栗東トレセン在厩のヴィジャーヤは、日曜日にCウッドで半マイルから時計をマークしています。
- 21.07.04 助 手 栗CW稍 半哩 ---56.6-40.6-12.8(9) 馬ナリ余力
- 21.06.30 助 手 栗東坂良 1回 54.6-40.3-25.5-12.0 馬ナリ余力
◇池江調教師のコメント 「日曜日に続き、今週は長めからコースで追い切ろうかとも考えていましたが、ここにきて左トモ飛節にいくらか張りが出たものですから、大事を取ってペースを落としました。おそらくこの小休止によって乗り越えられるはず。今週末もしくは来週には大きめのところを乗れるのではないかと思います」
-----
いやぁ、この期に及んで「ここにきて左トモ飛節にいくらか張りが出た」とは怖すぎますね。。池江先生によれば、7日(又は8日)の追い切りをパスしたことで乗り切れるレベルだろうとのことですが、是非ともそうであって欲しいですし、今週末か来週には追い切りができる程度の『張り』であることを祈ります。
しかし、本当にヴィジャーヤにはハラハラドキドキさせられます。見ようによっては、冗談半分に言っていた「秘めた能力は秘めたまま」とか「結局、最後まで秘密兵器のまま」とか、そういうことが現実になるギリギリの段階とも考えられますし、もう、何と言いますか、穴を掘って遊んでる場合じゃないんだよと…。(^^;)
基本的には慎重な池江先生が「乗り越えられるはず」と仰っているので大丈夫だとは思いますが、早く『思い通りに進まない流れ』を断ち切って、実戦で能力を確認させて欲しいと思いますm(_ _)m
【吉澤ステーブルWEST在厩時のヴィジャーヤ:公式HP(2021/7/2更新分)より】
◇野中調教師のコメント 「レース後も特に大きな疲れや反動は見受けられませんので、このまま函館に滞在し、中1週で7月18日函館11R 函館記念(G3・芝2000m)に向かいたいです。昨年同様の良績を残せるようにしっかりと仕上げていきたいと思いますので、年齢を感じさせない競馬を見せて欲しいところです。鞍上は、勝浦正樹騎手で調整中です」
-----
先週のレースはうまく展開がハマらず、8着という結果に終わっています。ただし、4月の福島民報杯より見どころのあるレースだったと思いますし、約3ヶ月ぶりの実戦だったことを考えれば、元来、叩き良化型のドゥオーモにしては悪くないステップだった、と見ることもできますからね。
お陰様でレース後に反動や疲れが出ることもなく、当初の予定通り中一週で函館記念へ向かうとのこと。どこまでやれるかは(年齢的なことも含めて)読みにくいところもありますが、陣営は虎視眈々と一発を狙っているようですし、玄海特別(1着)、小倉大賞典(2着)でドゥオーモの力を引き出した勝浦騎手とのコンビ復活も好材料だと思います。展開に左右されるのは仕方がないとして、再び元気一杯なところを見せて欲しいと思います。
そう言えば、函館記念には同期のハナズレジェンドが出走を予定しており、期せずして広尾TCの8歳馬2頭が揃い踏みということになりますね。結果はさて置き、舞台が重賞となると、それはそれでなかなか珍しいこと。基本的に後方から追い込むスタイルは共通なので、直線で見間違わないよう気をつけたいと思います(^^;)
【2021/7/4函館 巴賞(OP/芝1800m)でのドゥオーモ:公式HPより】