久しぶりに、夫とテクテク散歩。
ハロウィーンの飾り付けが、あちこちで見られます。
今年は雨が少ないからか(降る時は梅雨か?と思うほどしつっこく続くのですが)、葉っぱの色がどんどん変わり始め、早くも散ってしまった木もあります。
晴れの日には、なかなかうまく撮れない紅葉だけど…。
先週の日曜日、レストランで偶然会った整骨師さんの所に、まなっちゃんと一緒に行ってきました。
信頼しているネルソンが勧めているのだからと、信用はしているものの、未経験だし全く知らない人だしと、ふたりとも恐々…。
マンハッタンの交通のことならお任せ!のまなっちゃんに頼りっ放しで、目的地に向かいました。
そこは、これまで何度も行ったチャイナタウンの中でも、これぞチャイナタウン!と言わんばかりの町で、観光客などどこにもいません。
ビルディングの番地を見つけ、その建物の中に入ると、一階は健康に関連する物の市場になっていて、治療や法律、会計事務所などが上階にあることがわかりました。
わたしたちは勝手に、もっと怪しげな部屋を想像していたのですが、入ってみると小綺麗なクリニック風。
失礼だったなと、心の中で反省したのでした。
絶対に待たされるよ、というネルソンの警告通り、1時間近く待ちました。
その間に、治療が痛くないかどうかを尋ねたりするビビリのわたし…。
カウンターの受付の女性はわたしに答える代わりに、居合わせた患者さんたちに中国語で話をした(多分、「この人、痛いかどうかって心配してるみたいよ」と言った)ところ、
対面で座っていた患者さんたちが一斉に、超~熱心に、「痛くなんかないよ~、全然心配しなくていいよ~、気持ちが良くなるだけだよ~」と話しかけてくれました。
順番が来て、どちらから?と思いながら座っていると、「ふたり一緒に入って」と言われ、おずおずと治療室に入室。
部屋の中には、分厚いマットがデーンと敷かれていて、その上にでっかい枕が置かれていました。
じゃあまず若い方から。
ということで、まなっちゃんがまな板の鯉に。
タオルは持ってきた?
え?そんなこと知らなかったから持ってきてません。
じゃあ、いいや、これを使おう。
え?それってもう誰かが使ったんじゃ?(などとは聞けず、もちろん心の中でブツブツ…)
何から何まで初めてのわたしたち。
うつ伏せに寝ているまなっちゃんの、「恐いよ~」信号がマックスに。
「はーい、リラックスしてー、力抜いてー」
んなこと言われても抜けんっちゅうのっ!(これももちろん心の叫び)
レストランで会ったカンフーマスター&整骨師さんがマットに乗り、まなっちゃんの背骨の上の方を指圧。
すると、若くて大柄なアシスタントの男性が、彼女の足を持ってブラブラ振ってたかと思ったら、いきなりギュッと引っ張って、まなっちゃんは20センチほどずり下がります。
その動作を、指圧する背骨の位置を下げる毎に繰り返し、最後は尾てい骨に。
これはけっこうスゴい…。
マットから起きた後、椅子に座って首ゴキゴキ。
あんなに鳴るのは聞いたことがないほどの連続技です。
う~ん…わたしは耐えられるだろうか…。
はい、次はおかあさん。
あ、いえ、まだおかあさんではありませぬ。そうなったらいいな~とは思っておりまするが…などとグズグズしていたら、
さっさと寝て!と言われてまな板のトドに。
「はーい、リラックスしてー、力抜いてー」と、まなっちゃんの時と同じことを言われるも、こんな状況で力なんか抜けね~と思っていると、
いやいや、力が抜けても抜けてなくても、全くお構いなしでギュッと引っ張られました…体の中心にすごい衝撃が…。
はい立って、と言われて立つと、ちょっとクラクラとしたのでそう言うと、絶対に目を瞑らないようにと言われました。
入って来た時には顔色が悪かったけど、今はいい色してるよ~、ピンク色のほっぺただよ~と、ふたりの男性は嬉しそうです。
顔色が悪かったんは、おたくらに何されるのかわからんと心配してたからですねん、とも言えず、えへへ~と誤魔化し笑い。
まなっちゃんは、ふっくらほっぺがスッキリとするよと言われていたので、それをリクエスト。
すると、いきなり顎の付け根に親指を押し込んでグリグリ。
「痛ぁ~い!」という悲鳴が…。
わたしも言おうと思ってたけど、一気にその気が失せました。
もう60近いんやからええやん、オタフクさんのままでも…。
という感じで、無事に第一回目の治療を終え、治療後の注意が書かれた紙をもらい、それを読んでいると、
・もち米、辛いもの、酸っぱいもの、卵は食べないように。
・痛みや突っ張り、寒気や微熱の可能性あり。
・治療を受けた部位を、パッチで冷やすこと。
・4週間の治療の間(1ヶ月)は、運動をしない。
と書かれてあり、うへぇ~と思っていたのに、帰りにミツワ(日本マーケット)に寄ってベンチに座り、パクパクと食べているものが卵サンドだったと気づいた時の衝撃ったら…。
え?え?え?
