ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

50代最後の誕生日と熊本の大地震と

2016年04月15日 | ひとりごと
59回目の誕生日がやって来て、それを無事に、いつも通りの、仕事もすりゃ家事もする暮らしの中で迎えることができたことを、心からありがたいと思う。

一昨日は真っ二つに割れたように見えたお月さま。


今日はとうとうのとうとう、春がどすんと腰を下ろした。
けれども、気温は14℃弱で、お日さまの光が当たってないところでは、まだまだ肌寒い。

きみきみ、寒くは無いのか?


最近、しょっちゅう遊びに来るこの仔は、いつも一人ぽっち。
かなり近づいてっても、じーっと動かずに、どちらかというと平気な様子で、草をもぐもぐしてたりする。


耳を立てていないうさぎは、なんか違う生き物に見える。



昨日届いていたはずなのに、不在だったので受け取れなかった弟からの『お楽しみ箱』第二弾。


なんと、高級鉛筆が2ダースも!
去年日本に行った時、探しに探してやっと見っけた鉛筆を、けれども高くて1ダースしか買って帰れなかったから、すごく嬉しい!
そして消しゴムとキャップと削りまで入ってる。
超~職人さん的な削りなので、試したくてたまらずに、ついつい一本削ってしまった。
ピンッピンにとんがった鉛筆に大満足。
最近、レッスン中に発生した、生徒とわたしの意見や思いや発見を、生徒自身の手で、楽譜に書き込むようにしている。
だから鉛筆は、わたしにとっても生徒たちにとっても、すごく大事な道具なのだ。

そして、ガイコツの手で掻ける孫の手!伸縮自由!
なんか、出来の悪いわたしなのに、なぜかけっこう可愛がってくれた数学の、谷口先生が持ってた指示棒を思い出した。
もちろん、先生が使ってた指示棒の先っちょには、こんなガイコツの手は付いてなかったけど…。
どうしてるかなあ谷口先生。最後の日の挨拶を聞いて、わたしはもちろん、たくさんの生徒が泣いてた。
先生も泣いててびっくりした。


話がちょいと横っちょに行ってしまった。
さて、勝手に買っては送りつけ、箱の中に一緒に入れて送ってな、などとド厚かましいことを言う姉に、
怒りもせずに丁寧に箱詰めし、その分重くなった配達料金まで払ってくれた弟に感謝!


読むぞ~!
読んでるうちにまた、頭からボワボワと、怒りの湯気が出てきそうだけど…。


この2冊は、日本の友人からいただいた。
どちらも超~お勧めというか、絶対に読んで欲しい本。
山崎さんの『戦前回帰』は、読み進めるうちに、今まで見ていたつもりだった日本社会の、けれどもなんかおかしいと感じていたモヤモヤが、すぅっと晴れて、
だから気持ちがスッとするかというと全く逆で、ものすごく恐ろしく、これはもう、ほんとに何とかしなければ大変なことになるという危機感を、正しく持つことができる本。
日本中の小学生から大人まで、ぜひぜひ手に取って読んで欲しい!



なんだか誕生日らしい言葉で終われなくなってしまったけれど、
熊本で、最大震度7という、ものすごく大きな揺れが発生した日でもある。
こんなことになってもなお、原発を稼働させたままでいる九州電力と政府に、強い怒りを感じる。
地震は、最初に起こったものが本震ではなく、日本時間の16日の夜中に起こったものが、この一連の地震の本震だという見解を、気象庁が出した。
余震も多くなっていて、今後も震度6弱程度の余震が起きるおそれがある。
たくさんの家屋が潰れ、人々が閉じ込められている。
大規模な土砂崩れが発生し、大きな橋が崩落している。
電車も脱線も起こっている。
道路は寸断され、だから救助が難航している。
そんな時に、豪雨が予想されていると…。

地震活動が別の断層に移っている可能性も指摘されている。
阿蘇山、大分県方面での大きな地震が懸念されている。
複雑な重なりを持った断層は、南西方面にも地震を起こす可能性も考えられる。

どうか、とにかく、早めの避難を行えるよう、よくよく注意して、身を守ってください。
今被害が出ていないからといって、この先地震がどのように展開していくのかなど、誰にもわからないのだから、
今すぐ、九州電力は、川内原発を停止し、燃料冷却に徹するべきだと、止めるまで訴えよう!
コメント (1)
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