先週時点でチラシが郵送されていましたので、特に新しい情報はないですが、公式サイトに『広尾TC・15周年記念特別募集のお知らせ』が出ましたので、改めて取り上げておきます。
広尾サラブレッド倶楽部リニューアル15周年を記念して、2022年3月26日(土)より、2023年2歳馬2頭を対象とした特別募集を行います。
◆募集馬プロフィール◆
☆母は当倶楽部募集馬、牝系は名繁殖Sex Appeal
エンパイアブルー’21 牡馬 鹿毛 21.4.11生
父マジェスティックウォリアー 母の父エンパイアメーカー
栗東・矢作芳人厩舎入厩予定
☆母は当倶楽部募集馬、おじに中央3勝馬、グランソヴァール
ゼロカラノキセキ’21 牝馬 黒鹿毛 21.3.15生
父ホッコータルマエ 母の父キンシャサノキセキ
美浦・尾関知人厩舎入厩予定
〇募集馬スケジュール
◆オフィシャルサイトにおける詳細(募集価格、立ち写真等)の発表
3月11日(金)夕刻 全容公開予定
◆募集馬リーフレット・申込ガイドの発送
弊社オフィシャルサイト上でのご案内のみとなりますので、 募集馬リーフレット・申込ガイドの発送はございません。
◆申込受付 <先着順による受付>
3月26日(土)より<先着順>受付開始
インターネット ・・・ 3月26日(土)10時~
電話 ・・・・・・・・ 3月28日(月)11時~
◆出資確定
お申込が殺到した場合、Web申込受信時刻順に口数を確保するものとし、満口到達以降のお申込に関しましてはその旨を翌営業日までに電子メールによってお知らせいたします。
全容公開までたっぷり一ヶ月あるので、15周年記念特別募集馬については今すぐどうこうではないものの、期せずして2頭の兄姉の残口数が減っており、特にエンパイアブルー’20については残38口と、いつ売切れても文句は言えない状況です。
エンパイアブルー'20の残口数が「38口」、ゼロカラノキセキ’20の残口数が「148口」となりました(2/10 09:00現在)
エンパイアブルー’20については、全弟が周年記念ラインアップ入りしたことに関係なく、もともとのデキの良さに加えてこのところ460kgを超えるなど、馬体がグッと充実してきたことが評価されているのだろうと思います。
私としては、エンパイアブルー'20に全弟がいると分かった時から考えていた、『イザという時は2年目の産駒で勝負』の方針を変えないつもりではあるものの、動画で見るエンパイアブルー’20はやる気満々で前進気勢がありますし、さすがエンパイアブルーの仔だけあって、バネも柔らかさもある弾むようなキャンターを見せているんですよね。正直、出資欲を抑え切れるかどうか微妙なところですが、3/11の全容公開までは『動かざること山の如し』で頑張りたいと思います(^^ゞ
ステラエージェント’21の残口数が「満口直前」となりました(2/10 09:00現在)
一方で、ステラエージェント’21以外があまり売れていない(ように見える?)21年産については、ステラエージェント’21が満口直前となったことで、その傾向が一層ハッキリしてきたのかもしれません。
私としては、今のところ、ステラエージェント’21への追加かデプロマトウショウ’21を考えている状況ですが、エンパイアブルー’21に行くことがほぼ確定的だとすると、こちらも3/11までは判断を保留したいところ。。
全体を整理してみると、21年産募集馬は現時点で6頭が揃いましたので、例年通りであれば、初夏の本募集と秋の追加募集であと10頭程度の追加があると想定できます。そうなると、現状見えている6頭の中から2頭出資に抑えることができれば、ミスペンバリー’21やステラリード’21を含めて10頭から3~4頭を選べるわけで、今後の出資作戦がだいぶ楽になると(勝手に)考えていたりします(^^ゞ
**広尾TC 2020/2021年産募集馬ラインアップ**(太字太枠は出資済・残口は1/27 9時時点)
三嶋牧場(野深分場)在厩のステラエージェント’21は、引き続き、日に10~11時間ほどの日中放牧により管理されています。
◇清水厩舎長のコメント 「以前は特定の相棒といつも一緒でしたが、最近は色んな馬たちと遊んでおり、かなり動き回っている様子。元気を余している感じで運動量は多い方です。身幅はこれからのようですが、少しずつ背丈が伸びてきた印象が強く、順調に成長が進んでいると言ってもよいでしょう。馬房内ではおとなしく落ち着いており、放牧地では思う存分に遊び回っているように、オンとオフがはっきりしているように思います」
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動画を見ても写真を見ても、相変わらず可愛くて良い馬です。脚の運び、身体の使い方、顔つき、どこをとっても不安を感じませんし、放牧中もしっかり動いているようなので、これはもう大きな期待をかけるしかありません。
馬体の成長についてはまだ何とも言えませんが、実際に背丈が伸びているとしたら嬉しいこと。。募集のPOINT!に「初子ゆえにサイズはやや小ぶり」との話が出ていましたが、もしも将来ダートを走るとしたら、中型ぐらいには育って欲しいですからね。
あとはそうですねぇ、本馬は2月末の生まれですから、できることならあと半年ほどで、シュウジデイファーム移動の話が出てくるぐらいに成長して欲しいところです。最近の競馬はサイクルが早く、ある程度早い時期からトレーニングできる馬が有利ですから、(お値段なりに成功するためにも(^^ゞ)引き続き健康で順調な牧場ライフを送って欲しいと思いますm(_ _)m
【三嶋牧場(野深分場)在厩のステラエージェント’21:公式HP(2022/2/4更新分)より】
ちなみに、「馬房内で大人しくしている」様子がHIROさんのツイートで紹介されていました。どうやら、お気に入りの場所でジッとしている感じの『落ち着き』のようなので、実は、意外に頑固なところがあるのかもしれませんね(^^;)
オフ時のえーちゃん😒
— HIRO (@greendandy0202) February 11, 2022
このポジションがお気に入りのようでここから動きません🤭
#つい先ほどのえーちゃん pic.twitter.com/3StWJT3wwm
カイザーノヴァは、11日、美浦トレセンに入厩しています。
◇鈴木慎調教師のコメント 「雪の影響が心配されましたが、無事に入厩しています。まずは様子を窺いながら調整していき、順調に進むようであれば、2月26日中山10R 富里特別(2勝クラス・芝1800m)への出走を検討していきたいと思います」
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鈴木慎太郎厩舎のカイザーノヴァが、美浦トレセンに入厩しました。
矢作厩舎から転厩して以降は吉澤EASTで調整を続けていましたが、新たな環境での本格的なスタートは、中山開幕週の冨里特別(2/26中山)が有力とのこと。芝1800mへの出走は、ちょうど一年前、昨年の共同通信杯(G3/芝1800m・6着)以来のことになります。結果は別にして、こういうレース選択は転厩したからこそ…なのかもしれません。
昨年秋以降の不調は気持の問題が大きいと思いますので、簡単に復活というワケにはいかないかもしれませんが、環境が変わったことが、思った以上に良い方向に作用してくれる可能性も。。何だかんだで前走から一ヶ月ほどでの出走はできそうですし、このまま順調であれば、(適度に使いつつ復活をめざす意味で)転厩の恩恵が少しずつ効いくるような気がします(^^)
【2021/12/26阪神12R 猪名川特別でのカイザーノヴァ:公式HPより】