これはもう、「犯罪者」だと思うようになってきています。
 
・エジプト国民に、今回の出来事を、肯定的に見ている人がいるという声もありますが。
思想がどうであれ、エジプト人が目の前で殺されたら、エジプト人は悲しいです。
暫定政府や、報道に騙されている国民もいるにはいますが、彼らもだんだん「おかしい」と気がつきはじめていますし、国民の割合的にも、いちばん少ないと思います。
 
・暫定政府を応援している層などはあるんでしょうか?
暫定政府を応援しているグループはいます。
いま、軍隊の背後にいる人たちは、たとえば、経済で自分の生活に影響が出るビジネスマン、それと、エジプトのインテリジェンスたちが作ったグループのタマッロド。
ブルジョワな層が支持しています。

彼らは、約3年前まで、エジプト人として経済的に良い立場だったのに、今回の貧乏な人たちのデモで、経済的にガタ落ちです。
だから、早くデモを排除したいわけです。
 
・撃たれるのをわかっててデモに参加するのは、どうしてですか?
死んでも国のためと思う人、正しい行いをすれば、死んでも天国にいけると思う人、命をかけて子どもたちの将来のため、と思う人もいます。
だから、みんな撃たれることがわかっていても、デモをやります。
 
・最終的に、どういう着地点になると思いますか?
最終的に、誰かがシーシーを殺す、と思います。
ずっとデモが続いていくと、シーシーの立場が悪くなる。
犯罪者のイメージが強くなりますから、世界各国からのイメージが悪くなります。
特に、エジプト軍のイメージは、最悪になります。
いちばん関係がダメになるのがイスラエル。

ここ30年間くらい、エジプト軍はとても良いイメージでした。
でも、シーシーのせいで、エジプト軍のイメージが悪くなってきたら、「もうこの軍隊ダメです」という流れになってしまう。
だから、シーシーは誰かに殺されるか、ほかの国に逃げると思います。
シーシーは、サウジアラビアやいろんなところからお金が入ってくるので、お金持ちですから逃げられます。
 
・シーシーが殺されたり逃げたあとは、どうなると予想しますか?
でも、シーシーが逃げると困るのが、サウジアラビアとかイギリスなど、シーシーと仲が良かった国です。
いま、サウジアラビアとかイギリスは、苦悩していると思います。
デモがこのまま続いたら、シーシーが使えなくなるからです。

シーシーが殺されたり逃げたりしたら、エジプト国民が「勝った!」ということで強くなりますから、シーシーと仲が良かった国とエジプトは、仲が悪くなりますよね。
 
・エジプトのシーシーと仲良しの国々の関係
シーシーが、デモを虐殺で抑えようとする

虐殺をしても、デモが終わる気配がない

シーシーや軍のイメージが悪くなる

何度虐殺を繰り返しても、終わらないデモ

シーシーが、犯罪者扱いになりつつある

仲良しの国「俺たちシーシーと仲良しだとやばくない?」←いまここ
 
・エジプトに不利なことを言うと、記者が入国できなくなりますか?
世界中に記者はたくさんいますから、外国人の記者が何を書いても、問題ないと思います。
でも、エジプト人だけは危ない。
影響力のあるエジプト人が、インターネットとかテレビで、シーシーの悪いことを言ったり書いたりしたら、シーシーの権力下では、エジプトには戻れなくなります。

その国のエジプト大使館が、逐一調べて、エジプトにレポートしています。
日本のエジプト大使館も、みんなシーシー派ですよ。
 
・日本のエジプト大使館前でデモがありましたが、ご存知ですか?
はい。
今日(2013年8月19日)は、日本のエジプト大使館前でデモがありましたね。
RNNニュースで、エジプトでも報じられました。
日本だけじゃなく、スイスとかオーストラリアとか、たくさんの地域でデモがあったようです。
 
・血が流れないで終わらせる方法はないのでしょうか?
みんなそれを願ってる。
でも、このまえのデモでは、言葉を話すチャンスすらもらえず、治安部隊が撃ってきました。
だからといって、デモをやめてしまうのはだめ。
良くなるまで、みんなずっとずっとやっていきます。
エジプト人が、半分死んでしまうかもしれないけど……。
ここ1~2週間で、シーシーに大きな動きが出る、と思います。
 
・暫定政府側に、デモ隊に対する理解者はいないのですか?
軍人にも、こちらの気持ちを理解してくれている人は、たくさんいるんです。
だから、このような状況が続くことに対して、軍人たちも、長く我慢はできないでしょう。
いまは、立場として、暫定政府を守る側にいますし、大金が支給されていますから、暫定政府側にいます。

でも、国に大きなダメージがでてきていますし、家族や親戚に害が出てきたりしていますから、これ以上シーシーに従っていられない、と思うはずです。
そうなると、軍隊が、シーシーに対して動くでしょう。
 
・軍人たちに、たくさんお金が入ってくるんですね。
かなりたくさん入ってきます。
しかも、暫定政府から、いつも報告が入るんです。
サウジアラビアから何ドル入りましたとか、どこから何ドル入りましたとか、いつも報告がくるんです。
そうすると軍人は、「ああ、またお金がたくさん入ってくる」と感じるわけです。
 
