ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

「いじましいんですね、みっともない憲法ですよはっきり言って」この男をまず政界から追放することが肝要

2016年04月19日 | 日本とわたし
あまりにも凄まじい曲解、というより、読解力ゼロ以上の、異常なまでの思い込みに、本当に背筋がゾッとしました。
このような人間を、首相などという地位に就かせていてはなりません。
もう本当に危険です。
日本の有権者全員に向かって叫びたい。
投票しないとマジでヤバいよ、日本!




質問者:
日本の強みとなる、核となる何かが足りていないのではないかと思い、自民党としては、今後どのような分野の政策に、最も力を入れていきたいと考えていますか?

安倍首相:
あの日本国憲法の前文にはですね、
「平和を愛する諸国民の、公正と信義に信頼して、我らの生存と安全を保持しようと決意した」
と書いてあるんですね。

つまり、
「自分たちの安全を世界に任せますよ」
と言っている。


どんなふうに解釈したらこんな認識になるんだと、うんうん唸って考えました。
多分、諸国民というのを、諸外国の国民というふうに勘違いしていて、それを周りの誰も指摘しないままっていうことなのでしょうか?



そして、
「専制と隷従、圧迫と偏狭を、この地上から永遠に除去しようと務めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思う」

自分たちが、専制や隷従、圧迫と偏狭を無くそうと考えているんじゃないんですよ。
国際社会がそう思っているから、それを褒めてもらおうと。


それを褒めてもらおうと…って。
いやもう、幼児じゃないんだから…。
国際社会において名誉ある地位を占められるよう、日本の中にはびこっていた専制と隷従、圧迫と偏狭を、除去すべく努力しよう、という呼びかけを、
どういうふうにしたら、国際社会がそう思っているから、それを褒めてもらおうと、という解釈になるのでしょうか?



ま、いじましいんですね。
みっともない憲法ですよ、はっきり言って。
それは、日本人が作ったんじゃないですからね。

そんな憲法持っている以上ですね、外務省も、自分たちが発言するということは、憲法上義務付けられてないんだから、
それは国際社会に任せるんですからね、精神がそうなってしまっているんですね。
そっから変えていくことが大切だと、私は思ってます。


こんなトンデモな男を、政治の世界から追放することが、まず一番、我々有権者が力を入れていかなければならないことだと、わたしは思ってます。

コメント (2)
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