朝から獣医さんに、海くんを診てもらい、とりあえず深刻な心配はしなくていいとホッとしたのも束の間、
お昼のご飯をふたつの器に分けて入れ、別々の部屋で食べさせ始めたその時、
ゴツンッ!
上の方ですごく大きな音がしました。
え?え?え?
まさか、ついに、3階の次男くんの筋トレバーベルが、床を突き抜けて落ちたか!
いや、もしかして、カエデの爺さんのぶっとい枝が、雨風に耐え切れずに折れて落ちて、屋根に穴が空いたか!
そんなことを一瞬のうちに考えていると、台所の、自分の目の前の窓の上部から、水がジャーッと勢い良く流れ落ちてきたではありませんか?!
ぎょえ~!
これはもう、かなりヤバいことが起こっているに違いない!
慌てて外に出て、カエデ爺さんを見てみると、うん?普通だ…。
ということは、家の中だよぉ~!
2階に駆け上がろうとしたその時、階段が小洒落た広場にあるような滝状態になっていることに気がつき、目の前が薄暗くなってしまいました。
2階はすでに水浸し。
ペチャペチャと滑らないように気をつけながら洗濯室に入ると、
いきなり、漏水ブザーがびぃ~~~~っと鳴り響き(遅いっ!)、さらにパニック度が急上昇
洗濯機と乾燥機の間に、小学生なら体操座りですっぽり入れるほどの、デッカイ洗い場があるのですが、
そこに、洗濯機からのすすぎの水が、推定半分以上たまったまんま、壁に装着していたネジが外れ、ガタンと倒れたのでした。
で、倒れた際に、水用とお湯用のふたつの水栓が破損して、そこからさらにシャーシャーと水が噴き出していて…、
いやあ、今思い出しても、かなり度数の高いカオスだったと思います。
ほんでもって、こういう時になぜか、旦那はいない…
大津の古い五軒長屋に住んでた頃に小火を出し、消防のお兄さん方がホースを手に、ドカドカと土足で畳の部屋に突入してきた時も、やっぱり旦那はいなかった…
とにかく、2階の床の水たまりをなんとかしないと、1階と階段がさらに悲惨な状態になるので、
ありとあらゆるタオルや大判のシーツを使って(多分横で見ていたら、不毛な動きが多かったかもしれませんが)水と格闘しておりました。
いやあ、捨て場のない(だって、倒れたのが洗い場だったので)水との闘いって、ほんとに大変です。
ボタボタとしずくを垂らしながら風呂場に行き、絞ってはまた戻りしているうちに、手のひらや指や腕が、ヘラヘラと笑い出してきて、
顔は思いっきり真剣なのに、なんでやね~ん!みたいな…。
そしてチビ猫たちも、もっちろんパニック。
滑って転けそうになったり、天井からボタボタ落ちてくるバッチイ水を飲もうとしたり、
猫の手も借りたいような時に、いやもう、はっきり言って頭の中が真っ白な、シュールな笑いがこみ上げてきました。
でも、でも、お水がいっぱいたまったからといって、こんなふうに壁から剥がれて倒れてしまう洗い場って、あかんでしょ~やっぱ!
取り付けてくれたイージーさん、この落とし前をつけてくださいよぉ~!
というわけで、いくらなんでも、かなり珍しいイベントではありましたが、ブログ用の写真なんか撮ってる余裕などなく、
どんどん近づいてくるレッスンの時間を気にしつつ、ひたすら絞っては拭き、また絞っては拭きを繰り返しておりました。
すべてが終った頃に、買い物とランチに出かけていた旦那が、さすがに買い物はカットして戻ってきましたけれども、
やることないしぃ~、ぜぇ~んぜん!
まあ、こういう事態が起こったらどうしよう…と、ふと考えてはブルブルと頭を振って打ち消したこともありました。
けどもね、けども、それは排水溝のネットに洗濯クズがたまり、そのせいで、水槽から水が溢れ出た場合なのであって、
こういうんじゃありませぇ~ん!
でもやっぱり、洗濯機屋さんも、それから配管工さんも、みんな口を揃えて言っていた、
「洗濯はやっぱ地下室の方が安全だよ~」が、身にしみて思い出された日になりました。
でもね、でもね、あの薄暗い、100年以上も前からの岩で囲まれた、なんとなぁ~くフランケンシュタインさんがヌウッと立っていそうなとこに降りてって、やりたくないんだなぁ…。
とりあえず拭き終わって、そしたらレッスンの時間になって、それから終ってちょっと一息ついた時、
右手の親指の爪が、ちょっとだけ剥がれかけているのに気がつきました。
必死になって絞っている時に、そこに力がかかっていたようです。
わたしは多分、元々は左利きだったようで、無意識に体を動かしたり使ったりする時は、左が中心になります。
小学校の床掃除の当番だった時、わたしが雑巾を絞って渡すと、よく文句を言われました。
そんな、半世紀近く前のことを思い出したり、思いがけずピカピカになった床を眺めている夜なのでした。
お昼のご飯をふたつの器に分けて入れ、別々の部屋で食べさせ始めたその時、
ゴツンッ!
