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集団的自衛権をめぐり、行使の範囲が広がる恐れがあるとして、公明党が懸念していた時点での記事です。
自民「おそれ」を「明白な危険」に 拡大解釈可能なまま
【東京新聞・朝刊】2014年6月25日
以下の、ふたつの切り抜きの記事は、Facebook上でシェアされていたものです。
記事の内容を書き起こしました。
集団的自衛権を問う
急ぐ真意 はっきり言えば
福島の原発事故後、一家で関東から沖縄北部に移り住みました。
国は、原発の危険性や、事故後の放射能の影響について、きちんと説明してこなかった。
だれも責任を取らず、国民に本当の情報が与えられないまま、再稼働へ向け、ぬるっと進んでいるように見えます。
集団的自衛権の問題も同じような印象。
政府は何をしたいのか、なぜこんなに急ぐのか、
真意や十分な情報が、国民に語られていない気がします。
多くの米軍基地が集中する沖縄に身を置いてみて、あらためて感じるのは、
「今も日本は、敗戦国であり続けている」ということ。
政治家も、
「ずっとアメリカに支配されてて、集団的自衛権も認めなしゃあないねん」と、はっきり言うたらええやん、と思う。
そこで「じゃあ、どうすればいいか」と、国民も考えられるから。
私は、2~17歳の3人の子どもがいます。
集団的自衛権の問題について、母から、
「いずれ孫が戦いに巻き込まれることにならないか」という電話もありました。
周囲には、「戦前のにおいがする」と心配する年配者が、少なからずいます。
政府は、集団的自衛権を使う事例として、バーチャルな想定を積み上げていますが、
襲い襲われる場で、肉体が血を流す、というリアルな感覚が感じられない。
周辺からの攻撃のおそれを言い立てる前に、そうなる要因を取り除く努力をしてほしい。
集団的自衛権の行使容認は、子どもたちの未来を息苦しくさせるだけです。
(聞き手・奥村智司)
ウーア・歌手(42)
1972年、大阪生まれ。
96年に歌手デビューし、代表曲に「情熱」「甘い運命」など。
原発や米軍基地の問題で、積極的に発言している。
僕は戦場で人を殺せません
福島 佑樹・中学生(東京都 15)
日本が憲法の解釈を変更して、集団的自衛権の行使を容認し、戦争ができる国になる可能性が、日々増しています。
おそらく、戦場へ向かわされるであろう世代のひとりとして、気持ちを述べさせていただきます。
僕の友人の中にも、集団的自衛権の行使が必要だ、と考える人はいます。
しかし僕は反対です。
徴兵され、戦場に送られ、人を殺したくないからです。
人を殺すことは、通常の世界では、最も思い罪です。
しかし戦場では、その一番思い罪である人殺しを、命令されるのです。
命令に従うのがよいことで、命令に背けば罰せられます。
この矛盾が僕には理解できず、受け入れられません。
それに、人は何のために生まれてくるのでしょうか。
戦いで人を殺したり、殺されたりするためではないはずです。
全ての人間に与えられる人生は、たった一度です。
人を殺した罪を引きずって生きたり、自分が望まない時に、命が無理やり終ったりすることは、あまりにも残念で悲しいことです。
集団的自衛権の行使は、海外で人を殺すことを伴います。
僕には、それは絶対できません。
集団的自衛権行使の意味を、国全体で考え直す必要があると、強く思います。
特集ワイド:集団的自衛権、どこか人ごと!? なぜ議論が盛り上がらないのか
毎日新聞 2014年06月25日 東京夕刊より
インタビューに答えた数名の方々の言葉だけを抜粋しました。
■23歳男性
「集団的自衛権? もちろん関心があります。行使容認に賛成。平和憲法だ戦争放棄だと言っても中国が攻めてきたらどうするんですか」
■69歳男性
「行使容認、大賛成」
■慶応大学・総合政策学部生3名
「行使容認にも解釈改憲にも賛成」
「護憲派の上の世代の理想主義って、既得権を守ろうとする人と同じにおいがする」
「こういう大学に通う僕が戦場に駆り出される可能性はないと思う。
この国で徴兵制は無理。
若者は竹やりより弱い。
専門性の高い軍隊に国を守ってほしいから、戦闘員が足りないなら移民を。
そのために相当のカネを投入し、法整備も必要」
「正直、僕らの世代で行使容認に反対の人、ほとんどいないと思いますよ。
W杯の時期で愛国心、すごいですから」
■慶応大学・総合政策学部生・21歳男性
「僕は行使容認にも解釈改憲にも反対。
『敗戦後、日本は戦争で一人も殺さず殺されもしなかった』という事実を壊してしまったら、先の戦争で死んだ人々の思いを踏みにじる」
「だって政治の話はタブー。
『この教授のゼミを選んだからにはこういう考えの持ち主か』と推察し、少しずつ距離を詰めるのがせいぜいです。
政治の話ができるのは親友だけ。
でも大人だってそうでしょ。
僕が政治に関心を持てたのは、政治的な意見を述べる予備校教師に出会えたから。
そんな先生は、大学にもめったにいない」
「脱原発の集会やデモに行ったが違和感の方が強かった。
結局、投票くらいしかないのかな。
大きな流れに逆らえない」
