引き続きグローバル在厩のアルシラートは、主に坂路でハロン16~18秒程度のキャンター1本を消化しているとの事です。
後藤場長のコメント(抜粋)です。
「稽古を積んでいくと、たまにテンからドーンと勢いよく走ろうとするため、1ハロン15秒に近い時計が出ることもありますが、途中からは抑えが利きます。まだ去勢をしてひと月が経過したばかり。さすがにもう少し間隔をあける必要がありますので、目標は、秋競馬ではないでしょうか。」
最初から“ドーン”と走ろうとするアルシラートの姿が目に浮かぶようで、なんだか笑っちゃいます。
とはいえ、途中からは何とか抑えが利いているとの事。以前は『調教時に危険を感じる』とまで言われていたわけですから、少しは落ち着いてきた感じもします。もしかして、これが去勢効果の現われだったら嬉しいですが、そんなに簡単じゃないですよねぇ、多分…。
いずれにしても、アルシラートには、個性豊なスピード馬として、もう一花も二花も咲かせて欲しいですし、きっとやれるはずです。今はまだハッキリとはしませんが、去勢効果も必ずあると信じて、秋競馬まで、ゆっくりと彼の復帰を待ちたいと思います。
後藤場長のコメント(抜粋)です。
「稽古を積んでいくと、たまにテンからドーンと勢いよく走ろうとするため、1ハロン15秒に近い時計が出ることもありますが、途中からは抑えが利きます。まだ去勢をしてひと月が経過したばかり。さすがにもう少し間隔をあける必要がありますので、目標は、秋競馬ではないでしょうか。」
最初から“ドーン”と走ろうとするアルシラートの姿が目に浮かぶようで、なんだか笑っちゃいます。
とはいえ、途中からは何とか抑えが利いているとの事。以前は『調教時に危険を感じる』とまで言われていたわけですから、少しは落ち着いてきた感じもします。もしかして、これが去勢効果の現われだったら嬉しいですが、そんなに簡単じゃないですよねぇ、多分…。
いずれにしても、アルシラートには、個性豊なスピード馬として、もう一花も二花も咲かせて欲しいですし、きっとやれるはずです。今はまだハッキリとはしませんが、去勢効果も必ずあると信じて、秋競馬まで、ゆっくりと彼の復帰を待ちたいと思います。
6/4にグローバルに移動し、その後、リフレッシュと調整を続けてきたブリッツェンですが、先週の8/8にようやく函館競馬場に入厩しています。(結局、丸々2ヶ月の休養になりましたね。)
後藤場長のコメント(抜粋)です。
「8日に、4ハロン 13.6-13.7-13.3-13.5 を乗って競馬場へ。この休養で馬体を戻すことができましたし、これぐらい動けていればレースでも楽しめるのではないでしょうか。」
最近は育成場の調教施設が充実していて(特にグローバルは)、結構なところまで仕上げてから帰厩できるのが大きいですね。今回も、4ハロン 54秒まで確認していますし、このあとの予定も狂いが少ないと思います。
そういう意味では、単純に『休養2ヶ月』と言っても、昔の2ヶ月とは中身が違うのかもしれませんね。
続いて、二ノ宮調教師のコメントです。
「復帰戦は、8/30(日)札幌12R 石狩特別(500万下・芝1800m)を意識。このあとは週末に札幌競馬場に入り、さらにピッチを上げていく予定です。」
早速、二ノ宮調教師から復帰戦の予定も出ています。
復帰戦に関して言えば、1800mという距離がいいですね。2ヶ月リフレッシュしたあとですし、少しゆったりした流れの競馬のほうが、楽なレース運びができる気がします。また、この馬には2000mのレースにも対応可能な力があるわけですから、先々の可能性を探る意味でも、1800mでの復帰は価値ある選択だと思います。
