栗東トレセン在厩のヴィジャーヤは、23日朝、ポリトラックを単走で追い切られています。
- 21.07.23 助 手 栗東P良 6F 82.2-65.7-51.4-37.9-12.7 馬ナリ余力
- 21.07.15 助 手 栗東坂良 1回 67.5-47.8-30.2-14.4 馬ナリ余力
- 21.07.04 助 手 栗CW稍 半哩 56.6-40.6-12.8(9) 馬ナリ余力
◇池江調教師のコメント 「この中間は負担がかかりそうな坂路での調整を控え、飛節部の傷のケアに専念。調教に支障がないレベルまで治ってきましたので、今朝ポリトラックを長めから馬なりで追い切りました(6F 82.2-65.7-51.4-37.9-12.7)。午後からの様子などもしっかりとチェックしつつ、何とかこのまま速めの本数を積み重ねていき、第4回小倉開催に向かいたいところです」
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いよいよ時間制限ギリギリ一杯になってきたヴィジャーヤですが、ようやく飛節部の傷が治り、ポリトラックでの『馬ナリ長め単走追い』をするところまで回復してくれました。
正直、フレグモーネによる傷でここまで追い込まれるとは考えていませんでしたが、これほど厄介なケースがあるとは…です。それでもこのタイミングで何とか持ち直してくれたこと、時計としてはまだ追い切り入り口段階ながら、少なくとも第一歩を踏み出せたのは良いニュースでしょう。ギリギリもイイところではありますが、これなら4回小倉(8/14~)までには何とか間に合ってくれそうです。
今年3月、当時のデビュー戦に向けたプロセスを考えると、このあとはCWを中心に負荷をかけていくはずです。経験馬相手に勝ち切るためには、その中でどこま状態を上げていけるか、それが勝負かもしれません。