クレッシェンドラヴが七夕賞(G3)に登録されました。
登録馬は17頭ですが、クレッシェンドラヴは収得賞金も充分稼いでいますから、(おそらくハンデも重いでしょうし)問題なく出走できる立場なので安心です。
それはさて置き、30日の一週前追い切りで良い動きを見せたあとも、金、土、日と坂路に入って日曜の時計は55.7-40.6-26.6-13.4秒。引き続き順調に調整されているようですし、状態面については全く心配ないでしょう。
ザッとメンバーを眺めたところでは、ディアスティマ、ウインイクシード、トーセングランといった名前がなく、ショウナンバルディ、トーラスジェミニ、クラージュゲリエあたりが強敵になりそうですが、福島の2000mでやるなら何とかなっておかしくないメンバー構成に思えます。
ハンデがどうなるかにも注目ですが、やはり、連覇のチャンスありの一戦になりそうです!
**2021/7/11福島11R 七夕賞(G3/芝2000m)登録馬**
巴賞で8着となったドゥオーモの関係者コメントです。
◇野中調教師のコメント 「スタートから鞍上がある程度は促してくれたのですが、やはりあの位置からの競馬になってしまいますね。ただ、今日もしっかりと走ってくれていたことですし、次はここを使ったことによる良化も見込めるはず。これから開催が進むにつれて更に時計がかかる馬場になるようであれば、本馬にもチャンスはあると思っています」
◆クラブのコメント 「最後の直線で脚を使ってくれましたが、先行勢が止まらない流れでもあり、勝ち馬からコンマ5秒差の8着まで。どうしても後方からの競馬となってしまう分、展開に左右される点は未だ拭いきれません。なお、このあとは、「中1週で7月18日函館11R 函館記念(G3・芝2000m)へ」と調教師。それでも馬場や斤量、展開ひとつで逆転の目は残されているはず。昨年同様、波乱の立役者となる大駆けを見せて欲しいところです」
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期待していた団野騎手のコメントはなしでしたが、まあ、いろいろご都合もあるでしょうから仕方がありません。考えてみれば、そもそも団野騎手はテン乗りでしたし、以前との比較などはできないですからね(^^;)
ということで、野中先生は大体いつも通りの雰囲気で、次走函館記念でも上位を狙っていきたいと前向きなコメントをしてくれました。もちろん、タダでそんなにオイシイ話があるわけはなく、一度使った上積み(勝負どころでの反応が微妙だったのは久々の所為?)、時計が掛かる馬場状態、そして展開面での恩恵などが必要ですが、そういう要素が揃った時に何かが起こるのがハンデ戦ですからね。
昨年ほどうまくハマるかどうかは分かりませんが、出走する以上は『波乱の立役者』になる準備をしっかりやって、また元気な姿を見せて欲しいと思います!
函館11R 巴賞(OP/芝1800m)に出走したドゥオーモは8着でした。
【レース内容】まずまずのスタートから定位置の後方へ。ペースが落ち着いた分、勝負どころまでの追走は楽でしたが、3角手前で一気にペースが上がった時に一呼吸対応が遅れ、後方2番手のまま4角から直線に入るカタチに…。直線ではドゥオーモなりに懸命に脚を伸ばしましたが、楽なペースで先行した馬たちの脚色も良く、ようやくゴール前でバテた馬2頭を交わしての8位入線となりました。
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ひとまずお疲れ様でしたm(_ _)m
パドックでも活気のある姿を見せてくれましたし、見た目に衰えのようなものは感じなかったのですが、さすがにあそこまでペースが落ち着いてしまうと、函館の短い直線で一気に上位進出するのは難しいですね。
それでも上り3F34.8秒は推定2位、勝ったサトノエルドールからは0.5秒差でしたから、着順ほど大きく負けた印象はなく、しっかり最低限プラスアルファのレースを見せてくれたと思います。
個人的には、まずは久々の函館で無事にレースを終えてくれたことが一番なのですが、ドゥオーモの場合は年齢が年齢だけに、あまり大きく負けると『進退問題を言われてしまうのでは…』とハラハラします。その意味では頑張って8着まで上がり、奨励金と手当てを稼いでくれたことも良かったです(^^ゞ
このあとは、まずはレース後の無事確認、そして函館記念出走表明があるのでしょうが、全体的な行きっぷりや勝負どころでの反応など、団野騎手のコメントが確認できるとありがたいですm(_ _)m
**2021/7/4函館11R 巴賞(OP/芝1800m)・良**
ステラリード’20の動画・写真が更新されました。
【様似木村牧場在厩のステラリード’20:公式HP(2021/7/2更新分)より】
全兄カイザーノヴァに続き、半兄キングエルメスが新馬勝ちをしたことで、さらに期待が高まる本馬ですが、すごく大雑把な印象としては、カイザーノヴァとキングエルメスを足して2で割ったようなタイプと言えるかもしれません。いや、立ち写真はどちらかというとカイザーノヴァ寄りで、歩かせるとキングエルメスっぽさが出てくると言いますか…。(さすがに大雑把すぎますかね??)
