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2016広尾TC展示会報告(6)・ビジューミス'15

2016-09-21 21:59:44 | イベント・募集馬検討
今回展示会でのトップバッターは、ファンタストクラブの一頭目で登場したビジューミス'15でした。
正直なところ、この馬が広尾から募集されたのはまさかの出来事でしたが、ドリームファームで入厩準備をしている姉、ビジューブランシュへの期待の大きさもあいまって、ある意味興味津々での実馬確認となりました。

あ、その前に、本馬の父Jimmy Creedという種牡馬について、竹内さんが簡単に解説をしてくれました。
こういうちょいと気が利くところは規模が小さい広尾TC展示会ならではです。 世界の競馬に詳しい方なら別ですが、(日本の)普通の競馬ファンはJimmy Creedと言われても、実感としてピンときませんからねぇ(^_^;)

血統に関することは竹内さんの解説を見て頂くに限りますが、面倒な方は簡単に、「フォーティナイナー系ディストーティッドヒューモアの産駒で米国のスプリントG1を勝ったスピード馬、リトルゲルダの父Closing Argumentよりは上の評価で、オーストラリアとのシャトル種牡馬」、程度の知識を頭に入れておくと便利でしょう(^^)









いきなり話がそれますが、私や小岩の達人さんは、ビジューミス'15にジミーちゃんという愛称をつけていました。
何だか不真面目で申し訳なかったですが、小岩の達人さんは最終的にはキッチリ出資をしたようですから、目一杯の愛情をこめてのジミーちゃん呼ばわりだったんですよね。 何と言いますか、そういう愛情表現もありなんですよね(^^)
(馬名選挙は「ジミーチャン」とかで応募するのかな?)

馬の話に戻します(^^ゞ
川嶋さんによれば、本馬は移動間もないものの、一応、跨り始めた段階とのことでした。
「素直で順応力があるので、これからも順調に調教を積めるでしょう。お尻にボリューム感があってパワーもありそう。トモ高なのは成長途上ゆえですが、脚の長さのとのバランスを考えると、やはり1600m以下で勝負のタイプでしょうか。見て頂いてわかるように、鍛える前からヨロにこれだけ筋肉がついているのは珍しく、パワーはあると思います。」

僅かな期間とは言え、乗った印象が聞けるのはありがたいです。
正直、Jimmy Creed産駒が日本でどの程度走るかは未知数ですが、馬自身はなかなかバランスが良かったですし、歩いたときの筋肉の動き、盛り上がりなどからも、ダート短距離なら勝ち上がりに苦労はないタイプに思えました。

逆に言えば、芝はどうかとか距離は持つのかとか、そういうことは後で考える… で充分かもしれません。
もちろん先のことはわかりませんが、竹内さん言うところの“スプリント×スプリント”配合で、まずはダート短距離をパワーとスピードで押し切って勝ってしまう。 その先のことはそれから考える、でもいいのではないでしょうか。

いずれにしても、会場等で聞いた関係者の皆さんの話を総合すると、(芝かダートかは別にして)ビジューミス'15がマイル以下、スプリント中心のスピードタイプなのは間違いなさそうです。
私の出資馬でこういうスペシャリストタイプとしては、スプラッシュエンドなどが思い出されますが、短距離戦もハマると面白いですし、そもそも競馬はクラシックが全てではないですからね。
そこはハッキリと割り切って、こういう馬で楽しむのもアリだと思います(^^)

最後にまたまた話がそれますが、本馬の紹介のとき、比較対象としてビジューブランシュの話が出てきました。
川嶋さん木村さんによると、姉のビジューブランシュと15年産は全くタイプが違うそう。 お姉さんはファンタスト木村での育成中に胴に伸びが出て、育成サイドとしては、「芝のマイル以上が合っているタイプ」と見ていたそうです。
果たしてビジューブランシュがどういう路線を歩むのか、そちらもとっても気になりますね(^^ゞ


◇ビジューミス'15
牡1歳 鹿毛 2015.05.29生 千歳産
父:Jimmy Creed 母:ビジューミス (母の父:Buddha)
エクイノムスピード遺伝子C:C型(短距離適性)
美浦 二ノ宮敬宇厩舎予定
販売総額 2,800万円 / 総口数 2000口 一口価格 14,000円

最新近況:
北海道・日高町のファンタストクラブ内木村牧場在厩。ひと通りの初期馴致をスムースに終えており、現在は騎乗運動へと移行しています。馬体重442kg、体高152cm、胸囲175cm、管囲19cm(9/16測定)
「ひとつ上の姉同様に骨量があって、しっかりとした馬体が印象的。肩の角度、胸幅、胴伸びなど、いずれも適度なものですし、それらが非常にバランス良くまとまっていますよね。付くべきところに筋肉が付いてきそうなボリューム感のある体つき。マイラー体型と言ってもよいでしょう。気性的には、環境の変化や人馬、物事にも何ら動じることなく、いつも平常心を保っているタイプ。これから少しずつ進めていく中での成長や変化にも注目したいと思っています」(川嶋担当)

募集写真:


