ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

TPP自体、恐ろしい協定だけど、それを承認しようとしてる自民党議員の質の低さは、もっともっと恐ろしい

2016年04月09日 | 日本とわたし
もうこんな国会はうんざりです。
平気でウソを放ち、野次を飛ばし、いい加減な態度でのらりくらりと誤魔化す。
そもそも、国会質疑において、質問の内容を事前に通告しておかなければならない、なんてことはおかしい。
どんな質問がきても、それにちゃんと答えられるのが、政府の長としての当然の資質のはずです。
こんな運営、一から作り直させましょう。
わたしたちの税金が無駄遣いされていることに、きっちり怒らなければなりません。
それこそが、主権者としての役目です。

TPP黒塗り資料で説明要求も高鳥副大臣欠席 ネットで「理由」判明
【FNNニュース】2016.4.6
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00320889.html

TPP(環太平洋経済連携協定)をめぐる、政府と野党の攻防。
交渉について説明する立場にある人物が、またも、ひと騒動起こした。



後半国会の最重要課題、TPP審議を担当する高鳥修一内閣府副大臣。
6日正午すぎ、
「お待たせしました。大変申し訳ございませんでした」と、民進党議員に平謝りした。
高鳥副大臣は、
「責任を感じるところです」


ー責任を取るつもりは?
「…」(無言)


などと述べた。

高鳥副大臣といえば、辞職した甘利前大臣の代わりに、署名式に和服姿で出席。


ところが、現地での好待遇ぶりをネットに投稿し、批判を受けた、まさにその人。
「私一人に空港まで6台の白バイとパトカー、上空からはヘリコプターが。ブルーチーズは美味しかったです!」



5日から、国会では、そのTPP関連法案などの審議がスタート。
民進党など、野党側が提出を求めた関連資料が、ほぼ黒塗りだったことに、民進党が猛反発


担当の高鳥副大臣に説明を求めたが、結局、高鳥副大臣は出席しなかった


ところが、その理由が、またもやネットで明らかになってしまった


高鳥副大臣は、
「代議士の励ます会に出席しました」と投稿
その後、議員宿舎で会食していたことも明らかになり、これには、民進党側は怒り心頭。


高鳥副大臣は、
ー食事より会の優先度が低かった?、という野党の質問に、
「当初の秘書官からの連絡では、私の出席が求められていると判断できなかった。判断ミスだった」


ーなぜ、プライベートな食事に行った?
「それは判断の誤りです」、


ー副大臣としての公務を忘れるほど、重要な会合とは? 身内のご不幸か何かですか。何だったんですか。正直にお答えください。
「それは、申し上げられません」と述べた。

菅官房長官は、
「国会において十分な審議を、政府としてはいただけるように、速やかに特別委員会を開催してもらいたいなと思ってます」と述べた。

7日の委員会には、安倍首相も出席する予定だが、波乱は必至の情勢となっている。


で、その7日の委員会で、安倍総理は、なんと、こんなとんでもないデタラメを言い放ちました。

先日7日の、衆院TPP特別委員会で、民進党の柿沢未途議員の質問への答弁です。
「私自身は、TPP断固反対と言ったことは、一回も、ただの一回もございませんから、まるで私が言ったかのごとくの発言は、謹んで貰いたい」


↓これです。4分20秒あたりからの答弁を聞いてください。


この男はもう、虚言症という精神病か、もしくは脳障害か、いずれにせよ、首相という役職に就いている場合ではありません。


『真実を探すブログ』さんの記事から、写真を数枚お借りします。

【これは酷い】安倍首相の発言に批判殺到!「TPP断固反対と言ったことは一回もございません」より












で、さらに、その衆院TPP特別委員会の委員長っていうのが、TPP暴露本を書いた西川公也議員。
そういう人を委員長に仕立てるという姑息な作戦は、まさに自民党のお家芸!
でも、とても間抜けなことをやってくれました。(これも最近特に増えてきた自民党議員のお家芸)









委員会が中断している時に、マイクに気づかなかったのか(?)、思いっきり自白している西川委員。
















ここまでボロボロな国会っていうのは前代未聞です。

そして、そのボロボロの中のひとり、甘利前大臣に、ようやくというか、遅すぎるというか、東京地検特捜部による強制捜査が始まりました。

ついにUR強制捜査 甘利前大臣に捜査のメスは届くのか
【日刊ゲンダイ】2016.4.10
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/179165

ようやく、東京地検特捜部が重い腰を上げて、強制捜査に乗り出した、甘利明前経済再生担当相の“口利きワイロ疑惑”。
果たして、捜査のメスは、甘利本人にまで届くのか。

特捜部は8日、甘利側が補償交渉の仲介をしたとされる、UR(都市再生機構)の千葉業務部と、千葉県の建設会社「薩摩興業」などを、あっせん利得処罰法違反容疑で、家宅捜索した。
また、同社の元総務担当者、一色武氏(62)から、計800万円以上の現金を受け取った甘利の元公設秘書からも、任意で事情を聴いたもようだ。
強制捜査は今朝まで続き、特捜部は、押収した資料などを分析し、問題の補償交渉に、甘利の元秘書らが、どのような影響を与えたのか、解明を進める方針だ。

↑引用おわり
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弟からのお楽しみ箱

2016年04月09日 | 家族とわたし
大阪の弟から、誕生日のお祝い『お楽しみ箱』が届いた。
口では、お金の余裕も無いのに、こんなことに散財せんときや、などと言ってるくせに、
届くのが楽しみで楽しみで…いやはや…厚かましい初老の姉なのであった。

今年が還暦だと勘違いしていた弟は、赤いちゃんちゃんこ(というか、ランドセルみたいに肩に引っ掛けるだけ)を贈ってくれた。


これがまた、着てみると、嵩張らないのに腰からお尻までホンワカ温かくて気持ちがいい。
もう4月の3分の1が過ぎたというのに、今日もまた、空はどんより曇っていて、気温は4℃、夜には零下3℃まで下がる。
重宝させてもらいます。

で、今回の箱の中身はというと、


いやもう、箱がスカスカだったからと、携帯おしぼりがこれでもかこれでもかと言わんばかりに詰められていた。
はっきり言って、半分ぐらいはおしぼりだった。
出かける時に持って行くにしても、この量だと2年分ぐらいありそう
可笑しくて笑いながら、そのおしぼりをえっさほっさと掘り下げていくと、底の方から突如、ブースカが現れた!


ウルトラQにウルトラマン、チビだった弟と一緒に、1日30分だけ、というテレビの前に座り、観ていたのを思い出した。
懐かしいなあ…。

お願いしなくても、わたしが観たそうな番組や映画を、コツコツと録画してくれる弟に感謝しながら、DVDのタイトルを読む。
ありがとう。

弟はビルにも贈り物を送ってくれた。


多分これは冷酒のためだろうけれど、ワイン好きの夫は赤も白もここに入れて、ちびちびと楽しむ自分を想像しているに違いない。
でこぼこのへこみ具合が、ちょうど指に心地よい。

で、わたしが勝手にバカスカ注文して、一緒に送ってとあつかましく頼んでおいた本は、入れ忘れたので後日別便で、ということで、
ああまた余計に使わせてしまう…と、申し訳無さいっぱいの、赤いちゃんちゃんこを嬉しそうに着てる姉なのだった。



また来年も送ってもらえるよう、今日はこの辺で、また明日。寝る時間を惜しまないをモットーに、エエ子にしてま~す
コメント (4)
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