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集団的自衛権をめぐり、行使の範囲が広がる恐れがあるとして、公明党が懸念していた時点での記事です。
自民「おそれ」を「明白な危険」に 拡大解釈可能なまま
【東京新聞・朝刊】2014年6月25日
以下の、ふたつの切り抜きの記事は、Facebook上でシェアされていたものです。
記事の内容を書き起こしました。
集団的自衛権を問う
急ぐ真意 はっきり言えば
福島の原発事故後、一家で関東から沖縄北部に移り住みました。
国は、原発の危険性や、事故後の放射能の影響について、きちんと説明してこなかった。
だれも責任を取らず、国民に本当の情報が与えられないまま、再稼働へ向け、ぬるっと進んでいるように見えます。
集団的自衛権の問題も同じような印象。
政府は何をしたいのか、なぜこんなに急ぐのか、
真意や十分な情報が、国民に語られていない気がします。
多くの米軍基地が集中する沖縄に身を置いてみて、あらためて感じるのは、
「今も日本は、敗戦国であり続けている」ということ。
政治家も、
「ずっとアメリカに支配されてて、集団的自衛権も認めなしゃあないねん」と、はっきり言うたらええやん、と思う。
そこで「じゃあ、どうすればいいか」と、国民も考えられるから。
私は、2~17歳の3人の子どもがいます。
集団的自衛権の問題について、母から、
「いずれ孫が戦いに巻き込まれることにならないか」という電話もありました。
周囲には、「戦前のにおいがする」と心配する年配者が、少なからずいます。
政府は、集団的自衛権を使う事例として、バーチャルな想定を積み上げていますが、
襲い襲われる場で、肉体が血を流す、というリアルな感覚が感じられない。
周辺からの攻撃のおそれを言い立てる前に、そうなる要因を取り除く努力をしてほしい。
集団的自衛権の行使容認は、子どもたちの未来を息苦しくさせるだけです。
(聞き手・奥村智司)
ウーア・歌手(42)
1972年、大阪生まれ。
96年に歌手デビューし、代表曲に「情熱」「甘い運命」など。
原発や米軍基地の問題で、積極的に発言している。
僕は戦場で人を殺せません
福島 佑樹・中学生(東京都 15)
日本が憲法の解釈を変更して、集団的自衛権の行使を容認し、戦争ができる国になる可能性が、日々増しています。
おそらく、戦場へ向かわされるであろう世代のひとりとして、気持ちを述べさせていただきます。
僕の友人の中にも、集団的自衛権の行使が必要だ、と考える人はいます。
しかし僕は反対です。
徴兵され、戦場に送られ、人を殺したくないからです。
人を殺すことは、通常の世界では、最も思い罪です。
しかし戦場では、その一番思い罪である人殺しを、命令されるのです。
命令に従うのがよいことで、命令に背けば罰せられます。
この矛盾が僕には理解できず、受け入れられません。
それに、人は何のために生まれてくるのでしょうか。
戦いで人を殺したり、殺されたりするためではないはずです。
全ての人間に与えられる人生は、たった一度です。
人を殺した罪を引きずって生きたり、自分が望まない時に、命が無理やり終ったりすることは、あまりにも残念で悲しいことです。
集団的自衛権の行使は、海外で人を殺すことを伴います。
僕には、それは絶対できません。
集団的自衛権行使の意味を、国全体で考え直す必要があると、強く思います。
特集ワイド:集団的自衛権、どこか人ごと!? なぜ議論が盛り上がらないのか
毎日新聞 2014年06月25日 東京夕刊より
インタビューに答えた数名の方々の言葉だけを抜粋しました。
■23歳男性
「集団的自衛権? もちろん関心があります。行使容認に賛成。平和憲法だ戦争放棄だと言っても中国が攻めてきたらどうするんですか」
■69歳男性
「行使容認、大賛成」
■慶応大学・総合政策学部生3名
「行使容認にも解釈改憲にも賛成」
「護憲派の上の世代の理想主義って、既得権を守ろうとする人と同じにおいがする」
「こういう大学に通う僕が戦場に駆り出される可能性はないと思う。
この国で徴兵制は無理。
若者は竹やりより弱い。
専門性の高い軍隊に国を守ってほしいから、戦闘員が足りないなら移民を。
そのために相当のカネを投入し、法整備も必要」
「正直、僕らの世代で行使容認に反対の人、ほとんどいないと思いますよ。
W杯の時期で愛国心、すごいですから」
■慶応大学・総合政策学部生・21歳男性
「僕は行使容認にも解釈改憲にも反対。
『敗戦後、日本は戦争で一人も殺さず殺されもしなかった』という事実を壊してしまったら、先の戦争で死んだ人々の思いを踏みにじる」
「だって政治の話はタブー。
『この教授のゼミを選んだからにはこういう考えの持ち主か』と推察し、少しずつ距離を詰めるのがせいぜいです。
政治の話ができるのは親友だけ。
でも大人だってそうでしょ。
僕が政治に関心を持てたのは、政治的な意見を述べる予備校教師に出会えたから。
そんな先生は、大学にもめったにいない」
「脱原発の集会やデモに行ったが違和感の方が強かった。
結局、投票くらいしかないのかな。
大きな流れに逆らえない」