Global Entry From 22 Countries For 2023 Saudi Cup | The Saudi Cup
Japan may have won four of the six international Thoroughbred races on Saudi Cup day last year, but the country’s bid for a first Saudi Cup could be led by the Yoshito Yahagi-trained Panthalassa (JPN) and Tetsuya Kimura’s Geoglyph (JPN), while Jun Light Bolt (JPN) holds an automatic entry after winning the Group 1 Champions Cup at Chukyo in December.(一部のみ抜粋)
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サウジカップの公式HPに上記のような紹介文が出ていました。
内容全文は各自確認頂ければと思いますが、要するに、『昨年のサウジカップデーで6戦4勝を挙げた日本勢だが、今年はいずれも初出場となるパンサラッサ(管理・矢作芳人)、ジオグリフ(管理・木村哲也)が中心の陣容。そして、チャンピオンズCを勝ったジュンライトボルトは優先出走権を持っている…』みたいなことが書いてあります。
ここに名前が出ていたからと言って、選出が確定的ではないでしょうが、少なくともサウジの人たちが『登録された日本調教馬の顔触れ』を見てどう感じているかを知る参考にはなるのかな?と思っています。
まあ、一番単純に考えれば、選出されるのは優先権持ちのジュンライトボルト、レーティング上位のパンサラッサ。さらにはレーティング次位のジオグリフが選ばれるかどうか…といった感じで、カフェファラオ、テーオーケインズ、クラウンプライドといったダートの強豪たちには厳しい情勢なのでしょう。(あくまで私の勝手な憶測です)
ちなみに、上記文章の前後を見ると、Emblem Road、Country Grammer、Taiba、Rich Strike、Rebel’s Romanceといった錚々たる名前とともにパンサラッサが取り上げられていて、それだけでも素晴らしいことだなぁ…とだいぶ悦に入っています(^^ゞ
美浦トレセン在厩のセントアイヴスは、8日よりコース入りを再開しています。
◇中舘調教師のコメント 「競馬を使って体が引き締まった感じもしますし、レース後の雰囲気も悪くありませんよ。ここまではまだ普通キャンターの調整で様子を見ており、週末に少し速めをやってみる予定。除外の可能性があるのかもしれませんが、上積みもありそうですし、1月29日東京2R 3歳未勝利(ダ2100m)を意識していきたいですね。エンジンのかかりが遅く、少々器用さに欠けるようなところがありますので、やはりダートの中距離は合いそう。2100mであれば引っ掛かる馬は前へ、モサモサしている馬は後ろからになるでしょうから、バラける展開になって都合が良いのではないでしょうか」
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1/5のデビュー戦では6着ながら、最後に脚を使って順位を上げるなど見どころのある走りを見せたあとだけに、この続戦は想定通りでしょう。レース直後に中舘先生が「構えて乗れる東京のダート2100mを視野に」とコメントをしておられたことから、1/29の東京2Rというのも予想通りですし、ごく自然な流れで2戦目に向かえるのはとても良いと思います。
それに、もともとセントアイヴスは『一度実戦を使ったあとの方が…』と言われていた馬ですし、前走の内容からも、使った上積みが大きいタイプに見えました。東京の2100m戦にどの程度(除外馬が出るほど)馬が集まるかは分かりませんが、すんなり出走が叶うとしたら、少なくともデビュー戦とはひと味違う走りが見られるのではと思います。
それにしても、「2100mであれば引っ掛かる馬は前へ、モサモサしている馬は後ろから、バラける展開になって都合が良い」というのは、いかにもジョッキー出身の中館先生らしい想定ですね。。そう言われると確かにそんな展開になりそうな気もしますし、モサモサしている一段の前あたりで回って来られたら『勝つ』まであるんじゃないか… と思えてきました(^^ゞ
【2023/1/5中山3R 3歳新馬(ダ1800m)のセントアイヴス:公式HPより】
栗東トレセン在厩のキングエルメスは、11日より騎乗を再開しています。
◇矢作調教師のコメント 「トレセンに帰ってきた後も馬体や脚元に問題はなく、テンションなどもいつもと変わらない様子。大きな疲れはありませんし、ほどなく乗り出せている状況ですからね。順調な回復傾向が見て取れますので、放牧には出さず、1月21日中京11R 睦月ステークス(オープン・芝1600m)に続戦の方向で調整を進めてみようかと思います。巻き返したいですね」
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前走ニューイヤーS(1/7中山)では外枠から先行したものの、直線入り口で早くも手応え一杯となり、その後はほとんど抵抗できないカタチでまさかの12着敗戦…。帰国初戦だった前々走のキャピタルSと比べても、さすがに走らな過ぎと思える内容だったので、てっきり『ひと息入れて仕切り直し』になるものと考えていました。
ただ、前走直後に矢作先生が「レース後すぐに息が入った、今日はまったく走りきれていない」とコメントされていたように、どうやら肉体的な疲れはほとんど無かったようで、結果、中一週で睦月S(1/21中京)に続戦することになりました。
本来であれば、続戦は喜ぶべきことかもしれませんが、『身体が疲れていない≒マトモに走っていない≒レースを自分で止めてしまった』と考えると、何故そうなったのかは気になるところ。。中山から中京に舞台が変わることで、本来のマジメな走りを思い出してくれるとありがたいのですが、果たしてそうなるかどうか、正直なところかなり不安を感じています。
どうなんでしょう… 矢作先生にとっても前走の負け方は想定外だったと思いますし、それを受けて、「もう一度チャンスをやるから今度こそちゃんと走って来い!」という感じなんですかね。。だとすると、チャンスを生かせなかった時が心配になってきますが、まあ、(除外問題があるので)出走可能かどうかも分からない中で、そこまで先回りしても仕方がありませんね。
いずれにしても、大敗後だけに次走は非常に大事なレースです。あまり時間はありませんが、できるだけの準備をして頂き、その上で前走の敗戦を払拭するような走りが見られることを祈りたいと思いますm(_ _)m
【2023/1/7中山 ニューイヤーS(L/芝1600m)でのキングエルメス:公式HPより】