上の方ですごく大きな音がしました。
え?え?え?
まさか、ついに、3階の次男くんの筋トレバーベルが、床を突き抜けて落ちたか!
いや、もしかして、カエデの爺さんのぶっとい枝が、雨風に耐え切れずに折れて落ちて、屋根に穴が空いたか!
そんなことを一瞬のうちに考えていると、台所の、自分の目の前の窓の上部から、水がジャーッと勢い良く流れ落ちてきたではありませんか?!
ぎょえ~!
これはもう、かなりヤバいことが起こっているに違いない!
慌てて外に出て、カエデ爺さんを見てみると、うん?普通だ…。
ということは、家の中だよぉ~!
2階に駆け上がろうとしたその時、階段が小洒落た広場にあるような滝状態になっていることに気がつき、目の前が薄暗くなってしまいました。
2階はすでに水浸し。
ペチャペチャと滑らないように気をつけながら洗濯室に入ると、
いきなり、漏水ブザーがびぃ~~~~っと鳴り響き(遅いっ!)、さらにパニック度が急上昇
洗濯機と乾燥機の間に、小学生なら体操座りですっぽり入れるほどの、デッカイ洗い場があるのですが、
そこに、洗濯機からのすすぎの水が、推定半分以上たまったまんま、壁に装着していたネジが外れ、ガタンと倒れたのでした。
で、倒れた際に、水用とお湯用のふたつの水栓が破損して、そこからさらにシャーシャーと水が噴き出していて…、
いやあ、今思い出しても、かなり度数の高いカオスだったと思います。
ほんでもって、こういう時になぜか、旦那はいない…
大津の古い五軒長屋に住んでた頃に小火を出し、消防のお兄さん方がホースを手に、ドカドカと土足で畳の部屋に突入してきた時も、やっぱり旦那はいなかった…
とにかく、2階の床の水たまりをなんとかしないと、1階と階段がさらに悲惨な状態になるので、
ありとあらゆるタオルや大判のシーツを使って(多分横で見ていたら、不毛な動きが多かったかもしれませんが)水と格闘しておりました。
いやあ、捨て場のない(だって、倒れたのが洗い場だったので)水との闘いって、ほんとに大変です。
ボタボタとしずくを垂らしながら風呂場に行き、絞ってはまた戻りしているうちに、手のひらや指や腕が、ヘラヘラと笑い出してきて、
顔は思いっきり真剣なのに、なんでやね~ん!みたいな…。
そしてチビ猫たちも、もっちろんパニック。
滑って転けそうになったり、天井からボタボタ落ちてくるバッチイ水を飲もうとしたり、
猫の手も借りたいような時に、いやもう、はっきり言って頭の中が真っ白な、シュールな笑いがこみ上げてきました。
でも、でも、お水がいっぱいたまったからといって、こんなふうに壁から剥がれて倒れてしまう洗い場って、あかんでしょ~やっぱ!
取り付けてくれたイージーさん、この落とし前をつけてくださいよぉ~!
というわけで、いくらなんでも、かなり珍しいイベントではありましたが、ブログ用の写真なんか撮ってる余裕などなく、
どんどん近づいてくるレッスンの時間を気にしつつ、ひたすら絞っては拭き、また絞っては拭きを繰り返しておりました。
すべてが終った頃に、買い物とランチに出かけていた旦那が、さすがに買い物はカットして戻ってきましたけれども、
やることないしぃ~、ぜぇ~んぜん!
まあ、こういう事態が起こったらどうしよう…と、ふと考えてはブルブルと頭を振って打ち消したこともありました。
けどもね、けども、それは排水溝のネットに洗濯クズがたまり、そのせいで、水槽から水が溢れ出た場合なのであって、
こういうんじゃありませぇ~ん!
でもやっぱり、洗濯機屋さんも、それから配管工さんも、みんな口を揃えて言っていた、
「洗濯はやっぱ地下室の方が安全だよ~」が、身にしみて思い出された日になりました。
でもね、でもね、あの薄暗い、100年以上も前からの岩で囲まれた、なんとなぁ~くフランケンシュタインさんがヌウッと立っていそうなとこに降りてって、やりたくないんだなぁ…。
とりあえず拭き終わって、そしたらレッスンの時間になって、それから終ってちょっと一息ついた時、
右手の親指の爪が、ちょっとだけ剥がれかけているのに気がつきました。
必死になって絞っている時に、そこに力がかかっていたようです。
わたしは多分、元々は左利きだったようで、無意識に体を動かしたり使ったりする時は、左が中心になります。
小学校の床掃除の当番だった時、わたしが雑巾を絞って渡すと、よく文句を言われました。
そんな、半世紀近く前のことを思い出したり、思いがけずピカピカになった床を眺めている夜なのでした。