例年、秋冬の定期募集はお馴染みの血統が主流ですが、今回募集になる8頭は、いずれも兄姉たちがすでに募集されている馬たち。 それぞれ濃淡はあるものの、募集時点で何となく愛着が湧いてくる顔触れになっています。
という事で、今回のラインアップはコチラです。

プレ発表なので、これ以上の情報提供は今のところありません。 ありませんが、以前から注目している血統の馬が実際に募集されるとハッキリわかりましたので、それなりに楽しい妄想が出来たりはします。
それと、管理調教師の情報が提供されたのはありがたいです。
考えてみれば、あとは価格の情報さえあれば、充分、初期の検討はできちゃいますよね。
ちなみに今回のラインアップには、お馴染み血統馬の中にあって異彩を放っている募集馬が一頭います。
それは、ビジューブランシュの半弟、ビジューミス'15です。
ビジューブランシュの半弟なので、広尾TCから募集されても不思議はないのですが、生産牧場は何とあの社台ファーム。 社台ファームがビジューミスを購入し、その時お腹の中にいた仔がビジューミス'15なのですが、私、まさか広尾TCで社台ファーム生産馬を見るチャンスがあるとは夢にも思っていませんでしたから(^_^;
募集馬に対する評価、感想については、来週の展示会後に改めてやりたいと思います。
今回はディープインパクトやキングカメハメハの産駒がいないので、正直、字面の派手さは感じませんが、どうしてもこの目で見てみたいと思わせる馬もいますし、クラブも可能な限り粒をそろえてくれたのでないでしょうか。
全容公開は来週金曜日(16日)なので今からイレ込むのは少し早い気もしますが、まずは募集価格予想コンテストに参加をしつつ、展示会参加から募集馬検討の流れを頭の中で整理しておこうと思います(^^)

吉澤ステーブル在厩のディメンシオンは、おもにBTCの坂路でのハロン17~18秒ペースのキャンター1本を消化。週1~2回、15-15を乗り込まれています。
◇本田広報担当のコメント
「休む前以上のペースで乗れており、いったん楽をさせたことが良い息抜きになったようで、精神的にカリカリすることなく乗り役とのコンタクトも取れています。バネの利いた走りは相変わらずの好印象。ムダ肉を削ぎ、必要な筋肉を盛っていくためにも、さらに乗り込みを積み重ねていきたいと思います。先日来場した調教師のニュアンスでは、あとひと月ほどしっかり乗って(吉澤ステーブル)WEST行きを考えていく流れのようでした」
-----
ディメンシオンの弟も、無事に今度の募集ラインアップ入りを果たしました。
父はハーツクライで管理するのは引き続き藤原英調教師。 藤原先生は、管理馬の弟妹だから何でもかんでも預かります、という先生ではなく、藤原厩舎にはいった時点である程度の素質、可能性を認められたという意味ですからね。
弟の話は別にするとして、まずはディメンシオンの状態ですが、先々週までのメニューからさらに進んで、今はハロン17~18秒ペースのキャンターを基本に15-15を週に2本乗られているとのこと。
一度休んで疲れを抜いたのが功を奏し、結果的に休み前よりいい状態になってくれたのは何よりです。
このペースをキープして、馬体を引き締めつつ更に調子を上げることができれば、「あとひと月ほどで吉澤ステーブルWESTへ」という藤原調教師の作戦が現実のものになりそうです。
動画のキャンターを見る限り、まだまだ走りに余裕がありそうですし、ゆったり落ち着いていて長めの距離にも充分対応してくれそう。 妄想モード的には本馬は桜花賞よりオークス狙いのタイプですから、ここまではピッタリイメージどおりに来ています。
年明け早々にひとつ勝って、そのあとは自己条件の中距離とトライアルへの出走を両睨みで考える…。 能力さえあれば、そういう作戦で狙えるのがオークス出走ですから、北海道でのあと一ヶ月、慌てず着実に地力アップを図って欲しいと思います。
【吉澤ステーブルでのディメンシオン : 公式HP(9/2更新分)より】
*広尾TCのご厚意により、クラブ公式HPからの情報転載の許可を頂いています。 ご面倒かもしれませんが(^^ゞ 応援クリックを何とぞ!m(_ _)m
◇村上場長のコメント
「先週の土曜日から、ラスト1Fだけ少し仕掛けて13秒5でフィニッシュ。併せ馬で先着したように、ちゃんと反応してくれていましたし、うちの同期の牝馬の中では十分な調教を消化できている一頭です。もう暑さは峠を越えており朝晩は涼しいほど。調教時の気温も22~23℃ですから、夏バテの心配はありません。この調子で飼葉喰いや馬体重と相談しながら、適度に強弱をつけたメニューを継続し、下旬からはラスト2Fを動かしていく予定です」
-----
ステラバレットの妹が募集ラインアップ入りをしました。
父がワークフォースに替わり、管理する調教師は森先生から尾関調教師へ。
クラブは、私が尾関調教師の隠れファンだと知っていてこういう作戦を取ったのでしょうか。
尾関先生は真面目で律儀で、イベントなどでも口数は少なめですが、間違いなく信頼できる調教師です!
それはさて置き、ステラバレットの話です…
このところ55~57秒を継続していましたが、9月に入ってようやく54秒まで時計を詰めてきました。
ペースを上げようとした時点でモタつくようだと、入厩するまでにはまだ時間がかかるかも…と思っていましたが、そんな心配はご無用とばかりにあっさりクリアしているようなのは、これは非常に嬉しいニュースです(^^)
小柄な身体ゆえ、成長促進の意味合いもあり、「入厩に関しては急がない」のが森先生の方針ですが、420kg台をキープしつつ、今月下旬からのラスト2Fの速めも楽にクリア出来れば、栗東トレセン行きが具体化することになるでしょう。
更新された動画で見る走りのイメージも、前回、前々回の動画よりグンと良くなっている気がします!
何だかんだと心配させる割りには全く順調なステラバレット。 きっと私が勝手に心配しているだけなのでしょうが、こういう、“心配をかけるけれど全然大丈夫な馬”、これはなかなか珍しい気もします。
これからも心配だけならいくらでもしますので、健康、順調に過ごして欲しいと思います(^^)

【エミオンステーブルでのステラバレット : 公式HP(9/8更新分)より】
*広尾TCのご好意により、クラブ公式HPからの情報転載の許可を頂いています。
