ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

畑仕舞い

2018年10月07日 | ひとりごと
多分、今年最後の収穫。









今年の畑は、いつにも増してジャングル度が高かった。
というか、夏の間に留守をしたし、戻ってからは体調を崩してしまって世話がほとんどできなかった。

とにかく、このジャングル畑の中心人物、もとい、中心野菜は、オレンジかぼちゃとククッツア。
どちらも植えた覚えがない。
歩美ちゃんが土の栄養のためにと混ぜ込んだコンポーストの中に、それらの種が入っていたとしか考えられない。

野菜作りに関してはいまだに素人なので、その野菜がどんなふうに育っていくのかがわからなくて(わからないのなら調べろと自分でも思う…)、
何かの芽が出てくると単純に嬉しくて、大きくな〜れ大きくな〜れと、トトロみたいに伸びろ伸びろ〜とけしかけるだけで、ある日気がつくととんでもないことになっていて、それを見て途方に暮れるワンパターン。

来年はククッツアもオレンジかぼちゃも、もし生えてきても伸び放題をさせない。
そう自分に言い聞かせていたら、夫がかなり呆れた顔して頭を振っていた。


ククッツアの花はそれはそれは上品で美しい。


けれども、畑一帯にツタを伸ばし、ぐんぐん生い茂っていく厚かましさは、これまでのどの野菜よりも群を抜いていて、隣の葉っぱもの畑にまで伸びてきた。


ククッツアの産毛。


実もこんなふうにグングン伸びて、地面についてからはグルンと曲げてまた伸びる。


こちらは、ククッツアのライバル、オレンジかぼちゃ。


もう鈴生り。


このサイズのものは、よくハロウィンの飾りに使われているので、食用ではないと思い込んでたんだけど、こんなに成ったのに飾るだけではもったいないと思い、試しに一個食べてみた。


ただ半分に切って、種を取り除いて、それをトースターで10分ほど焼いただけ。


ほんのり甘くてなかなか美味しい。念のために30分待ってみたけれど、お腹も痛くならなかった。イエ〜イ!

今年はククッツアとオレンジかぼちゃの勢いに負けて、ちょっと遠慮気味だった紫豆。


でも、まだまだ生る気満々。



今日(10月7日)も、秋とは言えない、蒸し暖かい日だった。
今年は春も夏も、そしてもう始まってるはずの秋も、みんな変。
どの季節もみんな、雨がやたらと降った。
だから今年は蚊にとっては天国のような毎日だっただろうと思う。
いまだにちょっとでも肌を晒したまま庭に出ると、一瞬で10匹以上の蚊に刺されてしまう。

でも、そんな変な秋でも、一部の葉っぱが色づいてきた。




ようやく散歩でもしようかという元気が出てきたので、ちょいと外出。




20歩ほど歩くと隣町。このガス燈が立っているのが目印。



 
地面をついつい見てしまう。








まだまだ夏が居残っている。




根っこの強さ。


咲き残った花。










おまけ:シンクの水をごくごく飲んでいる正体不明のちっちゃな虫。
コメント
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