ブリッツェンが休んでいた間、他の出資馬たちはいろいろな形で随分頑張ってくれました。これからは、その分も含めて頑張って欲しいし、もともとそれだけの力がある馬だと信じて応援していきます。
後藤場長のコメント(抜粋)です。
「8日に、4ハロン 13.6-13.7-13.3-13.5 を乗って競馬場へ。この休養で馬体を戻すことができましたし、これぐらい動けていればレースでも楽しめるのではないでしょうか。」
最近は育成場の調教施設が充実していて(特にグローバルは)、結構なところまで仕上げてから帰厩できるのが大きいですね。今回も、4ハロン 54秒まで確認していますし、このあとの予定も狂いが少ないと思います。
そういう意味では、単純に『休養2ヶ月』と言っても、昔の2ヶ月とは中身が違うのかもしれませんね。
続いて、二ノ宮調教師のコメントです。
「復帰戦は、8/30(日)札幌12R 石狩特別(500万下・芝1800m)を意識。このあとは週末に札幌競馬場に入り、さらにピッチを上げていく予定です。」
早速、二ノ宮調教師から復帰戦の予定も出ています。
復帰戦に関して言えば、1800mという距離がいいですね。2ヶ月リフレッシュしたあとですし、少しゆったりした流れの競馬のほうが、楽なレース運びができる気がします。また、この馬には2000mのレースにも対応可能な力があるわけですから、先々の可能性を探る意味でも、1800mでの復帰は価値ある選択だと思います。
ブリッツェンが休んでいた間、他の出資馬たちはいろいろな形で随分頑張ってくれました。これからは、その分も含めて頑張って欲しいし、もともとそれだけの力がある馬だと信じて応援していきます。
スプラッシュエンドは、引き続きグローバルで15~18秒のキャンター1本で調整されています。
後藤場長のコメント(抜粋)です。
「6日にデンタルチェックを受けたところ、『ハミをずっと噛んでいるので、歯の先端が丸まってしまっていた』とのこと。すぐに形状を整えてもらってからは、ずいぶんと乗りやすくなったようです。」
なるほど、そういうこともあるんですねぇ。(形状を整えるというのは削るということですよね、痛くないのでしょうか?)
とにかく、これが口向きの悪さの矯正に少しでも役立ってくれればいいと思います。要するに、デンタルチェックでも何でも、出来ることは手抜きをせずにやるのが大事だということですね。
続いて、鹿戸雄調教師のコメント(抜粋)です。
「中間に軽い熱発があったことですし、これからピッチを上げ始めても札幌開催での復帰にはちょっと間に合いそうにもありません。ここは馬の精神面なども気遣い、秋競馬での復帰を目標に進めていきましょう。」
もともと仕上げには時間が掛からないタイプなので、無理をすれば使えないこともないのでしょうが、休養前には精神的にイライラした様子も見せていましたし、思い切ってジックリ立て直すという鹿戸調教師の方針には大賛成です。
500万条件でも充分通用するスピードを持っていることは、前走、前々走で証明済みですから、しっかりと自分の力を出せる状態に持っていってあげることが大事ですね。
秋に戻ってきたら、成長したスプラッシュエンドの姿を見るために、是非とも現地応援に行こうと思います。
後藤場長のコメント(抜粋)です。
「6日にデンタルチェックを受けたところ、『ハミをずっと噛んでいるので、歯の先端が丸まってしまっていた』とのこと。すぐに形状を整えてもらってからは、ずいぶんと乗りやすくなったようです。」
なるほど、そういうこともあるんですねぇ。(形状を整えるというのは削るということですよね、痛くないのでしょうか?)
