【キングエルメス】能力で押し切りたいっ！ 1/7 ニューイヤーＳ・枠順＆予想

＊＊2023/1/7中山11R ニューイヤーＳ（L/芝1600ｍ）15：35発走＊＊

◎　キングエルメス
○　ウイングレイテスト
▲　グラティアス
△　グランデマーレ
△　ココロノトウダイ
△　ワールドバローズ
△　シュヴァリエローズ

 

キングエルメスは７枠１０番になりました。正直、できるだけ内枠が良かったので１０番枠は微妙ですが、今回は１３頭立ての競馬ですし、ゲートさえきちんと出ればそれほど問題ないのではと思います。とにかくスタートを決めて逃げ主張が予想される９番についていき、内枠に入ったウイングレイテストやグラティアスを見つつ２～３番手をキープする、といったカタチを作りたいところです。

先行態勢さえスンナリ作ってしまえば、あとはもう地力で何とかするしかありません。鞍上の内田騎手は今回がテン乗りですが、キングエルメスはステラ仔の中では乗り難しくないタイプですし、逃げ先行から直線で早めに抜け出すシンプルな競馬が得意なので、ベテランの味できっとうまくサポートしてくれると思います。

相手はウイングレイテスト、グラティアス、グランデマーレ、ココロノトウダイ、ワールドバローズ、シュヴァリアローズと多士済々で、リステッドとしては結構なメンバーが揃った印象です。本来であれば、こういうメンバー相手でもキッチリ結果を出さなければいけない馬なのですが、東京マイルだった前走も微妙に距離が長かったのか、残り200ｍを切ったあたりで末脚が鈍ってしまいましたし、やはり、中山の坂をどう乗り切るかがポイントになってきそうです。

ということで、能力で押し切り力量上位を証明して欲しいという気持ちと、最後まで粘ってくれるのかな？という心配と、その両方を抱えながらの応援になりそうです。基本的には混戦模様の一戦だと思いますが、キングエルメスには休み明けを叩いた上積みもあるでしょうし、何とか勝ち切って賞金を加算して欲しいと思いますm(_ _)m

 

【パンサラッサ】いつもの元気が戻って馬体も回復「もう大丈夫」

 

チャンピオンヒルズ在厩のパンサラッサは、年末年始を休養に充て、４日より騎乗を再開しています。1月初旬の馬体重は５０７ｋｇです。

◇小泉厩舎長のコメント　「（１２月）２１日から跨ってみた感触が少々お疲れ気味でしたので、調教師にも相談をして、『年明けまで休ませる』ことに。その間、両トモにショックウェーブ放射を行うなどのケアを施し、４日からコース入りを再開しました。お休みを挟んだぶん元気が良すぎて大変でしたが、身体は戻りましたし、おそらくもう大丈夫。ここからまたピッチを上げていければと思います」

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前走香港カップが１２／１１でしたから、乗り出しが年明けになったのは、いつものパンサラッサに比べると時間が掛かった方だと思います。今にして思えば、前々走の天皇賞激走から香港への移動、現地での異例の猛時計追い切りから出走という流れが結果的にオーバーワークとなり、本番での不可解な大敗に繋がった可能性はある気がします。

ただ、思い切って年内を休養に充てたことで馬体は５００ｋｇ超まで回復したようですし、いつもの元気が戻って「もう大丈夫」との言葉も貰えましたので、次走に向けての調整には何の心配もいらないでしょう。まだ何とも言えない状況ながら、（選んでくれさえすれば）サウジカップでは、きっとパンサラッサらしい気持ちのよい走りを見せてくれることでしょう。

こうなると、海外勢を含めてサウジカップへの登録馬がどうなっているのか、選出馬の決定はどういうプロセスでいつ行われるのか…などが気になりますが、まあ、それはサウジの皆さんがやることなので情報を待つしかありません。野生の勘的には何となく『大丈夫でしょ！』と思っているのですが、果たしてどうなることやら…です(^^ゞ

 

【チャンピオンヒルズ在厩のパンサラッサ：公式HP（2022/12/23更新）より】

 

＊広尾ＴＣ様よりクラブ公式ＨＰ等からの情報転載許可を頂いています。

【バスラットレオン】妄想的にはフェブラリーＳからドバイへ！かな？

 

