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気になる2歳馬2014・その2 [広尾TC新規募集馬限定]

2014-01-03 17:26:14 | イベント・募集馬検討
昨日は“気になる馬”としてレフィナーダ'12を挙げましたが、実は、個人的にとても気になっている馬がもう一頭いまして、今日はその一頭を紹介したいと思います。
では、発表です!(と言うほど大した話ではないですが(^_^;))

<気になる馬その2>
■モンスーンウェディング'12(牝) 美浦・藤沢和雄厩舎 募集総額:2200万円(400口)
父:New Approach、母父:Monsun
母は英国で1勝、おじにポエット(英愛重賞2勝)、近親にオペラハウス(種牡馬)がいる持込馬

11/21測尺:馬体重480kg、体高159cm、胸囲183cm、管囲19.5cm
12/13近況:森本スティーブル在厩。おもにBTCの直線馬場で1本目はハッキング、2本目に軽いキャンター、或いはトラック馬場での軽いキャンター1800mを消化。
12/13吉田副場長のコメント(抜粋)
「落ち着きがあって精神的にブレがなく、何事にもあまり動じない馬。走り出せばちゃんと集中してくれて、ゆったり駆けることができるのもイイところ。大きな体のつくりだけあって現段階では荒削りな印象ですが、持っているものは感じます。これから磨き甲斐がありそうです。」
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モンスーンウェディング'12はレフィナーダ'12とは全く違うタイプですが、この馬もイイ馬なんですよねぇ。
第一印象として、欧州血統というだけで重さを感じたりするものですが、Galileoの代表産駒New Approach(ニューアプローチ)の種牡馬としての実績、King's Best(キングズベスト・Galileoの近親)からエイシンフラッシュが出ていることなどを考えると、場合によっては日本のスピード競馬を克服してしまう可能性もあると思えてきます。

ちなみにNew Approachの代表産駒・Dawn Approach(ドーンアプローチ)は2000ギニーを勝ったあと英ダービーで惨敗。しかしながらマイル路線に戻ったセントジェームズパレスSではToronado(トロナード)との叩き合いを制して優勝、マイル以下での戦績を8戦8勝として、素晴らしいスピードと勝負根性を見せてくれました。
一方、同じくNew Approach産駒のTalent(タレント)は、母父パントレセレブルのスタミナを受け継いで英オークスを制覇、New Approachが様々なタイプの上級馬を出す優秀な種牡馬であることを証明しています。

それでは、モンスーンウェディング'12は果たしてどんなタイプの馬になるのでしょうか。
(本当はそんなことやってみなければ分からんのですが、それだと話が終わっちゃうので続けます(^_^;))

New Approach産駒はまだ数が少ないので何とも言えないところはありますが、母父フォーントリックのDawn Approachがスプリント~マイルのスペシャリストに、母父パントレセレブルのTalentが中長距離馬になっていることから考えると、母父の良いところを高いレベルで活かすタイプの種牡馬なのかもしれません。
となると、モンスーンウェディング'12についても、その母父がキーポイントという事になるのですが…。

モンスーンウェディング'12の母父モンスーンは、なんとドイツ産馬で日本ではほとんど馴染みがありません。
実はですね、この“ドイツ産馬”というのが曲者でして…。
ドイツの馬産というのは現代サラブレッド生産の中心である米、英、愛、仏のやり方とは一線を画していて、もの凄く簡単に言うと、あえて異系種牡馬を活用することで牝系を少しずつ強化していくやり方、という感じでしょうか。
つまり、競争成績の良い良血繁殖に超一流の種牡馬を付ける、“商業主義的ベストトゥベスト”の正反対に位置づく考え方で、極論すれば、いい繁殖にはわざと二流の異系種牡馬を付ける、みたいなことが行われているのだそうです。

その代わり、代を重ねて強化された異系の血から生まれた上級馬は、ベストトゥベスト大量生産方式から生まれた馬とは全く違った素晴らしい爆発力を秘めている可能性があり、モンスーンウェディング'12の母父モンスーンも、もしかしたらそんな底力を持った異系種牡馬かもしれないんですよね。

正直言って、モンスーンウェディング'12の血統表の下半分を見ると、「何じゃこのよく分からん血統は??」と思う人が多いかもしれませんが、ドイツ産の良質繁殖というのはそういうものだし、それでこそ“商業主義的ベストトゥベスト馬”だらけの日本にモンスーンウェディングが存在する価値があるのではないでしょうか。。。