とにかく、これが口向きの悪さの矯正に少しでも役立ってくれればいいと思います。要するに、デンタルチェックでも何でも、出来ることは手抜きをせずにやるのが大事だということですね。
続いて、鹿戸雄調教師のコメント(抜粋)です。
「中間に軽い熱発があったことですし、これからピッチを上げ始めても札幌開催での復帰にはちょっと間に合いそうにもありません。ここは馬の精神面なども気遣い、秋競馬での復帰を目標に進めていきましょう。」
もともと仕上げには時間が掛からないタイプなので、無理をすれば使えないこともないのでしょうが、休養前には精神的にイライラした様子も見せていましたし、思い切ってジックリ立て直すという鹿戸調教師の方針には大賛成です。
500万条件でも充分通用するスピードを持っていることは、前走、前々走で証明済みですから、しっかりと自分の力を出せる状態に持っていってあげることが大事ですね。
秋に戻ってきたら、成長したスプラッシュエンドの姿を見るために、是非とも現地応援に行こうと思います。
シルクと東京の2008年産(2009年1歳馬)募集馬が発表になっています。
シルクホースクラブ公式HP http://www.silk-hc.co.jp/MAIN/top.htm
東京サラブレッドクラブ公式HP http://www.tokyo-tc.com/
両クラブとも非会員なので、大きなお世話なのですが、ザッと募集ラインアップを見た素直な感想を書いてみます。
まずは、東京TC募集馬について。
第一印象は、以前に比べて割高感がなくなったということです。
もちろん、ちょっと高いかな?と思わせる馬も入っていますが、それでも過去と比較すると、リーズナブルな価格の馬が増えた印象があります。(最高額は、父ディープインパクトの牝馬、ロンドンブリッジ’08の総額5,200万円。)
クラブとしてはレッドディザイアやレッドスパーダなどの活躍で、もっと強気の価格設定をしたくなるところでしょうが、グッとこらえて会員の出資意欲を全体的に喚起する作戦を取ったのかもしれません。
募集頭数は26頭。アグネスタキオン(3頭)、ネオユニヴァース(3頭)、スペシャルウィーク(1頭)産駒のほか、新種牡馬のディープインパクト(4頭)とハーツクライ(2頭)産駒が入っているのが特徴ですね。
もともとここは厩舎も騎手もなかなか良いですし、なんと言っても最近勢いがあるクラブです。このラインアップ、価格なら、結構売れるのではないでしょうか。場合によってはキャロットや社台/サンデーあたりの会員からも、掛け持ち出資が増えるかもしれません。
続いてシルクHCについてです。
こちらは東京TCより少し多い37頭の募集ラインアップです。
もともと価格的には比較的安めの設定でしたが、その傾向は今年も変わっていないようです。
最高額はディープインパクトの牝馬(母父トニービン)で、これが総額2,500万円。募集馬の多くは1,000万円台で、1,000万を切る馬も相当数います。
種牡馬についても、サンデー系の人気種牡馬だけでなく、クロフネやキングカメハメハ、アグネスデジタル、アフリート、ジャングルポケットなど、バラエティに富んでいて、カタログを眺めるのは楽しそうな印象です。
ただし、シルクHCの場合は、メビウスなど一部の活躍馬を除くと、このところ所属馬の成績自体が芳しくなく、安いからといって満口馬続出というわけにはいかないのがつらいところでしょう。こればかりは、競馬で実績を挙げないとなかなか難しいですね。
ハッキリしたことは言えませんが、東京TCといいシルクHCといい、今年のクラブ馬大活躍の割りには、地に足をつけた販売戦略をとっているように思います。これは、クラブ間の競争が、限られた一口クラブ会員のパイを奪い合う状況になっていて、会員自身がコストパフォーマンスに敏感になってきているからだと思えます。
そういう意味では、一足先に戦略を見直し、今まさにその成果が出つつある広尾TCも、今後の進め方次第で決して安心できる状況ではないと感じました。