チャンピオンヒルズ在厩のバスラットレオンは、現在は、おもに周回コースで軽いキャンター2000ｍ、坂路でハロン１７～１８秒ペースのキャンター１本を消化しています。

◇小泉厩舎長のコメント　「ハイレベルな1400ｍの距離を戦ってきた後ということもあって、乗り始めのテンションはキーッと行きたがって大変でしたが、それも２～３日のうちに落ち着いてきました。インディバでケアしながら疲れは抜けてきていますし、特に大きなダメージはない様子。ここからまた少しずつ立ち上げていきたいと思います」

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前走阪神カップでは、必ずしも得意ではない馬群の中での競馬、ラチ沿いで我慢をして内から抜け出しを図る競馬を見せてくれました。結果は４着に終わったものの、０．2秒だけ負けた相手がダイアトニック、グレナディアガーズといった1400ｍスペシャリストたちですから、改めてよく頑張ってくれたと思います。（ダイアトニックは引退してしまいますが、グレナディアガーズには、諸々含めていつかきっちりリベンジしなければイケマセン( ･`ｰ･')ｷﾘｯ）

レースの後の様子については「特に大きなダメージはない様子」とのことなので、おそらくあまり心配する必要はないでしょう。バスラットレオンの状態見極めに関しては、チャンピオンヒルズさんはまさにスペシャリスト的存在ですし、バスラットレオン自身も決してオンオフが下手なタイプではないですからね。

その上で、注目の次走に関しては、疲労回復・調整の進み具合いに加え、現時点で目標についてのコメントがないことを考えあわせると、おそらく１月中の出走はなし。。必然的に最有力はフェブラリーＳ（2/19東京）へ直行するパターンになりますが、こうなると、確かに武蔵野Ｓで東京ダートマイルの試走を済ませているのは心強いです。

武蔵野Ｓでは斤量が４ｋｇ、２ｋｇ軽い馬に僅かに差されてしまったものの、相手は本番でもそれなりに人気をしそうな馬たちでしたし、芝でもダートでも一線級の力を発揮できる利点を最大限に活かし、悲願のＧ１奪取に向けて頑張って欲しいと思います！（まだ気が早い話ですけれど、Ｇ１を勝ってドバイでパンサラッサと落ち合う流れがベストですかね(^^ゞ）

 

【2022/12/24阪神11R 阪神カップ（G2/芝1400m）でのバスラットレオン：公式HPより】

 

＊広尾ＴＣ様よりクラブ公式ＨＰ等からの情報転載許可を頂いています。

【テラステラ】移動翌日からコース入りを開始

 

テラステラは１２月２８日にチャンピオンヒルズへ移動。現在はおもに周回コースで軽いキャンター2000ｍ、坂路でハロン１７～１８秒ペースのキャンター１本を消化しています。

◇小泉厩舎長のコメント　「インディバ（高周波温熱機器）でトモの疲れを取りながら、移動してきた翌日よりコース入りを開始。直後はテンションが高めでしたので、まずは馬を落ち着かせるように調整しているところです。少しずつしっかりとしてきた印象もありますし、極端にテンションが上がりすぎることもなく、いい所でハミを取ってくれる点などがこの連勝につながったのかもしれません」

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万両賞を勝ったテラステラは、レース後島上牧場を経由してチャンピオンヒルズへ移動、（完全休養ではなく）軽いキャンターを乗りながら疲労回復が進められれているようです。中一週の競馬が続いたにもかかわらず、移動翌日から乗られているあたり、疲れの程度がそれほどでもない証拠でしょうし、簡単に使い減りしない点は本馬の強みになりそうです。

良くも悪くもステラ仔の特徴であるテンションの高さについても、「極端にテンションが上がりすぎることはない」とのことで、少なくとも全兄カイザーノヴァより扱いやすい範囲に収まっているのではと。。今後、レースを重ねるにつれてどう変わっていくかは分かりませんが、今のところ良い方向に成長が進んでいるのは確かだと思います。

次走についてはファルコンＳ（G3・3/18中京）が有力と伝えられており、約２ヶ月ほどの成長促進期間がありますので、おそらくさらにパワーアップした姿が見られるハズです。ファルコンＳの内容、結果次第でマイルカップへの挑戦も見えてくるでしょうし、その目標に向けて一日一日を有意義に過ごして欲しいと思いますm(_ _)m

 

【2022/12/24阪神9R 万両賞（1勝C/芝1400ｍ）でのテラステラ：公式HPより】

 

＊広尾ＴＣ様よりクラブ公式ＨＰ等からの情報転載許可を頂いています。