わたしはいったい何をしとるのか?
しっかり卵を食ってしまってるではないか!
おまけに、帰りの車の中で、煎餅まで食べてる始末…だめだこりゃ…。
散歩に戻って。
夫もわたしもこの並木の通りが大好き。
これは何の木かは知らないけれど、真ん中からピャーッと幹が分かれて伸びています。
ワシントンさんが滞在していたと言われている家。うちから徒歩2分。
再び紅葉。
ずっと緑の巨大松のてっぺん。
毎年律儀に花を咲かせてくれる地植えの菊さんも、ただいま満開。
治療後の怠さも少しずつ減ってきました。
足を組んで座らないようにと厳しく言われたので、ピアノを弾いている時だけでなく、普段も姿勢が良くなりました。
さて、あと3回の治療がすべて終了したら、どんなふうになるのかなあ。
ちょびっと楽しみです。
ハロウィーンの飾り付けが、あちこちで見られます。
今年は雨が少ないからか(降る時は梅雨か?と思うほどしつっこく続くのですが)、葉っぱの色がどんどん変わり始め、早くも散ってしまった木もあります。
晴れの日には、なかなかうまく撮れない紅葉だけど…。
先週の日曜日、レストランで偶然会った整骨師さんの所に、まなっちゃんと一緒に行ってきました。
信頼しているネルソンが勧めているのだからと、信用はしているものの、未経験だし全く知らない人だしと、ふたりとも恐々…。
マンハッタンの交通のことならお任せ!のまなっちゃんに頼りっ放しで、目的地に向かいました。
そこは、これまで何度も行ったチャイナタウンの中でも、これぞチャイナタウン!と言わんばかりの町で、観光客などどこにもいません。
ビルディングの番地を見つけ、その建物の中に入ると、一階は健康に関連する物の市場になっていて、治療や法律、会計事務所などが上階にあることがわかりました。
わたしたちは勝手に、もっと怪しげな部屋を想像していたのですが、入ってみると小綺麗なクリニック風。
失礼だったなと、心の中で反省したのでした。
絶対に待たされるよ、というネルソンの警告通り、1時間近く待ちました。
その間に、治療が痛くないかどうかを尋ねたりするビビリのわたし…。
カウンターの受付の女性はわたしに答える代わりに、居合わせた患者さんたちに中国語で話をした(多分、「この人、痛いかどうかって心配してるみたいよ」と言った)ところ、
対面で座っていた患者さんたちが一斉に、超~熱心に、「痛くなんかないよ~、全然心配しなくていいよ~、気持ちが良くなるだけだよ~」と話しかけてくれました。
順番が来て、どちらから?と思いながら座っていると、「ふたり一緒に入って」と言われ、おずおずと治療室に入室。
部屋の中には、分厚いマットがデーンと敷かれていて、その上にでっかい枕が置かれていました。
じゃあまず若い方から。
ということで、まなっちゃんがまな板の鯉に。
タオルは持ってきた?