・デモに参加した家族や親戚が死んでしまう軍人もいますよね?
います。
これは、本当かどうか未確認ですが、シーシーの親戚もデモで殺された、という情報が入ってきています。
たぶん本当だと思います。
YouTube にも出ていますが、シーシーの親戚が、映像にIDカードを持って出て、「デモで兄弟が殺されました」と言っています。
そして「シーシー、 今度はあなたも殺します」と話していました。

いまの現状は、誰もが、家族や親戚が殺されている状況になっています。
エジプトでは、「やられたらやる」という考えがありますから、やられたからやる流れになって、このまま虐殺が続けば、内戦になると思います。
 
・マスコミの情報操作だけでは、抑えきれなくなりつつあるんですね?
昨日や一昨日のテレビでは、外国人がテロや犯罪をしている、というニュースが流れていました。
パキスタン人逮捕しました、アイルランド人逮捕しました、トルコ人逮捕しました、スーダン人逮捕しました、というニュースが、たくさん流れるようになりました。

暫定政府は、軍隊のイメージが悪くならないように、
「デモをやっているのは外国人ですよ。エジプト人はみんなシーシー派! デモをやってるのは外国人です!」と言いたいのかもしれない。
外国人といっても、すべての国籍ではなく、パキスタンとか、スーダンとか、パレスチナとかですね。
 
・あまり意味のない情報操作のように感じますが……。
騙される人は少ないと思います。
先日、テロリストとして逮捕されたパキスタン人は、すごく高齢のおじいちゃんで、ニュース見てた皆が、「さすがにおかしい」と思いました(笑)。
何もできないヨボヨボのおじいちゃんですよ。
何をテロするんですか(笑)。
 
・これからも、デモに参加するのですか?
絶対に参加します。
でもたぶん大丈夫。
治安部隊とかの攻撃パターンがわかってきましたから。
私の額、見てください。
これ、皮がむけてるでしょう? 
これ、ガスでやられました。
強力な催涙ガスで、あびると目と喉が痛くなって、皮膚がすごく熱く感じて、皮がむけます。

数年前のガスよりも、強力になってて危ない。
2011年のガスは、こんなに強くなかった。
前は、ガスから少し離れると、効力がなくなったんですが、今回のはとても強力です。
温度的に熱いのではなく、化学変化でやけどする。
 
・もう、傷のほうは大丈夫なんですか?
大丈夫です。
友だちには、日焼けして皮がむけた、なんて冗談言ってます(笑)。
でも、コカコーラがあれば大丈夫。
ガスを受けたら、皮膚にコカコーラをかけるんです。
すると、すぐに熱さが引きます。
喉が焼けるように痛くなるんですが、そういうときはコカコーラを飲む。
すぐに治ります。
 
・コカコーラにそんなパワーがあったんですね
催涙ガスは、地面に転がってガスを出すパターンと、空中で破裂してガスが舞うパターンがあります。
あびると熱くなって、口も喉も目も、激しく痛くなります。
だから、デモに参加するときは、コカコーラを用意しておきます。
 
Report: Kuzo.
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ブルームーンのなつかしい再会

2013年08月21日 | 友達とわたし
この夏は、けったいな夏やった、としか言いようのない夏やった。
いや、まだ終ってへんのやけど……鈴虫とかがリンリンとのど自慢してるの聞いてたら、なんかもう、とっくの昔に終ってしもてるような気になってしまう。

さてこの8月。
第1週目の週末は、海に行った。
第2週目の週末は、海から戻ってきた。
第3週目の週末は、ここに越してきて4年目の夏に、やっとこさ初めて、ACMAの仲良しメンバーを家に招待して、パーティをした。

1年のうちで、いちばんゆっくりペースになる8月も、あっという間に過ぎ去ってしもて、
この月に作曲を仕上げたるぞ♪ほんでもって、頼まれてたフルートとクラリネットとピアノのための3重奏曲も♪と目論んでたのもすっかり後回しになって、
自分の曲すら終ってない……

この夏は、かなりたくさんの記事や本を読んだ。
1957年生まれ、という自分の、健康についても考えた。
現代のような、ネットという情報収集手段が無かった時代の、悪党どものやり放題。
いったいあの頃の空気や水や土は、そして食べ物は、どれぐらい汚れていたのか、
企業による公害や、有害化学物質添加の大流行、そしてあの、とんでもない数の、やりたい放題の、核実験の実施地域と回数が、その答を暗に物語ってる。

気功瞑想の先生ミリアムはいつも、人は誰もが、健康という定額貯金を、あらかじめ持って生まれてくると言う。
ただ、その人の親、あるいは親が暮らしている環境によって、貯金額に差が生じる。
もし、その額が少なめの人は、それを補うべく、普通貯金(自分の暮らしの中で貯めること)に精出さなければならない。
腹8分目、できたら腹6分目の食事をし、その日最後の食事は寝床につく最低2時間前には終え、それから翌日の食事までにできたら12時間あける。
食べ物は口の中でよく咀嚼し、ガツガツ急いで飲み込まない。
食べる直前に、氷の入った冷たい水を飲まない。
遅くとも11時には目を閉じて一日を終える。
よく歩き、くよくよと悩む時間を極力短くする。
瞑想を1日1回、10分でいいからする。