あ、あ、あれれ??
なんだか話が脱線してきた上にものすごく長くなってきましたので、この路線はここまでにしまして…(^_^;)
いろいろ小難しいことを書きましたが、要するに私、昨年の展示会でモンスーンウェディング'12を見た瞬間、『欧州の上級馬らしい、なんとも雰囲気のある馬だなぁ』と思ってしまったんです。
それまでは、こういう血統の馬が日本で走るとは思えないよなぁと感じていたのですが、実際に見た馬の雰囲気があまりにも良かったので、血統背景なども改めて調べてみる気になったのです(^^ゞ

ってな事をいくら考えてもですね、結局競馬にいけば速く走る能力が試されるわけでして、その面でモンスーンウェディング'12がどうなのかは全く知る由もありません。(世の中にはいい馬だけど脚が遅い、というのも多いですから…)
ですが、バリバリのドイツ血統に欧州主流血脈のガリレオ系New Approachを配合した馬が日本の馬場で走るなんて、それだけでも素晴らしいロマンがあるじゃあないですか!\(^O^)/

ということで、モンスーンウェディング'12はレフィナーダ'12に負けず劣らず気になっているのですが、実際に出資をするとなれば、仕事で稼いだ大事なお金を使うことになるわけで…。(あ、弱気になってるわけじゃないです!)
もちろん、ロマンに全てを賭けるのもアリだと思ってはいるのですが、モンスーンウェディング'12のことは本当にいい馬だと思っているだけに、もう少しジックリ見守れば、自信が確信に変わるような気がしています。(古い…)
ホント、何をやっても優柔不断というやつは、なかなか困ったものでありますなぁ…(^_^;)


【モンスーンウェディング'12募集写真 : 公式HPより】
*広尾TCのご好意により、クラブ公式HPからの記事・写真転載の許可を頂いています。

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大成功! ほんのり甘い味噌雑煮(^_^)

2014-01-03 08:43:34 | うまいもの
お正月の三日目に味噌仕立てのお雑煮を食べるのは去年と同じなのですが、今年は新たなる挑戦の年ということで、ほんのり甘みが感じられる、マッタリしたお雑煮にチャレンジすることにしました。

甘味のある味噌のお雑煮と言えば、京都など西日本で多く見られる白味噌のお雑煮が有名ですが、白味噌を使うと、慣れない関東人にとっては「甘ったるくて後味に違和感がある」お雑煮になってしまう危険性があり、また、正月のお雑煮のためだけに白味噌を調達するのも大変ですから、今回はいつも味噌汁に使っている田舎風のあわせ味噌で作りました。

ジャーン! こちらが完成形です。


具は里芋、大根、にんじんのみ。非常にシンプルではありますが、ダシや味噌を煮詰め過ぎないために、材料はそれぞれ下茹でをしておくなど多少は気を使っています。(ちょっとしたひと手間で美味しさが違う…と信じたい(^_^;))

焼いたお餅が味噌汁を吸ってトロけています。


ふと気がついて、もみ海苔を入れてみたら、これがまたなかなか。


それでですね、結論なのですが、このお雑煮は大成功でした。
白味噌のようにマッタリした甘みではないものの、普通の味噌汁とは明らかに違うやさしい甘みが感じられて、何だか特別なテクニックを使ったのかと思われそうな味でした。(海苔の風味が加わると更にグレードアップな感じです!)

あれ?そういえば、どうやって甘みを出したのかをまだ書いていませんでした(^^ゞ
では答えを言います。。普通の味噌汁と違うところは、(1)ダシを濃い目に、(2)塩をひとつまみ、(3)お酒を入れて、(4)砂糖を入れる!、以上の4点です。

はい、甘みの素は砂糖です(^_^;)
ただですね、注意が必要なのは、砂糖は入れすぎるとダメだと思います。具体的には、(1)~(3)までは適当に勘でやっていただいて、(4)の砂糖だけは少なめから始めて味を見ながら…、というのがいいと思います。
味見と味付けのポイントは、あくまでも「ほんのり甘みが加わったかな?」というレベルで止めておくこと。
本格的に砂糖で甘くなった味噌汁って、やっぱり美味しく無いと思いますから。。

ということで、本日のお雑煮づくりは、新年早々新たなるチャレンジを実行し、しかも大成功を収めるという非常に縁起のいい出来事となりました。(ちょいと大げさではありますが(^_^))
こういうお雑煮が世の中に出回っているものなのかどうかは知りませんが、いつものお雑煮に飽きたとき、試しに挑戦してみてはどうでしょう。意外にと言いますか、結構いけると思うんですよねぇ(^^)v

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