え?そんなこと知らなかったから持ってきてません。
じゃあ、いいや、これを使おう。
え?それってもう誰かが使ったんじゃ?(などとは聞けず、もちろん心の中でブツブツ…)
何から何まで初めてのわたしたち。
うつ伏せに寝ているまなっちゃんの、「恐いよ~」信号がマックスに。
「はーい、リラックスしてー、力抜いてー」
んなこと言われても抜けんっちゅうのっ!(これももちろん心の叫び)
レストランで会ったカンフーマスター&整骨師さんがマットに乗り、まなっちゃんの背骨の上の方を指圧。
すると、若くて大柄なアシスタントの男性が、彼女の足を持ってブラブラ振ってたかと思ったら、いきなりギュッと引っ張って、まなっちゃんは20センチほどずり下がります。
その動作を、指圧する背骨の位置を下げる毎に繰り返し、最後は尾てい骨に。
これはけっこうスゴい…。
マットから起きた後、椅子に座って首ゴキゴキ。
あんなに鳴るのは聞いたことがないほどの連続技です。
う~ん…わたしは耐えられるだろうか…。
はい、次はおかあさん。
あ、いえ、まだおかあさんではありませぬ。そうなったらいいな~とは思っておりまするが…などとグズグズしていたら、
さっさと寝て!と言われてまな板のトドに。
「はーい、リラックスしてー、力抜いてー」と、まなっちゃんの時と同じことを言われるも、こんな状況で力なんか抜けね~と思っていると、
いやいや、力が抜けても抜けてなくても、全くお構いなしでギュッと引っ張られました…体の中心にすごい衝撃が…。
はい立って、と言われて立つと、ちょっとクラクラとしたのでそう言うと、絶対に目を瞑らないようにと言われました。
入って来た時には顔色が悪かったけど、今はいい色してるよ~、ピンク色のほっぺただよ~と、ふたりの男性は嬉しそうです。
顔色が悪かったんは、おたくらに何されるのかわからんと心配してたからですねん、とも言えず、えへへ~と誤魔化し笑い。
まなっちゃんは、ふっくらほっぺがスッキリとするよと言われていたので、それをリクエスト。
すると、いきなり顎の付け根に親指を押し込んでグリグリ。
「痛ぁ~い!」という悲鳴が…。
わたしも言おうと思ってたけど、一気にその気が失せました。
もう60近いんやからええやん、オタフクさんのままでも…。
という感じで、無事に第一回目の治療を終え、治療後の注意が書かれた紙をもらい、それを読んでいると、
・もち米、辛いもの、酸っぱいもの、卵は食べないように。
・痛みや突っ張り、寒気や微熱の可能性あり。
・治療を受けた部位を、パッチで冷やすこと。
・4週間の治療の間(1ヶ月)は、運動をしない。
と書かれてあり、うへぇ~と思っていたのに、帰りにミツワ(日本マーケット)に寄ってベンチに座り、パクパクと食べているものが卵サンドだったと気づいた時の衝撃ったら…。
え?え?え?
わたしはいったい何をしとるのか?
しっかり卵を食ってしまってるではないか!
おまけに、帰りの車の中で、煎餅まで食べてる始末…だめだこりゃ…。
散歩に戻って。
夫もわたしもこの並木の通りが大好き。
これは何の木かは知らないけれど、真ん中からピャーッと幹が分かれて伸びています。
ワシントンさんが滞在していたと言われている家。うちから徒歩2分。
再び紅葉。
ずっと緑の巨大松のてっぺん。
毎年律儀に花を咲かせてくれる地植えの菊さんも、ただいま満開。
治療後の怠さも少しずつ減ってきました。
足を組んで座らないようにと厳しく言われたので、ピアノを弾いている時だけでなく、普段も姿勢が良くなりました。
さて、あと3回の治療がすべて終了したら、どんなふうになるのかなあ。
ちょびっと楽しみです。