広尾TCの場合、いつも通りなら11月頃の募集開始になると思いますが、せっかく時期が遅いのですから、他クラブの動向もよく見極めた上で“良い馬をリーズナブルに提供してくれる”という事を実感させるラインアップを提示して欲しいと思います。
シルクホースクラブ公式HP http://www.silk-hc.co.jp/MAIN/top.htm
東京サラブレッドクラブ公式HP http://www.tokyo-tc.com/
両クラブとも非会員なので、大きなお世話なのですが、ザッと募集ラインアップを見た素直な感想を書いてみます。
まずは、東京TC募集馬について。
第一印象は、以前に比べて割高感がなくなったということです。
もちろん、ちょっと高いかな?と思わせる馬も入っていますが、それでも過去と比較すると、リーズナブルな価格の馬が増えた印象があります。(最高額は、父ディープインパクトの牝馬、ロンドンブリッジ’08の総額5,200万円。)
クラブとしてはレッドディザイアやレッドスパーダなどの活躍で、もっと強気の価格設定をしたくなるところでしょうが、グッとこらえて会員の出資意欲を全体的に喚起する作戦を取ったのかもしれません。
募集頭数は26頭。アグネスタキオン(3頭)、ネオユニヴァース(3頭)、スペシャルウィーク(1頭)産駒のほか、新種牡馬のディープインパクト(4頭)とハーツクライ(2頭)産駒が入っているのが特徴ですね。
もともとここは厩舎も騎手もなかなか良いですし、なんと言っても最近勢いがあるクラブです。このラインアップ、価格なら、結構売れるのではないでしょうか。場合によってはキャロットや社台/サンデーあたりの会員からも、掛け持ち出資が増えるかもしれません。
続いてシルクHCについてです。
こちらは東京TCより少し多い37頭の募集ラインアップです。
もともと価格的には比較的安めの設定でしたが、その傾向は今年も変わっていないようです。
最高額はディープインパクトの牝馬(母父トニービン)で、これが総額2,500万円。募集馬の多くは1,000万円台で、1,000万を切る馬も相当数います。
種牡馬についても、サンデー系の人気種牡馬だけでなく、クロフネやキングカメハメハ、アグネスデジタル、アフリート、ジャングルポケットなど、バラエティに富んでいて、カタログを眺めるのは楽しそうな印象です。
ただし、シルクHCの場合は、メビウスなど一部の活躍馬を除くと、このところ所属馬の成績自体が芳しくなく、安いからといって満口馬続出というわけにはいかないのがつらいところでしょう。こればかりは、競馬で実績を挙げないとなかなか難しいですね。
ハッキリしたことは言えませんが、東京TCといいシルクHCといい、今年のクラブ馬大活躍の割りには、地に足をつけた販売戦略をとっているように思います。これは、クラブ間の競争が、限られた一口クラブ会員のパイを奪い合う状況になっていて、会員自身がコストパフォーマンスに敏感になってきているからだと思えます。
そういう意味では、一足先に戦略を見直し、今まさにその成果が出つつある広尾TCも、今後の進め方次第で決して安心できる状況ではないと感じました。
広尾TCの場合、いつも通りなら11月頃の募集開始になると思いますが、せっかく時期が遅いのですから、他クラブの動向もよく見極めた上で“良い馬をリーズナブルに提供してくれる”という事を実感させるラインアップを提示して欲しいと思います。
夏恒例の牝馬の戦い、クイーンステークスに中々面白いメンバーが揃いました。
【馬名(性齢) 斤量 競馬ブック想定騎手】
アドマイヤスペース(牝5) 55.0 的場勇人
アメジストリング(牝5) 55.0 池添謙一
ザレマ(牝5) 55.0 安藤勝己
スイングロウ(牝5) 55.0 梶晃啓
スペシャルフロート(牝5) 55.0 未定
スペルバインド(牝4) 55.0 横山典弘