最終的には2頭のイイとこ取りができると最高なのですが、まあ、実際には本馬は本馬なりに順調に成長していくこと、それが一番なんですよね。(当たり前と言われればその通りです(^^ゞ)
ちなみに前回の近況では「性格は悪くなく、人に対して反抗するようなこともない」との話がありましたが、歩いている時の仕草には、トレーニングが始まるとキツさが出てくるかもなぁ…と思わせるところも。。でも、結局、カイザーノヴァもキングエルメスも大きな問題なく競馬をしてくれていますし、同じシュウジデイファームでお世話になれるのですから、きっと大丈夫だと思っておきましょう。
とにかく兄2頭が新馬勝ちをしてしまいましたので、どうせなら本馬も最初からそのつもりで頑張って欲しいです。と言いますか、矢作先生的には、当たり前に『3兄弟3年連続新馬勝ち』のつもりかもしれませんね(^^)
アスカビレン’20の動画・写真が更新されました。
【パカパカファーム厚賀分場在厩のアスカビレン’20:公式HP(2021/7/2更新分)より】
前回の近況で「青草を食べられるようになってから成長が窺えるように…」との話がありましたが、全体的に馬体にボリューム感が出てきたように思いますし、単にバランスの良い綺麗な牝馬ではなく、力強さも兼ね備えた大物感のある馬になりつつあると思います。(これも贔屓目というヤツなのか…)
キョウエイカルラ’20に比べると一ヶ月ほど生まれが早い本馬。ただ、それを差し引いたとしても、やはりこの馬は良く見えてしまう…。まあ、こうなるとどこが良いとか悪いとかではなく、単に好みの問題かもしれませんね(^^ゞ
池江厩舎の先輩、タレントゥーサ(ショウナンタレント’19)もヴィジャーヤも、初期馴致を始めたのは8月後半でしたから、順調にいけば、本馬も来月には吉澤ステーブルに移動になるのでしょう。気が付けばパカパカファームで過ごす期間もあと僅かですから、今のうちにたくさん青草を食べ、良い準備を整えて欲しいと思います。
キョウエイカルラ’20の動画・写真が更新されました。
【モリナガファーム分場在厩のキョウエイカルラ’20:公式HP(2021/7/2更新分)より】
冬毛が抜けて、驚くほどきれいなラインの馬体が現れたのは前回(6月)の写真からですが、それからわずか一ヶ月間で、さらに良く見せるようになった気がします。まだ遅生まれ牝馬ゆえの幼さ、多少の線の細さはあるにせよ、トモ高のバランスはサイズアップを期待させますし、いよいよ本格的な成長期に入ってきたのかもしれません。
『本格的な成長期に』というのは、正直、希望的観測でもあるのですが、逆に言えば、これでサイズ(特に背丈)が伴ってくれば、相当に見栄えのする牝馬になるだろうなぁと…。筋肉のつき方などはとても良いだけに、初期馴致~トレーニングが始まるまでのあと数ヶ月で、できるだけ余裕を作っておきたい思いもあっての期待です。
そうですねぇ、昨年秋の募集開始以来、ここまではとても良いイメージで成長していると思います。それを考えると、細かい話は抜きにして、あとしばらくはとにかく元気に健康に…。それが一番大事ですね(^^)