広尾TC募集馬のページはコチラ:https://www.hirootc.jp/sellhorses/

*出資はあくまでも自己責任でお願い致します(^_-)-☆
*文中の引用コメントは私の記憶に基づいて書いています。誤り、ニュアンスの違いなどは全て私の責任ですm(_ _)m
*広尾TCのご好意により、クラブ公式HPからの情報転載の許可を頂いています。

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2016広尾TC展示会報告(5)・スイートマカロン'15

2016-09-21 05:46:26 | イベント・募集馬検討
今年の定期募集馬は例年になくレベルが高く、報告を書くのも苦労がなくてありがたいです。
5頭目の馬はデストリーライズ、ゼロカラノキセキと勝ち馬を輩出しているスイートマカロンの15年産です。
スイートマカロンの父はTale of tha Cat、スイートマカロン'15の父はディープブリランテで、いわゆる“ディープインパクト×ストームキャットの廉価版”みたいな事は以前も書きました。

いや、廉価版という表現は不適切かもしれませんが、これが本当にディープインパクト×ストームキャットだったら値段がいくらに跳ね上がるかを考えれば、あながち的ハズレな表現ではない気もしています。
それにですね、考えてみれば、例え廉価版であろうが何であろうが実際に馬が良ければイイわけで(^ .^)y-~~

“イイ馬”を探し出すのは簡単ではないし、やり方は人それぞれなのでしょうが、血統要素のアウトラインを理解しつつ実際に馬を見て動きを確認し、その上で、懐具合も考えながら出資すべきかどうかを検討する。 そんな流れのなかで素晴らしい出会いを求め続ける、そのプロセスこそが馬主疑似体験そのものなのでしょう。
(個人馬主さんでも、ディープ×ストームキャットをバンバン買える人なんて限られてますから(^_^;))









長々と能書きをしましたが、実は、実際に馬を見て一番評価が上がったのはこの馬、スイートマカロン'15です。
ファンタストクラブでこの馬が出てきたとき、第一印象からして完成度の高さが目を惹きましたし、しっかりした馬体、緩さの少ない筋肉質の身体つきは、今回新規募集になった8頭の中でもピカ一と言ってイイ気がします。
1歳のこの時季にこれだけしっかりした印象なのは、既に勝ち上がっている兄たちにもなかったことだと思いますし、8頭の中で早期デビューをめざすのならこの馬、そう感じさせるだけのものを持っていたと思います。

それから、馬体の印象だけでなく、歩きの印象もとても良かったです。
身体全体に力があるので踏み込みもしっかりしていましたし、それでいて固さがなく素軽い歩様なので、これまた芝で走らせてみたいタイプ。 ファンタスト木村の川嶋さんも、「手先が軽いので芝、多少長めの距離でも大丈夫」と仰っていました(^^)

現時点で完成度が高く、実利面でもリスクが少なそうな本馬ですが、それだけに判断のタイミングが問題です。
川嶋さんによれば、「二ノ宮先生なので、4月の坂路調教の動き次第で夏デビューか秋以降かを判断されるのでは?」とのことでしたから、セコくいくなら…、いやいや堅実を求めるなら、4月までは様子を見つつ出資タイミングを計る、という作戦もありそうです。
ただし、ホントに見た目の印象が良く、竹内さんの評価も高かった本馬ですから、参加会員さんの間でもかなりの人気を集めていたと思います。 ひょっとすると意外に早く売り切れる可能性もありますので、そこだけは要注意ですね。

血統背景以上に馬自身がいいと思えるスイートマカロン'15。
木村さんの言う、「しっかりした筋肉がついている、走るディープブリランテ産駒」のパターンを確立する可能性もありますし、お手ごろ価格の牡馬で二ノ宮厩舎ときていますから、出資候補に加えておいて損はなさそうです(^^)


◇スイートマカロン'15
牡1歳 栗毛 2015.03.20生 新ひだか産
父:ディープブリランテ 母:スイートマカロン (母の父:Tale of the Cat)
エクイノムスピード遺伝子C:C型(短距離適性)
美浦 二ノ宮敬宇厩舎予定
販売総額 1,600万円 / 総口数 2000口 一口価格 8,000円

最新近況:
初期馴致の開始時期に伴い、9月8日に生産牧場である木村秀則牧場より、日高町のファンタストクラブ内木村牧場に移動しています。馬体重446kg、体高151cm、胸囲173cm、管囲19.5cm(9/16測定)
「兄デストリーライズをさらにパワフルにした印象があり、肩や腰などの筋肉量は相当なもの。放牧時に他馬と相撲を取った際など、ずっと後駆で立っていられる腰の強さや負けん気の強さも本馬の特徴のひとつで、何と言ってもこのボリューム感ですから、まずダートは得意そうですよね。ただ、繋ぎなどはそれほど硬くありませんので、芝もこなせるかも。いずれにせよ、このしっかりとした馬体の造りを活かして兄姉よりも早期での勝ち上がりを目指し、そこからさらに上を狙っていければと思います」(木村秀則氏)

募集写真:


広尾TC募集馬のページはコチラ:https://www.hirootc.jp/sellhorses/

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*文中の引用コメントは私の記憶に基づいて書いています。誤り、ニュアンスの違いなどは全て私の責任ですm(_ _)m
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