ピエナビーナス(牝5) 55.0 古川吉洋
フミノサチヒメ(牝6) 55.0 長谷川浩大
ブラックエンブレム(牝4) 55.0 岩田康誠
マイネカンナ(牝5) 55.0 三浦皇成
ムードインディゴ(牝4) 55.0 藤岡佑介
メイショウベルーガ(牝4) 55.0 未定
ヤマニンメルベイユ(牝7) 56.0 柴山雄一
レインダンス(牝5) 55.0 中舘英二
レジネッタ(牝4) 55.0 未定
レッドアゲート(牝4) 55.0 藤田伸二
注目はなんと言ってもドバイ帰りの秋華賞馬、ブラックエンブレム。前走のドバイでは鼻出血のため大差のシンガリ負けでしたが、この馬が久々を克服してどこまで地力を出せるかがレースのポイントになりそうです。
そのブラックエンブレムと秋華賞で0.1秒差2着だったムードインディゴは、近走良いレースが出来ていませんが、もともと地力はある馬です。いつ走ってもおかしくないし、そろそろ走り頃かな?とも思えます。
また、前走マーメイドステークスからの距離短縮が明らかにプラスと思えるザレマも侮れません。この馬は、母父Zafonicにサンデー系のダンスインザダークという、少しステラリードに似た血統構成なので、そういう意味でも応援したい1頭です。
そのほか、ヤマニンメルベイユ、レインダンス、レジネッタなど、おなじみの実力牝馬が顔を揃えていますし、(馬券は難しいけれど)面白いレースになると思います。
【馬名(性齢) 斤量 競馬ブック想定騎手】
アドマイヤスペース(牝5) 55.0 的場勇人
アメジストリング(牝5) 55.0 池添謙一
ザレマ(牝5) 55.0 安藤勝己
スイングロウ(牝5) 55.0 梶晃啓
スペシャルフロート(牝5) 55.0 未定
スペルバインド(牝4) 55.0 横山典弘
ピエナビーナス(牝5) 55.0 古川吉洋
フミノサチヒメ(牝6) 55.0 長谷川浩大
ブラックエンブレム(牝4) 55.0 岩田康誠
マイネカンナ(牝5) 55.0 三浦皇成
ムードインディゴ(牝4) 55.0 藤岡佑介
メイショウベルーガ(牝4) 55.0 未定
ヤマニンメルベイユ(牝7) 56.0 柴山雄一
レインダンス(牝5) 55.0 中舘英二
レジネッタ(牝4) 55.0 未定
レッドアゲート(牝4) 55.0 藤田伸二
注目はなんと言ってもドバイ帰りの秋華賞馬、ブラックエンブレム。前走のドバイでは鼻出血のため大差のシンガリ負けでしたが、この馬が久々を克服してどこまで地力を出せるかがレースのポイントになりそうです。
そのブラックエンブレムと秋華賞で0.1秒差2着だったムードインディゴは、近走良いレースが出来ていませんが、もともと地力はある馬です。いつ走ってもおかしくないし、そろそろ走り頃かな?とも思えます。
また、前走マーメイドステークスからの距離短縮が明らかにプラスと思えるザレマも侮れません。この馬は、母父Zafonicにサンデー系のダンスインザダークという、少しステラリードに似た血統構成なので、そういう意味でも応援したい1頭です。
そのほか、ヤマニンメルベイユ、レインダンス、レジネッタなど、おなじみの実力牝馬が顔を揃えていますし、(馬券は難しいけれど)面白いレースになると思います。
MSN産経ニュース 『【09衆院選】子ども手当は高所得者に恩恵 大和総研が試算』
----ここから引用(抜粋)--------------------------
民主党のマニフェスト(政権公約)に盛り込まれた月額2万6千円の「子ども手当」について、税込み年収額が800万~1千万円の比較的高い所得層の手取り収入が大きく増えることが、大和総研の試算で10日わかった。
「所得が低いほど手取り額が増える」とならないのは、月額5千~1万円が国から支給されている現行の児童手当が廃止されて子ども手当に置き換わるためで、現在は児童手当の支給対象になっていない高所得者の手取り額も押し上げることになるからだ。