食事については実行できてる自信がある。
けど……運動と寝ることについては……う~ん……。

自分へのお詫びと反省をこめて、今日もケツメイシ茶を作る。


煮立てる前(左)と煮立てた後(右)。あのツヤツヤの小さな粒がふやけて、ねっとりとしたぬめりが出てる。


お茶は紅茶色。


この季節だけしか食べられへん、超小粒のシャンパーニュ。子どもの頃に食べた青蓮寺のぶどうの味にそっくり!



さて、昨日は、ほんまに久しぶりに、外で食事をした。
どこがええかしらん。
おたがい、日当稼ぎの仕事で、夏はかなり厳しい経済状況になるので、気軽にどこでも、というわけにはいかん。
前に9年暮らしてた家の近くに、まだ行ってない、けども評判はかなり良い、フレンチレストランがある。
カジュアルやから、値段もそれほど高くない。
行ってみた。

前の家から歩いて5分の電車の駅の近くにある、ジャズバーの老舗『トランペット』。


ここがまた地味で愛想がなくて……。
住み始めて数年経ってから、たまたま読み直した村上春樹の『やがて哀しき外国語』のエッセイの中に、この店のことが書かれていて、びっくり仰天して、わざわざ見に行ったという思い出がある。


店の横っちょの方は、少々趣があるけど……。


夏になると、イタリア系の移民さんらによるお祭りが、スペシャルズ(神さまからの特別な贈りもの)の子が通う学校の校庭で開催される。


その(心身において障害を持つ子たちのための)学校の校長が替わって、州の芸術関連支援が減額されてしまうまで、コーラス科の伴奏をしに、何年もここに通た。


近くの広場には移動遊園地。


まったくこの国は国旗が好きやな。


あ、電車が来た。


旦那が毎日のように通勤した駅。


マンハッタンでの仕事を終えて。


旦那がワインを買いに行ってる間に。
よく通たパン屋さんが、向かえ合わせに2軒ある。ああ懐かしい……。
ここは、オーストラリア人カップルの、サリーとウィルが経営してた、オーガニックのパン屋さん。今は違うオーナーが、同じ主旨のパンを売ってる。


ここはジーナス。フレンチ。


そのすぐ近所にある、ここが目的のお店。

『ここ、Le Salbuenでは、
ヒマラヤの塩、オーガニックのスパイス、地産オーガニックのミルク、農産物、地産の餌で育てられた家畜の肉などを含めた、最高品質の食材を使っています。
そして料理は、健康に留意したオーガニックのココナッツオイル、オリーブオイル、そしてアボガドオイルで調理されたものです』

まずは、リーセリンで乾杯。


なんかわからんけど、おいしかった。


メイン州のロブスタータコス。


全部ふたりで半分こしていただいた。
どれもこれも、ひじょ~に美味しかった。
量が、アメリカンからすると、ひじょ~に少ないけども、これが普通にならんと、この国の未来は厳しい……などと思たりする。

外に出ると、すっかり夕暮れ。


おぉ~、ブルームーンのくせに赤いぞぉ~お月さん!


さらにどんどん赤なってくるお月さん……どないしたん……。


遊園地の設置に一所懸命の、イタリアンのおっちゃんたち。




なぜか踏切が好き。


酔い覚ましに、元家の2階に住んでる大家さん、リズとジムを訪ねに行った。
残念ながら留守で、相変わらずのサムに、ワンワンと上から吠えられた。
住まわせてもろてた1階の、勝手口からチラッと見える元長男くんの部屋は、すっかり様子が変わってた。当たり前なのやけど……。

仕方ないなあと、前庭の方に戻ったら、お向かえに住んでる女性に話しかけられた。
もう4年も経ったんや~と、お互いに驚きながら、近況の伝えっこをした。
彼女の隣に住んでた、大好きやったおじいさんとおばあさん夫婦は、おじいさんが去年亡くなり、おばあさんは引っ越したらしい。
息子が、雪が降り積もると、雪かきの手伝いをしたりした。

もうこうなったら、懐かしついでに、隣のケントンとアンマリーにも挨拶しとこ。
ジャマイカン夫婦の裏庭は、さらにすごなってて、まるでそこはジャマイカ……ふたりの娘が巣立ったので、庭仕事にも力が入ってる。
話が尽きんけれども、ふたりの仕事の邪魔をしとうないのでと、さよならしかけてたら、リズとジムが帰ってきた。

もちろん声をかけて、2階の部屋に上がり込み、そこでまたまた話し込む。

日本からやってきた息子たち(11才と13才)とわたし、そして旦那を、それはそれは親切に、あたたかく迎えてくれた人たち。
そしてその家、その通り、その町。
一生感謝。
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