2人の子供がともに3歳未満の共働き世帯の中で、手取り増加額が最大の47万円となる層は、試算によると夫婦で多い方の年収が800万~1千万円となった。大和総研の是枝俊悟研究員は「子育て世代に多い600万~700万円の層への恩恵が比較的小さい」とも指摘している。低所得者向け支援を重視する民主党だが、「所得が低いほど恩恵が大きい」仕組みにはならず、不公平感を訴える声が出る可能性もありそうだ。
----ここまで引用(抜粋)--------------------------
記事では、今、気が付いたような事が書いてありますが、冷静に考えると当たり前のことですよね。だって、この“子供手当て”は、子供のいない家庭から子供のいる家庭に所得を移す政策ですから、収入の多寡は関係ないですものね。
まあ、“子供のいない家庭から子供のいる家庭への所得移転”自体はひとつの考え方だと思いますし、全面的に反対するものではありません。(竹中平蔵氏はこれを『子供のいない家庭への一種のペナルティ』と言っていますが。)
ただし、もしもそうであるならば、少子化対策としての意義、出生率上昇の予測値の提示は最低限必要だと思います。(とにかくこれに使うお金の額が半端じゃないですから。)
そういうマクロな議論を一切避けて、『子供一人当たり月額2万6千円!』だけを宣伝するから、バラ撒きとかポピュリズムと言われ、結果として信用できない政党に思えてしまうんですよね。
まあ、自民党が良いとはとても言えませんが(そこがつらいところです)、もはや民主党が政権を取るのは確実なのでしょうから、そういうところを少しずつでも直していって欲しいのですが、本当に大丈夫なんですかねぇ。
----ここから引用(抜粋)--------------------------
民主党のマニフェスト(政権公約)に盛り込まれた月額2万6千円の「子ども手当」について、税込み年収額が800万~1千万円の比較的高い所得層の手取り収入が大きく増えることが、大和総研の試算で10日わかった。
「所得が低いほど手取り額が増える」とならないのは、月額5千~1万円が国から支給されている現行の児童手当が廃止されて子ども手当に置き換わるためで、現在は児童手当の支給対象になっていない高所得者の手取り額も押し上げることになるからだ。
2人の子供がともに3歳未満の共働き世帯の中で、手取り増加額が最大の47万円となる層は、試算によると夫婦で多い方の年収が800万~1千万円となった。大和総研の是枝俊悟研究員は「子育て世代に多い600万~700万円の層への恩恵が比較的小さい」とも指摘している。低所得者向け支援を重視する民主党だが、「所得が低いほど恩恵が大きい」仕組みにはならず、不公平感を訴える声が出る可能性もありそうだ。
----ここまで引用(抜粋)--------------------------
記事では、今、気が付いたような事が書いてありますが、冷静に考えると当たり前のことですよね。だって、この“子供手当て”は、子供のいない家庭から子供のいる家庭に所得を移す政策ですから、収入の多寡は関係ないですものね。
まあ、“子供のいない家庭から子供のいる家庭への所得移転”自体はひとつの考え方だと思いますし、全面的に反対するものではありません。(竹中平蔵氏はこれを『子供のいない家庭への一種のペナルティ』と言っていますが。)
ただし、もしもそうであるならば、少子化対策としての意義、出生率上昇の予測値の提示は最低限必要だと思います。(とにかくこれに使うお金の額が半端じゃないですから。)
そういうマクロな議論を一切避けて、『子供一人当たり月額2万6千円!』だけを宣伝するから、バラ撒きとかポピュリズムと言われ、結果として信用できない政党に思えてしまうんですよね。
まあ、自民党が良いとはとても言えませんが(そこがつらいところです)、もはや民主党が政権を取るのは確実なのでしょうから、そういうところを少しずつでも直していって欲しいのですが、本当に大丈夫なんですかねぇ。